![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141762758/rectangle_large_type_2_7b5a34b4ff8e9394069d21bc4688aef5.png?width=1200)
ダンスの人間関係で悩むあなたへ。なぜ従順なだけではいけない?しっぺ返し戦略が最適な理由
『人間関係は計算しないとうまくいかない』
![](https://assets.st-note.com/img/1716532941949-5AAB7g5luM.png?width=1200)
「どうして私だけがこんな目に…」
そう感じたことはありませんか?
ダンスでの人間関係がうまくいかずに悩んでいるあなたは、
繊細で努力家な人だと思います。
しかし、ダンスの世界には、自分のことしか考えず、
周囲に迷惑をかける人もいます。
あなたも、そんな人の顔が思い浮かぶのではないでしょうか。
その結果、私たちには非がないのに、
うまく踊れなかったり、評価が下がったりダンスにも影響することがあります。
そんな中で、困難な状況でも一生懸命に頑張るあなたは
本当に素晴らしいと思います。
そして、そんなあなただからこそ、
どうやって賢く立ち回るかを考えることが大切です。
そうしないと、頑張りが報われないこともあるのです。
では、私たちはダンスでも人間関係がうまくいかない状況に
どう対処すればいいのでしょうか?あなたは、
問題に立ち向かうタイプですか?
それとも、
状況を受け入れて耐えるタイプですか?
『ゲーム理論では人間関係はしっぺ返し戦略がいい』
![](https://assets.st-note.com/img/1716532954029-FtrT025csr.png?width=1200)
〜理論
〜戦略
と聞くとちょっと小難しく感じるかもしれませんが、
一言で言うと、
「 鏡のように跳ね返す 」
これは、相手にされたことをそのまま返すという考え方です。
しかし、ダンスの練習やパフォーマンスにおいて、
やられたらやり返すだけでは混乱が生じ、
解決にはなりません。
お互いが消耗してしまいますし、感情が揺れ動くこともあります。たとえば、ダンス仲間と喧嘩しても、最終的には仲直りしますよね?
単純に仕返しするだけでは、
関係が悪化するだけで、良い結果は得られません。
そのため、このしっぺ返し戦略の良いところは、
「相手が協力的なら自分も協力する」というルールを持っている点です。
感情に任せて意固地になるのではなく、
適切に対応を切り替える柔軟性を持つバランスの取れた方法です。
つまり、要するにこういうことです。
どんな人でも最初の入りは協力的な対応をする。
そのあとの相手の出方でこちらも行動を変えるというもの。
相手が自分に協力的なら自分も協力し、
相手が自分へ非協力的または、雑な扱いをしてくる場合は
こちらも相手への協力を止め、相手を雑に扱う。
相手と関わらないように努める
この戦略をダンスに応用することで、
問題を起こす相手には
「これ以上やらない方がいい」と感じさせることができ、
お互いに無益な争いを避けることができます。
逆に、協力してくれる人にはこちらも協力を返すので、
双方に利益があります。これにより、
トラブルメーカーを抑えつつ協力関係を築き、
最初から協力的な人とはさらに良い関係を深め、
より良いパフォーマンスができる仲間を増やすことができます。
とっても素晴らしい戦略!
【これ以上無理!!デッドラインを決めよう!】
![](https://assets.st-note.com/img/1716532975244-9GdEp7Dcu4.png?width=1200)
このしっぺ返し戦略により、
自分のことしか考えない人に振り回される与えるばかりの人になることを避けられます。
ダンスの世界でも、
人間関係は重要ですから、
ただ優しいだけではなく、
したたかな行動戦略が必要です。
まず普段は誰に対しても愛想よく協力を、
そして雑な扱いには反論できる力をつけておくというのは
スマートな方法でしょう。
優しさや許容する事は大事ですが、
きちんとデッドラインを決めておくことが大切です。
『雑な扱いをされてもニコニコだと、より酷い扱いをされる危険も』
![](https://assets.st-note.com/img/1716533002346-JkPFfht1e6.png?width=1200)
ドラマの中の話に聞こえるけど、これが現実です。
『雑な扱いをされてもニコニコだと、より酷い扱いをされる』
これを研究した人方々がいます。
1)この研究によると、最初は対等な二人でもちょっとしたきっかけで
リードする側はよりリードし、
フォローする側はよりフォローするようになったという内容です。
「始めは似たようなステップを踏んでいた両者が相互の役回りを全うする事で、ステップの差が増幅し定着する」と言っているんですね。
もっとわかりやすく言えば、
対等な二人がちょっとしたきっかけで、
片方はリーダーとしての役割を強化し
片方はフォロワーとしての役割に従順になるといったところでしょうか。
となると、やはりダンスのパートナーシップにおいて不釣り合いな関係には毅然(きぜん)と対応するというのが良さそうです。
もちろんどう行動するかは個人の価値観の問題ですし、
常にニコニコで優しいダンサーでいるには勇気がいる事だとは思います。
そして、ダンスの人間関係の中でも
NOと言う事で
負のループを発生させない事も選択肢の一つかもしれません。
ニコニコと相手の不釣り合いな動きを許しすぎた結果、
その終着点がいわゆる
キッズダンサーのママ友問題で疲弊するママさんパパさん
ダンスの上手さで人権が決まる環境で疲弊するダンサーさん
また、ダンスの質の低下につながると私は思います。
ここまでいくとダンサーの人間関係だけの問題に留まりません。
どこかで負のループを切らなければならないでしょう。
心から信頼できる人を見抜くためのサインなども
知っておいた方がいいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1716533033363-VKAVt3paMN.jpg)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?