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イベント企画制作会社、株式会社オフィス2384
社員の今村です

毎週日曜日の夜に投稿されるnoteです

弊社が生業とするイベント企画運営に関する

『導線』

これをテーマにしたnoteです

それではいってみましょう


目次.

7月1日の朝の話
■これは職業病なのか
■導線とは
■動線というと
■イベントにおける導線チェック~誘導導線計画たてておいてね
■渋谷駅の地下通路の話
■まとめ、職業病と思うワケ


2022年7月1日

本日猛暑につき寝坊しました
※猛暑で寝坊、は嘘です
※あ、寝坊はほんとね

埼京線一本で渋谷オフィスまで通勤をする日々です
コロナ前はビジネスタイムといいますか、
通常10:00出社、だったわけですが

最近は加齢のせいなのか生活の変化からか
朝早く出て作業、が多くなっています

早起きは三文の得というやつです

そんなわけで実質寝坊ではないです。
いつもの電車に乗れなかった、というやつです

弊社は現在半リモート業務の出社形態をとっています
社員はマイクロソフトteamsで連携をとっています

今村はその日は14:00からオフィスで渋谷の制作会社との打ち合わせが入っていたのでした

話をもどしまして電車の話

埼玉県から渋谷にびゃーんと通勤するわけですが、
いつものに乗れなかったら、次の電車が新宿止まりでした

渋谷まであと一歩ってやつです

ホームの乗り換えに慣れておらず、しかも一応朝の時間帯、
8:00のJR新宿駅、ホームは人でごった返しています

新宿もターミナル駅ですので、めちゃ人が混みますね

トランスファーをするべく階段orエスカレーターを目指すのですが
とにかく一斉に人が移動するために並ぶ並ぶ

人、人、人、人

ラッシュの時間帯にいつも思うんですけど、
駅のホームでは階段、めっちゃ並びますよね

改札などもそうかもですが。。。

■これは職業病なのか

導線が気になる
気になって仕方がない

【というか、待機列が後ろに伸びているんだから、】
【最後尾にちゃんと並んでよ】

【みんな急いでんだから】

【おいおい、あんたが横に割り込むから待機列が乱れたではないか】
【こちらが一向に進まないぜ】

【    】カッコ内は今村の心の声です

暑さ、慣れなさもあってちょっとイライラ笑していて恥ずかしいのですが
よく思うことがあります

運営的に、人の流れが気になってしまうんですね
JRさんに運用が悪いって苦言を呈しているわけではないですのであしからず
いつも時間通りにありがとうございます

朝は本当に、東京という場所と、この駅構内の通勤ラッシュのしわ寄せがたまたまここにきているだけです

■導線とは

OMOPPYイベント企画制作会社、オフィス2384
イベント業界ではリアルイベントの実施、企画段階で誘導導線というのが必ず出てきます

導線。。。

聞き慣れないですか

私は慣れてしまって、それが一般的かどうかがわからなくなってしまいました

読んで字のごとく、導く、線です

導くべき対象はお客様だけではなく自分たちも含まれます

・お客様、来場者導線
・運営スタッフ導線
・出演者誘導”裏”導線
・階段導線

などなど

イベント、プロジェクトをスムースに進めていくために
お客様の導線を組んでいく事が非常に重要であったりします

■動線というと

私がぐぐったところによると

建築などの専門分野でこの動線という言葉が多様されているようです
イベントでもめっちゃ使います

サイトをこちらにはらせていただきますね

【動線と導線】

お客様が動く経路、これを動線とよびます

我々がイベントで使っているものと同じ意味合いとみてとれます

私たちはイベントをアウトプットする際、基本はお客様目線というか、
サービスとして考えを形にしていきますので、

お導きをする
導く経路、道、線であるために導線、となるのかなと認識しています

一般的には、化学や物理の世界での伝導から来ると思うと、少し理系的な印象があるのでしょうか
熱伝導、超伝導、といったような感じですね

■イベントにおける導線チェック~誘導導線計画たてておいてね

机上でも、実現場でも
導線チェックに余念がない私たちです

企画制作段階では、

まず規模に合わせて会場から誘導案内計画を立てていきます

プログラム進行があるのであれば、
ステージ開始までに誘導計画が破綻しないか

