BLUEへの行き方
本当は知ってる。
いや、最近知った。
死を近くに感じた時と、部屋で独りになった時、そして、自由を感じた時に一番BLUEを感じる。
青い世界。
…幻覚のようなものを見る時がある。
昔…こぽこぽと音を立てて海の中にいるような感覚を覚えた。
その刹那夢のようなものを見た。
私の中には''大切なもの入れ''が存在する。
宝物入れだ。
海底にあって、その中から皆が私を見てた。
(現実で視認したのは初めてだ)
「どうしてそこに居るの?」
「どうしてそんな顔をしているの?」
そう言いたげだった。
BLUEはいつも私を呼んでる。
ただ無邪気に…こっちへおいでって言うの。
死にたい。
行けるならいっそ…
占星術のある人は私を「別の星からの転生者」
だと呼んだり、
高校の時美術のクラスの友達が手相占いを覚えてるところで、唸ったあと唯一私の手に見つけたのが運命線だったり。
「この線があると運命に左右されやすい」
だって。
幼い頃から何か大きな力を感じてた。
高校の頃、
部活見学をしてて一人の男に出会った。
いつもマスクをしてて先輩かと思ったら同学年だった。後で留年してるらしいと知った。
''声をかけられ''て、その後少し交流があった。
まあ結論から言うとヤバいやつだったんだけど、
妙なことが起こった。
登校中だった。
私はいつも爆音で音楽を聞いてるんだけど、
その時は…間奏中だったのか…とにかくイヤホンしっぱなしの筈の耳に突然目の前の生徒の会話が聞こえてきた。
(駅から学校まで少し距離があるから、
皆列になる)
「そういやヤマトの奴なんだけどさ、ほら、いつもマスクしてる奴」
顔を上げると3人組の真ん中の男がいきなり話し始めていて、よく見るとクラスメイトだった。
「あいつメッチャ嫌われてんの知ってる?マジでヤバいよ。部活でも嫌われてるしさ」
そう、あたしテニス部に部活見学に行ったんだわ思い出した
突然話し始めたのに他の友達も驚いたので、
そのクラスメイトはわざわざ説明を入れた。
すごく妙な感じだった。
まるで誰かが私に「そいつはやめろ」って言ってるみたいだった。
そしてお告げは本当だったのだ。
色々あってLINE交換したりしたけど結局LINEとかやめようと断って結果交際はしなかった。
その少し後だった。
友人(女)の様子が変だ。
浮ついててすごく嫌な予感がした。
そして結局報告を受けた。
そのヤマトと友達が付き合ったのだった。
uuum。嫌な予感。
まあ的中した。
そいつはテニス部を追い出されて演劇部に入って演劇部の人間関係をぶっ壊し事実上演劇部を解散させ、彼女である我が友とワイが入っている文芸部に入ってきた。
もちろん超気まずい。
そんでなんとバッチリ浮気して別れたのであった。
友人は既に××してしまっていてトラウマになっており、不謹慎…と言ってはなんだがこれ程のことが起こっていながら私に害がないといういうのは何なのだろう。
のちに彼は別の子と付き合い、向かいのホームでイチャつく様子を目撃する地獄絵図。
そんで結局高校中退していた。
もうよくわからん。
なんなのだ。
ここからは私だけが聞いた話。
クラスメイトの話を聞く前だが、中学の時階段から突き落とされて起きたら病院、気づいたら転校させられてたらしい。
色んな人に嫌われたと言っていたが、うん、まあ、だろうね。
いやー危なかったんだぞ。
☆もう1つある
悪夢を見て起きた。
家の近所にDQNとかが集まってて
それに追いかけられる夢。
声が出なかった。
いつもはもっと出る。
でも今回は本当に声が出なくて家に入ろうにも入れなくて走って走って通り過ぎて、
その時目が覚めた。
ベットから出られないほど恐怖を感じたのは初めてだった。すごく涙が出て、死ぬかと思った。
なんとかスマホを取り出して音楽を聴いて、CMに入った。「でも良かった..まだ走れて」その時、耳に信じられないような言葉が飛び込んできた。
「走り続けられることに喜びを」
私は飛び上がるような思いで画面を見た。
車のCMだった。
なんでこのタイミングで?!
…しかしすぐに「なによ!今更…メッセージってわけ?もう無理。どんどん走れなくなってるのに」
しかし次の瞬間。
「コツコツ歩きましょう!」
はたらく細胞の万歩計のCMだった。
「走れないなら歩けってか!」
思わず笑った。
信じていた全てのものに裏切られ、失恋し、鬱状態。まともにベットから動けない。
そこからなんとか、生活習慣を直し、幸福感を得られるようにまでなった。
そんな時、やっとわかった。
Blueは幸福な時にもやってくる。
ここから逃げ出したい。
古い…ほんの小さな頃見た夢の一つに、Blueに近い世界を見た。
中庭に遠い真っ白なポーチ。
そこにかけて行って、白いマグカップの中身をみる。
なんだ中身はないのか。
空っぽの容器の中に舐めていた飴を落として形だけ傾けて見せる。
飴と混ざった飲み物の味がした。
親と来ていたような気もするし、どこにいるのだろうか…
夢もだいぶうろ覚えでここ数年は見ていない。
だが起きて後の心地というものがなんとも良くて。
その日午前中はふわふわした気持ちになる。
できるならこのままいたいとさえ思える。
余談だが、私のような人間はある日突然森に入って帰って来なくなるタイプだ。
大いに何かを受け入れて生きてきたが周りの人間は調子に乗るばかりで、それでも与えたいと思う自分が恨めしい。
私の前世に関する記録も取っておきたいと思う。
女に転生する回数が圧倒的に多いのは感覚でわかる。
慣れが圧倒的に私を女へと動かすからだ。
娼婦だった過去を持つのは間違いないだろう。
幼い頃の行動にそれは顕著に現れている。
従兄弟の父親の布団に潜り込んだり、(父の妹の旦那なので血の繋がらない全くの他人)自分ですら、驚く程手慣れているのがわかる。
忌み嫌うこともちろんあるし同性には当然好かれない。
いじめられ、好きな人には庇ってもらえず、唯一の親友は連絡先もわからない。
話が逸れた(いつものことだが)
性の意味においても私はだれよりも不埒的だったろう。こういうと変だが、その通りなのだ。
特に、今になってはおそらく類友だったであろう親友も不思議な色気のある人物だった。
頭がよく、話術に富み、セクシーだった。
そして恐ろしくモテた。
風の噂で告白劇を何度も聞いたよ。
圧倒的に私の方が可愛・・まあ確認しようのないことは置いといて。
(たまたま美少女に生まれたOtakuな訳だが。私はそれをとても誇りに思っている)
話が逸れすぎた。
娼婦だった人生に嫌気がさして、次は真逆の聖職者、シスターか何かに生まれ変わった可能性が高い。
家は無宗教だが、私は少しカトリック的なところがある。
ブッダよりイエスといった感じで自ら聖書を読むこともある。
占い師によると日本に生まれたことはこれまでないらしく、確かに、生まれつき日本の文化に強烈な違和感を抱いてきた。
ハグがないと死ぬって感じるのも偶然に思えなくなってくる。
何をするにも愛をテーマにしたいのも。
全てが愚然なら奇跡をなんと称するのか。
それはきっと‘‘運命‘’だろう。
この魔法的な言葉がない世界なんて退屈じゃないか。
Blueにいつか行けたら、全てが正しかったとわかる。
私の世界は、私のいるべき世界は、
まさに運命が支配する世界なのだから!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーsorry.Destiny is calling.
Let's meet again!
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