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西の端を知る(出雲紀行)

こんばんは。タップダンサー・振付家・NPO法人あしおとでつながろうプロジェクト代表のおどるなつこです。

ただいま出雲で(仕事も若干抱えつつ)のんびり中です。

東の生まれ育ち

私は東京生まれ東京育ち、祖母は品川っ子(品川は江戸っ子ではないそう)、祖父のお墓が鎌倉で、神奈川に住むことになりましたが、ずっと日本の東側で暮らしてきました。

日の沈む聖域、初出雲で驚いたのは、4拍手。4回叩くんですね!そして神社の巡り方、反対回りですよね?東と西ではそうか、反対になるなあと、一人納得していました。

感動の松並木

そしてこの松の見事なこと。東日本であまりみられないです、こんな立派な松の群生。うるうる。切り株の蘖も勢いよくて、お手入れも大変なことでしょうね。

神社の境内にはお手入れの方がたくさんいらっしゃいました。
雑草を抜く方、木を植える穴を掘る方、ネコで何かを運ぶ方。
日々お手入れされてこそのお社ですね。

素戔嗚尊ファン

私はスサノオの大ファンです。荒ぶる神と言われがちですが、スサノオが投げた髪の毛が、高野槙になり檜になり、日本を代表する樹々に育ったそうです。近所の草刈りをしている時も、いつもスサノオの髪を梳かしている気持ちになります。偏愛ですね。
出雲大社の奥にはお父様の素戔嗚尊を祀るところがあります。ここには稲佐の浜の砂を持っていくと良いそうです。砂って、これまた、貝殻のかけらが細かくなったもの。連綿と続く命を象徴するようです。

稲佐の浜で、ひと踊り、ひと歌い。
全て波音に吸い込まれていきます。そうか、ここは日本海だ。透明で静かな波。心の奥まで落ち着いていきます。

今日は曇り空



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