見出し画像

おでんと携帯小説。

「はじめてのインターネット」というお題を見て
真っ先に思い浮かんだのは、「携帯小説」です。

『恋空』や『赤い糸』が大ヒットしていた
携帯小説の全盛期と言えるころ、
おでんも携帯小説に夢中になっていた一人でした。

携帯小説の存在を知ったのは、
テレビの特集か何かだったと思います。

小さいころから物語を書くことがすきだったので、
すぐに、「自分もやってみよう!」と飛びつきました。

当時、まだほとんどインターネットに
触れたことがなかったのですが、
あっという間にのめり込みました。

家に帰ってくるやいなや
鞄も下ろさずにパソコンの電源を入れ、
自分の小説が何位にランクインしているのか
ハラハラしながら確認していたのを覚えています。笑

人気の携帯小説を片っ端から読んで勉強し、
ひたすら小説を書く。
そんな毎日がすごく楽しかったです。

当時、自分の携帯小説が書籍化されることを
目標にがんばっていたのですが、
サイト内で何度か作品が上位にランクインしたものの
書籍化までは届きませんでした。

それでも、あのとき夢中で携帯小説を書き、
いろいろな人に読んでいただけたことで
たくさん勉強になることがありました。

きっと黒歴史になると思い、
当時の携帯小説はすべて削除してしまいましたが笑、
書くことが楽しみで楽しみで仕方がなかった
あのころの気持ちをずっとずっと
忘れないようにしたいな、と思います。

この記事が参加している募集

はじめてのインターネット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?