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#23 影響を受けた映画

だいすけです。
僕がしばらくポッドキャストをお休みして、その間、あたるくんとおがわくんのお2人にお任せしてまして、久しぶりに今回#23で参加しました。(あんまり喋ってないかも知れませんけど)

なのでnoteも久しぶりに書かせていただきます。ポッドキャストとあわせてお読みいただけると嬉しいです。

今回のテーマは「影響を受けた映画」です。

ポッドキャスト内でも話しているのですが3人とも映画や映像を学ぶ大学には通っていたことがあり映像作品は好きという共通項があるかと思います。

しかし僕で言えば、映画がめちゃくちゃ好きって訳でもないですし、映画好きの友人と比べ沢山は観てきてないと思います。#4(はじめて映画館で観た映画)でも書いたのですが映画館に滅多に行かないですし、映画論評はおろか感想を言うのも苦手です。

それでもかつて好きな映画作品を観て「こんな映画、自分も作るんだ」と本気で思い、映画監督になることを夢見ていた頃があります。

そんな僕が影響を受けた映画について、今回のポッドキャストで話してない作品をいくつか紹介します。特に日本映画に絞ってみようと思います。すごく個人的なものなのでおすすめとかではないですし話が脱線します。

影響を受けた日本映画について

小学生の頃から映画はTVやレンタルビデオで観たりしてて夢中になってみてました。ちなみにその頃は、「マーヴェリック」「ハドソンホーク」「インディジョーンズ」やジャッキーチェンの映画なんかが笑えてドキドキ痛快アドベンチャーって感じで好きでした。

中高校生の頃、日本映画9:洋画1くらいの比率で観ていた時期がありました。たぶん気持ちが不安定な時期で、日本映画の方が観ていて安心感があると思っていたんだと思います。
そのほかの理由としては、
・海外の映画を観た時、本当に表情や言葉のニュアンスをわかって観れてるのか不安になってしまってた。
・映画を作りたいと思い日本映画の方が参考になると思ってた。ピクトアップという映像カルチャー誌とか読んでました。
・日本の俳優は本気で好きになれた。

と、前置きが長くなりましたかその日本映画の中でも思い出深い3作品を紹介します。

■はつ恋(2000年 監督:篠原哲雄)

この映画は田中麗奈演じる高校生の主人公の母が入院したのをきっかけに母のオルゴールから手紙を見つけて、その宛名の人に会いに行って…という話だったと思います。

主演の田中麗奈が好きだったというのが大きいのですが、この映画はストーリーの展開も共演の真田広之もよくって、自然に話している感じや音の雰囲気、久石譲の音楽も切なくすきでした。TVのスピーカーにテープレコーダーを付け全編録音して聴きながら寝ていたくらい好きな雰囲気の映画でした。

・田中麗奈について

樹木希林とのほんだしのCMやサントリーなっちゃん、岸本加世子と樹木希林とフジカラーのCMの印象なんかが強かったです。

僕はTVドラマも好きで観て育ってきたのですが田中麗奈はTVドラマにはかなりの間出演していなかったというのもあり、CM、映画を観るほか「田中麗奈のハートをあげるっ」という30分のラジオを毎週聴いていました。毎回、リスナーからのお便りを読みトークしていたんですがエンディングで毎週流れるスピッツの「流れ星」という曲までしんみりと聴いて、癒されていた気がします。

B.L.T.(東京ニュース通信社)という昔はテレビ番組表とアイドルグラビア誌(巻頭グラビアは毎回似たような白い空間で表紙の女優やアイドルの写真を篠山紀信が撮っていて気に入っていた)が合わさったような月間雑誌を買っていて、懸賞で田中麗奈のテレホンカードが当選したことがあり大変嬉しかったです。

ほか主演作でいうと、「東京マリーゴールド」(2001年 監督:市川準)も好きです。

■水の旅人 侍KIDS(1993年 監督:大林宣彦)

この作品も音楽は久石譲でした。山崎努演じる一寸法師の様なサイズの水の精の侍と少年の師弟や友情と成長を描いた作品です。
アニメ作品でも一夏の出会いで主人公の成長をテーマとしたものは多いですが、この作品は小さな侍をSFXを使った実写ファンタジーです。 合成感が悪く出てなく、全編いい質感でハラハラドキドキ演出できていて、鮮明に色んなシーンを覚えています。

