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おせっかいフィルムカメラ

父親からフィルムカメラを貰った。
FUJIのDL-200Ⅱ DATEというやつで、調べてもほとんど情報が出てこない上に使っている人も見たことがない。


こんなかんじ 裏のパネルは機能してない

使ってみたら結構面白いカメラで、フィルムを入れると一旦自動で逆側に巻き取られて、写真を撮るごとにフィルムが外側の筒(パトローネというらしい)に入っていく仕組み。写ルンですや一般的なフィルムカメラでは手動の巻き取りも自動でやってくれる。気が利くやつなのだ。
それとレンズにスライド式のカバーが付いていて、スライドしてカバーをずらすとシャッターが切れるようになる。カバンの中でうっかりシャッターが切られることもない。

長年使われていなかったけれどリチウム電池を交換したら一応シャッターは切れるみたいなので、研修旅行やらに持って行っていろいろ撮った。


空港


清水寺
綺麗に撮れてる


千本鳥居


南京町


海遊館


COUNTDOWN JAPAN

FUJIのカメラは青を綺麗に写すとどこかで聞いていたので、意識的に空ばかり撮っていた。やっぱり青が濃くて綺麗。カメラの性能なのかフィルムの性質なのか分からないけどね(フィルムもFUJIにした)。失敗写真もほとんど無くて良いカメラだなと思った。
難点を上げるとするならば、リチウム電池なので電池がなくなるとちょっと大変なこと、シャッター音と巻き上げ音がでかいこと(不意に撮ると結構びっくりされる)、フラッシュが常時たかれるので昼間は押さえながら撮らないといけないところ、とか。あと重い。ポケットには確実に入らない。
しばらく付き合ってみて見つけたらまた書こうと思う。変なところで気が利くのにちょっと残念で面倒なところが自分みたいで気に入った。いまのところうまく付き合っていけそう。
フィルム楽しいよ。まだ始めたばかりだけど。

ちなみにこのフィルムは鈴木商会さんという所で500円で郵送現像・データ化してもらいました。
ホームページから注文と決済後、定形外郵便でフィルムを送るとメールでデータが返ってくる。定形外の120円と合わせても1000円いかないのは良心的すぎる。おまけに早い。
現像にお金がかかるから…とフィルム渋ってる方は是非とも利用してみて欲しい。フィルム楽しいよ。


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