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副業デザイナーにスポット依頼するときのワークフローとポイント
こんにちは!デザインチームのはっち(@hacching)です🙋♀️
社内・社外ともに「飲酒ヤクザ」と言われております。
初執筆でドキドキです💓よろしくお願いいたします💪
今回は、「副業デザイナーにスポット依頼するときのワークフローとポイント」をテーマにまとめてみました。
弊社のデザインチームは、正社員3名のほかに副業でお手伝いいただいている方数名で構成されています。
「この案件はこの方にお願いしよう!」という、いわゆるスポットで副業の方へご依頼させていただくことも多々あるのですが、その際の依頼から制作完了までのフローと、気をつけているポイントを紹介します。
📚 こんな方はぜひ読んでみてください
副業デザイナーの採用をご検討中の方
副業デザイナーへの依頼方法にお悩みの方
副業デザイナーと正社員デザイナーとの連携をスムーズに行いたいとお考えの方
デザイン依頼時のワークフローを整えたい方
🔄 依頼のワークフロー
1. クリエイティブの依頼あり!
クリエイティブの新規依頼は、決められた依頼用の Notion テンプレートを利用し以下のような内容が記載されています。
・締め切り日
・何に使用するデザインなのか
・ターゲット
・サイズ
・原稿
− メインテキスト
− サブテキスト
− その他テキスト
− CTAの有無 など
・使用する素材
・デザインサンプル(イメージ)
上記のテンプレートをもとに、主にマーケティング部から、広告・イベント系のクリエイティブ依頼が入ります。
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2. 依頼内容の確認
クリエイティブ制作依頼者が、Notion にクリエイティブの仕様を記載したのちに Slack で連絡 → 正社員デザイナーが依頼の内容を確認します。
不足している情報があれば、この段階で依頼者に確認し内容を確定させておきます。
3. 副業デザイナーをアサイン
副業デザイナーをアサインします。
副業の方にお願いする場合は、スケジュールが調整しやすいもの・余裕があるものを依頼するようにしています。
4. 制作場所の準備
副業デザイナーにすぐに作業に取り掛かってもらえるよう、Figma の制作場所( Page )の作成と素材をまとめておきます。
5. アサインした副業デザイナーに依頼の連絡
アサインした担当の副業デザイナーに以下の内容で依頼の連絡をします。
1. 制作内容の詳細( Notion )・スケジュールを共有
2. 上記を踏まえ、対応の可否を確認
3. 提出日の確認
4. 制作場所( Figma )を案内
上記[3]で提出日が決定した段階で依頼者にも提出予定日の共有を行い、依頼者・正社員デザイナー・制作担当の副業デザイナーで制作スケジュールの認識を合わせておきます。
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6. 制作
担当の副業デザイナーが制作期間に入ります。
制作過程で不明な点が出てきた際は、担当デザイナーから直接依頼者へ確認をとってもらいます。
※なぜ直接依頼者とのやりとりを行ってもらうのかは、後半で記述します。
7. チーム内デザインレビュー
上がってきたデザインを、デザインチーム内でレビューします。
・依頼内容にそった内容であるか(テキストなどに漏れがないかなど)
・全体のレイアウト・バランス
・可読性
主に上記のような点を確認します。
この時に、依頼内容には無いが入れた方が良いもの・外した方が良いものがあればチーム内で議論し、依頼者に提案ベースでデザインを提出します。
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8. 依頼者チェック
チーム内でレビュー完了後、担当デザイナーから依頼者に直接連絡し確認をしてもらいます。
この時点で大きな修正が入ることはあまりありませんが、追加・調整が発生した場合は、[ 手順6 ] [ 手順7 ] の流れで進めます。
9. \完了!/
依頼者の OK が出たら、制作完了です!
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💡 副業デザイナーに依頼するときのポイント
私が副業デザイナーに依頼する際に、気をつけているポイントがいくつかあります。
1. 制作依頼から完了まで、決まったワークフローで行うこと
依頼から完了までを決まった形で都度依頼することで、あちこちから情報が流れてこないように、また、担当デザイナーが毎回安心して同じフローで動けるようにしています。
2. スムーズに制作に着手できる環境を作ること
スポットでお願いする副業デザイナーの場合、どこにどの素材があるのか・この情報はどこから持ってきているものなのかを調査するのに時間がかかる場合があります。
できる限りスムーズに着手してもらえるよう、使用する素材・情報のありか・制作する場所は依頼前に準備しておくようにしています。
3. 副業デザイナーのスケジュールを出来る限り考慮すること
副業デザイナーの場合、本業がある・ほかにも複数の副業をしているなどで、稼働出来る時間に限りがあります。
できる限り副業デザイナーのスケジュールの希望に答えられるよう、ヒアリングするようにしています。
4. 適時、デザイナー以外のメンバーとやりとりを行っていただくこと
制作依頼者は、マーケティング部署などデザインチーム以外からの依頼が多いのですが、制作中に発生した依頼内容に関する不明点・確認したいこと、依頼者への制作完了の連絡などは基本的に担当デザイナーにお願いしています。
(担当デザイナーと依頼者のやりとりは正社員デザイナーも確認し、複雑化しそうな時はサポートに入ります。)
デザインチーム以外の方とコミュニケーションを取っていただくことで、以下のような利点があると考えています。
・依頼の背景を理解できる
・依頼者の想いや考えを理解できる
・overflow の社風・メンバーのことを理解できる
どういう意図でこのデザインになったのかを担当デザイナーとのやりとりでより理解でき、今後の制作をスムーズに行うことができるという依頼者側のメリットもあります。
最後に
まだまだ改善の余地はあると思いますが、正社員のデザイナーも副業のデザイナーも働き方に関係なく、みんなが動きやすい環境づくりをしていきたいと思っています💪
かくいう私も overflow には複業転職で入社しているのですが、副業時に、スムーズにことを進めてもらえることが非常に安心感につながっていたという自身の体験もあります。
気持ちの良いコミュニケーションは安心につながり、安心は信頼につながり、良いクリエイティブを作るひとつの大事なスパイスになると思っています。
デザインチームでは、みんなが動きやすい環境をさらに強化できるよう頑張っておりますので、ご興味のある方はぜひ求人もご覧ください!
Meetyもあるので「Offersのプロダクトってどうデザインしてるの?」「overflowのデザインチームの雰囲気知りたい!」など気になる方はぜひカジュアルに話しましょう!
それ以外でも「副業やってみたいんだけど、どうすればいいかわからない」など、ご相談でも大丈夫です。
今後もOffersデザインチームからのコンテンツを発信予定なので、興味のある方はぜひフォローお願いします!
以上はっちんぐでした✌️