組織論を整理する①〜スクラップ、スクラップ&ビルド

2020-05-15 21:31:44

テーマ:保育・教育
とある保育雑誌の企画の座談会が、このコロナ状況で一旦は流れたが、
オンラインで開催されることになった。

テーマは組織論である。

小生は、園長でも主任でもない。役職にもついていないただのペーペーである。

今回の座談会でなにを話そうか、ちょっと振り返りつつ、整理したい。

組織論・・・つまり、組織を発展させるために、自分が、自分のできる立場
でなにをしたのか・・・・だろうな。

でも、改めてなにをしたのか?と問われても、いまいちピンとこない。

作った、というより、この数年間は、いかに【壊す】かということが
ポイントだったからである。

スクラップアンドビルドという言葉が示すように、まず【壊す】。

それだった。


それは、主に文化や慣習(活動や行事)を対象に、壊していくことを通して
まあ、いま覚えば、【まなびなおし】を組織に、そして自分自身に投げかけていく
ということをしてきたわけだ。

学び直し=アンラーンは、すでに色々と述べてきているので省くが、
学び直しには、当然痛みが伴う。「破壊」である。

その痛み、もしくは破壊をいかに、策略的に行うか、ということがポイントだった。
並大抵の力ではできないし、1人ではできない。

組織の学び直し。それを、強烈に投げかけて行ったこと。

でも、もしかしたら、これは、自分がミドルリーダー的な役割だったから、つまり
現場の人間だったからできた行為かもしれない。

これが、もし役職のある立場であったら、リーダー層の立場だったら
同じやり方は通用しない。かもしれない。


まあ、それはいいや。

とにかく、壊すがさきだった、ということ。それから創るが続く。

壊すとは、学び直し。もう一回、考え直し、見直し、再構築していくための
学びを促すこと。

痛みとも近い。

学び直すが、キーワード。

です。

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