見出し画像

たためる椅子「吉村順三」

宮脇檀さんの別荘を決めた「入手した」のも元々は吉村順三さんの住宅に憧れてのこと、別荘を案内するときも幾度となく彼の名前が飛び交う。最初は「へ~吉村順三さんの椅子ってあるんだ!」どことなく地味で控えめなデザインは60年代~70年代の日本のモダン建築にピッタリ。

この

たためる椅子は座布団のように出し入れがしやすく日本の住まい方にもフィットするっていうのも面白い…。それでもって単に座れるだけの椅子ではなく快適さも持っている。誰もが目にする名作椅子は「ぱっと」見ただけでそれとわかる、ある意味顔があるデザイン。顔がないとは言わないが1990年からスタートし約2000脚つくられたというこの「たためる椅子」は日本の誇り。本当は家だけじゃなく外にも持ち出してみたいとも思った。僕にとっては「ちょっといいものを見つけたって」誇らしげ…。誰かに教えたくなる椅子。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?