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2ヶ月人間2ヶ月🐕

私は生後2ヶ月から
保育園にいたって。

共働き夫婦の
3人目の私は
母はいつも産んだだけ、と笑う。

私は産まれる時ほどの
がんばりを
した記憶がないくらい
産まれることと
産むことは
すごいと思ってるのに
産んだだけど言える
母。

その言葉には
育ててくれた
たくさんの人々への感謝がある。

保育園の保育士さんたちは
私をかわいがり
育ててくれた

母と父は
仕事をし、
家に帰れば
私たちきょうだいを
愛情を持って
(もちろんたくさん怒られながら)
(たいていはきょうだい喧嘩が理由)
育ててくれた。

そんな話や
自分の記憶の中の
あれやこれやを考えると

やっぱり私は保育園に行ってよかったし
母も保育園に預けることが
正解だったろうと思う

一息もつけない
家事育児に追われる中で
ベッドにいて
赤ちゃんの私が泣いたら
母はいろんな気持ちが
溢れてしまって
一緒に泣いて
しまうと思う

私はひとつのことしか
集中できないし
ひとつのことを
集中することが
生きやすいと思ってて

もちろん家事も仕事も
同時進行で色んなことをやる場面も
あるのだけど
それは脳みそが
とても
疲弊する

脳みその疲弊が
毎時毎分
ずーっと
だとしたら
心のバランス
取れなくなるはずで

愛情があるから
自分で全部やる
とか
そういうことではなくて

愛情をもって
生きていくために

自分の時間を
待てるように

子育ては
たくさんの人に任せて
関わって
やるといいんだと思うのね

保育士さんは、
私を見ることが仕事だったから
私は随分
かまってもらう時間
たくさんあったと思うの

泣いたら
声をかけてくれたろうし
歌ったり
笑いかけたり
してくれたと思う

5日違いの幼なじみも
同じ部屋にいたから
赤ちゃんの私なりに
何か感じていたかもしれない。

2ヶ月から
他人にかわいがってもらえた経験は
きっと
今の私の
心の余裕をも
作ってるんだろうと
感じている

うちにいる2匹の犬は
かたや2歳過ぎでうちにきて
それまでの経験が
とても浅い
外に出たことはないであろうダックス

かたや2ヶ月でうちにきたペキニーズ

この違いが本当に大きくて、
性格以上に
産まれてから、2歳までの経験は
大きいであろうと
よく思う

2ヶ月の子犬できたペキニーズが
あとひと月で2歳になるけど
この時間はとても長くて
とても充実して
お互いとても学んだ、
その、
時間を、
ダックスは
ほぼ、何も経験しないで
生きてきたと思うと
愕然とする時間で、
そりゃあ色々難しいよな。
と思うと同時に
よく、ここまで
色々できるようになってくれた。
という感動もある。

きっと人間よりは
単独で生きる術が
備わっていて
それでも
社会を感じながら、
他、を感じながら、
関わりながら
生きる生き物で

だから
お互い
関わり方を
伺いながら
譲歩しながら
チームに
あるいは家族に
なることが
できたんだと思う

こどものときの経験は
本当に本当に大事だと思う

それでも
こどものときの経験が
乏しかったり
苦しかったり
したとしても

それは
それだけの
根っこがあるから
伝えたり
伝わりにくかったり
することが
たくさん、
想像以上にきっと、たくさん
あるだけであって、

だから
伝わらないと諦めるのではなくて
伝え方や
当たり前や常識を
全部捨てて
その子だけの
わからないや
不安をみつけて
ひとつひとつ
乗り越えるんじゃなくて
理解して
共に
歩んでいけば

少しずつ
目に光が
宿っていく
そんな
気がしてる

不安は同調することなく
理解のなさを怒りに変えず

自分がまっさらになる
思い込みを捨てる
チャンスでも
あると思う

願わくば
親には
それぞれの時間を
赤ちゃんに
他との経験を
そして両者に愛情を

叶わないとて
諦める必要も
ない

ただ、そこには
大きな心と
待つ時間が
必要で

大きな心と
待つ時間が
必要な
だけ

でもそれがきっと
とっても難しいことなんだね

でもね
待つのは得意なんだ
待ってる間に
たくさんたくさん
考えるんだ
そして待って

大きな心を
手に入れたいな

立派な人間や
立派な犬になるよりも
産まれたそのときもつ
その子らしく
すばらしい

人間や
犬に
なれたらいいな

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