受付や案内窓口はこの場所でこの数でこのオペレーションで問題がないのか
ここを入念にチェックしていきます

私は性格上、心配症、びびりタイプですので、企画段階からいろいろ考えています
たまに石橋を叩いて叩いて叩きまくって逆に叩き壊しちゃうみたいな

場所選びや人選、人の配置計画、すべて予算に影響をしてきます
ここで活かされてくるのは経験なのかなと最近つくづく思うところです
日々勉強ですね

とある会場を使ったリアルイベントを想定する際に、

受付があるとして

・参加人数に対しての受付窓口の数
・受付開始時間
・受付待機列のイメージ
・待機エリアの案内
・そもそも受付までの経路は適切に案内されているか
・誘導サイン計画
・スタッフの受付対応処理時間
・受付時配布物
・イレギュラー受付対応

受付ひとつをとっても結構沢山チェックポイントがあります

イベントというのは様々な計画が一つになってお客様、プロモーション対象に喜びを与える場となるわけですが
リアルイベント、人が移動をしていくという観点からみる導線というのは、かなり重要要素の一つといえます

導線があって、どのような誘導人員が、どのようなサインや案内をもって誘導するのか
誘導の話を始めると長くなるので、誘導についてはまた今度別の機会に

■渋谷駅の地下通路の話

安藤忠雄氏設計による地宙船

「渋谷駅」の乗り換えが不便なデザインになった理由

めちゃくちゃ不便になったといわれていますね

ただ、ここにはデザインや設計者の意思や願いとは別に

人流導線もかかわっているかと私はみています

沢山の人が一気に動く巨大な駅の中で、時間と人が滞ってしまわないために
意図的に人を流す経路が組まれているはずです

作者が込めた想いや願いよりも、速く移動をしたいと願う人にとっての導線の不便さ煩わしさの方が強かった結果なのかなと思っています

上記個人の意見です

私は圧倒的にJR路線を使っています
銀座線、京王線、東横線と続く感じでしょうか
いずれも渋谷駅です

代官山に行く際は東横線を使うわけですが
弊社道玄坂からですとJRの線路を越えて地下に潜って東横線にのるというイメージです
駅のホームに降りて行って各駅の電車の時間を待つ乗り換え行為よりも
会社からそのまま歩いたほうが近いのではと思い、いつも歩いています笑

中目黒、横浜にいくときは勿論乗りますけどね、東横線

渋谷駅を毎日使用する私でも、ちょっと各路線の乗り換え方、降り方、降り場所、目的地までの効率的な移動
これがわからなくなることがあります

慣れればよい、ももちろんですが。。

駅を利用する人々が、滞りなくスムーズに目的地にたどり着ける誘導導線計画
渋谷駅でイベント会社が案内を企画しあったら
おもしろいかもです

■まとめ、職業病と思うワケ

自身がイベント業に従事することで
無意識に、有意識に、日々の人の動きや導線について考えてしまうことがあります

無意識に自分のこうあるべき、こういうものであるべきでは??
という認知バイアスが働くことによって、余計な事を思うことがあります

待機列の向きはこれで合っているのか?
最後尾がどこにあるかわからないなー
ここに並ばせては危険なのではないか?
案内サインの視認性は?

朝の電車の話に戻ります

通勤ラッシュの駅のホーム

限られた時間とスペースの中で人々が自分の最短経路をとるとき
ショートカットといいましょうか、誰しもが早く効率的に移動をする為に動くと思うのですが

お互いが気持ちよく動くためにはどうするべきか

このことを考えてしまいます

人間はいろいろな意思をもって行動をしています

機械のようには動きませんからね

ストレスが溜まらない移動法を考えたいと思います

自分が単純に時差通勤、というやつをすればいいだけですけどね
最近はそれを心掛けています

※鉄道会社への苦言ではないですからね笑 2回目

〇心の導線

駅構内の導線の例えは一回おいておきまして

イベントを企画、実施する際の導線というのは非常に大切なものだといえる
参加者に気持ちよく、ストレスを与えることなく
然るべきご案内で、お客様に満足をしてもらう
導線に散りばめるコンテンツや仕掛けがある
導線への想い

物理的な導線ももちろんそうだが
適切な案内と、的確なコンテンツ提供によって

僕らは参加者の心の導線も繋げていけたらいいなと考えています

今日はそんな導線のお話でした。

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