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香りを纏うというお洒落Ⅰ

自問自答ガールズ(あきやあさみさん提唱)の皆さんは香水を何種類くらい持っているんだろう。もちろん人によるのだろうが、わたしの大学時代の知り合いにひとり香水オタクがいたことを思い出す。彼女はまだ弱冠18歳で、"セルジュルタンスの○○がほしい、バイト代が足りない"と言っていた。

最近のわたしは5感をフルに活かすことを心がけている。お洒落は大部分が見た目:視覚頼りだと思うのだが、もっとお洒落を極めるとしたら見つけたいのが似合う香りである。見えないお洒落ってなんかいい。
何度も聞いたことがあるけれどその通りだと思う、"香りの記憶は褪せない"のだ。

奇しくも、現在のわたしは香りを試すのにちょうどいい環境下にいる。4月にパワハラだらけだった仕事を辞めてから2ヶ月ほど経つ。相変わらず持病は治らず、良くなったり悪くなったりを繰り返している。時間だけは有り余っているのだ。1人暮らしで生活しているので、左右の手首に違う匂いをつけて帰ってきても誰も文句は言わない。

香りについても、イメコンのように似合うものがほしいと考えたわたしはある記事を見つけた。↓

https://www.tjapan.jp/beauty/17245367

それぞれに肌本来が持つ香りというものが違うが、フォーミュラXという香水を付けるとその匂いがわかりやすく出てくるというものらしい。イメコンオタクとしては自分の肌タイプ、とっても気になるが…24歳無職が手を出すにはちと高い。
これまでカラリアなどでいろいろ試した経験上、わたしはおそらくスウィートスキンとムスキースキンの中間あたりに位置すると思う。甘い香りは強く出てしまい酔う。だからバニラやチョコのまとわりつくような匂いは苦手だ。今までの香りの好みの傾向はホワイトフローラル、ホワイトムスクあたりだった。
試しに色々と嗅いでみて、好きな香りに使われている香料を探してみるのも面白いかもしれない。


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わたしが現在持っている香水は、一本だけだ。まだイメコンを知りたての頃、19歳で小遣いはたいて買った、GIVENCHY/L'INTERDITのオードトワレ。↓


これにした理由は、オードリー・ヘプバーンが好きだったからと、わたしがランテルディを少量持っておりそれが気に入っていたからだ。
わたしの母は元美容部員で、古いものばかりだが小さな小瓶の香水をいくつか持っており、わたしに譲ってくれた。そのなかで1番上品で好きな香りだった。お気に入りほどよく付けるのですぐになくなってしまった。
同じ香りのものを買いに百貨店に出かけて美容部員さんに聞くと、「香りも時代に合わせてブラッシュアップされるので全く同じではない」とのことだった。
香水も服の流行りと同じく変わるものなのか!ととても驚いたのでいまだによく覚えている。
*メゾンによっては創業以来製法が変わらないことが売りのところもあるみたい

そして嗅いでみた現在の香りもとても好きだったので、その場で購入を決めてしまった。過酷な状況で耐えていた自分へのご褒美だった。今もちびちびと使い続けているし、香りが消えていく過程もずっと心地よい、お気に入りだ。

これに使われている香料を分析してみる。

・オレンジブロッサム
・チュベローズ
・ジャスミン
・ビターオレンジ
・ベチバー
・パチョリ
・ムスク

香水探しの上で、これらが入っているものだとわたし好みなのかもしれない。上から4つはホワイトフローラル系統?なので、やはりローズやバニラ、アニマリックな重厚感のあるものは違うかもしれない。

イメコンでもあったキーワードなのだが、わたしには"軽さ""爽やかさ"が大事らしい。それにもぴったりなイメージだと思う。