・山崎努について

僕と誕生日が同じ12月2日です。初めて知ったのは豊川悦司とのサッポロビールの黒ラベルのCMか竹野内豊と主演していた野島伸司脚本の「世紀末の詩」(1998年)というTVドラマだった気がします。
父が黒ラベル好きで懸賞かなんかでこの中島哲也がディレクターしているトヨエツと山崎努が温泉卓球しているCMのカットがプリントされた黒いTシャツを持っていて着てました。(「Love Beer?」って書いてたけど)

山崎努の表情が渋く好きだったので高校生の頃、油絵で肖像画を描いたことがあります。また、「GO」(2001年 監督:行定勲)という脚本ー宮藤官九郎、主演ー窪塚洋介と柴咲コウの映画と「Go!」 (2001年 監督:矢崎充彦)という似たようなタイトルの映画のどちらにも山崎努が出演しているのですが、僕は後者のピザ持ってバイクで走る高校生のロードムービーの方が好きです。

脱線すると行定勲監督が撮った2003年くらいのNHKトップランナーのOP(当時司会の武田真治と本上まなみ出演で、曲はNEW ORDERのLet's Go)は何十回も繰り返し観るくらい好きでした。オムニバス映画の「Jam Films」(2002年)の「JUSTICE」(妻夫木聡、綾瀬はるか主演)も面白く好きでした。

ほか山崎努主演作でいうと、「刑務所の中」(2002年 監督:崔洋一)も好きです。

■シコふんじゃった。(1992年 監督:周防正行)

周防正行監督の映画で、この作品を観る以前に同監督の「Shall we ダンス?」(1996年)もTV放送していたのを観て好きでした。とはいえ子どもの頃に観た時と結構なおじさんとなった今見返すと役所広司演じる主人公をはじめ、ストーリーへの感情移入の度合いが違うかもしれません。

「シコふんじゃった。」は大学卒業のために相撲部の試合に出ることになった主人公とその仲間たちの話で、主人公の本木雅之や竹中直人、田口浩正とキャラクターが面白いです。

高校生の頃、僕が所属していた美術部の顧問の先生と周防正行監督の作品について話していたとき、先生が「女性の容姿なんかを馬鹿というかネタにするような描写があるのがあんまり気分よくない」的なことをおっしゃった時、「たしかに、そう思う人もいるだろう」と思ったこと深く覚えてます。

・青春部活動ものについて

男子高校生がシンクロすることになる「ウォーターボーイズ」(2001年 監督:矢口史靖)も好きでした。矢口監督はしっかり絵コンテ描いてて、それを見て「絵コンテってこやって描くんだな」と知った記憶もあります。
スウィングガールズ(2004年)も部活動ものですね。
ちなみに、矢口監督の作品では、「ひみつの花園」(1997年)と「パルコフィクション」(2002年 鈴木卓爾との共同監督)が好きでした。

他に、青春部活動ものとして記憶しているのは「ロボコン」(2003年 監督:古厩智之)という映画です。主演は長澤まさみ、小栗旬らで高専のロボットコンテストを題材にした話です。結構、ゆるい感じが好きです。
古厩監督は、BSドラマの演出もよくやってたイメージで、僕が好きだった「ケータイ刑事銭形シリーズ」(宮崎あおい、黒川芽依、堀北真希、夏帆が好きだった)の演出もしていました。

さらに脱線すると当時、長澤まさみも好きだったんですが、先程、田中麗奈の時も書きましたB.L.T.という雑誌で長澤まさみのテレホンカードも当選したことがあり大変嬉しかったです。

おわりに

以上、B.L.T.という雑誌で好きな女優のテレホンカードが2回も当選したことがあるという自慢でした。

完全に「影響を受けた映画」という感じではなく「ただ好きな映画」を挙げただけになりました。ほかにも「ラヂオの時間」「七人のおたく」「免許がない!」「卓球温泉」「プロゴルファー織部金次郎」「釣りバカ日誌」なんかが好きでした。

その後SABU監督や石井克人監督、三池崇史監督、北村龍平監督の作品などややアッパーめな作品を観るようになった気がします。
その話はまたいつか。
ということで、今回のポッドキャストのテーマは「影響を受けた映画」です。よろしければ聞いてみてください。