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6月に読んだ本

はじめまして。
自分もNote書いてみたい!って思い立ったので、とりあえず読者記録つけてみようかなと思います。
やってみること大事ですもんね‼︎

①現代マンガ選集【表現の冒険】【破壊せよ、と笑いは言った】

5月よりちくま文庫より刊行されている、漫画シリーズです。
作家のラインナップは表紙にある通りです。
今も現役で活動されている作家の方から過去のレジェンドまで!
各作品に短めの解説が添えられていて、この一冊で様々な作家やその背景などを知れます。

僕はこのシリーズで初めて赤塚不二夫さんの漫画を読んだのですが、とても挑戦的でユニークな作家さんだということを知りました。
本書には天才バカボン実物大のバカボンなのだという話が収録されています。斬新なコマ割り、ナンセンスなんだけど考えさせられる台詞と展開、キュートな絵柄。他の作品も読んでみたいなぁーって思わせてくれる短編でした。

この漫画シリーズ、最高!
全8巻刊行予定らしいので、毎月揃えようかな

②水木しげるの戦場-従軍短編集

こちらも漫画です。ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるさんの戦争体験を書いた本です。

これは…すさまじい!
子どもの頃に見た、鬼太郎の水木さんのイメージとはかけ離れた世界が広がってます。
ゲゲゲの女房で従軍経験があることは知っていましたが、こんな過酷だったとは。

この本は内容も衝撃的ですが、漫画家としての表現力の高さにも圧倒されます。緻密な描写と水木さんの観察力の高さ。

水木さんのイメージ(ただ知らないだけだったんですが)が大きく変わる作品でした。

③ガンジーの危険な平和憲法案

大学の関係で読みました。
ガンジーのこと、知ってるようで知らなかったです。
この本を読んで、
なるほどそういう考え方をしていたのか、と関心しました。
彼のような人、現代にどれくらいいるんでしょう。
ちなみにこちらの本、絶版らしく本屋さん等では入手困難だそうです。僕はkindleで読んだので関係なかったですが笑

④その日の後刻に

グレイスペリーというアメリカの作家さん。
こちらの方も初めて読みました。表紙がエドワードホッパーだったのに惹かれて手に取り、村上春樹翻訳ということで読みやすいだろう、と当たりをつけて購入。

どこか別のところ」という短編が好きでした。かなり政治的な文脈に沿った作家さんなのかな?
村上春樹翻訳はレイモンドカヴァーが1番好きだったけど、この人も好きかも。
時間がある時、何度も繰り返し読みたい本のリストに入るような一冊(何言ってんだろ)

⑤ホワイトラビット

伊坂幸太郎さんですね。
僕は中学生の頃に大好きで、当時刊行されていた全ての著作を読んだ記憶があります。確か、当時の最新刊はキャプテンサンダーボルトとかだったような。
それから高校生になって、伊坂幸太郎を読んでみると、不思議なくらい面白くなくて…
なんでなんだろう、ってモヤモヤしながら、それでもたまに手に取ると、また面白くない。
それを繰り返し、今度こそは!と手に取った本作。

結論から言うと、これも面白くなかった!
映画とかにすれば面白いんだろうけど、これを小説にする必要あんのかなって…
小説とかの良さってものが伊坂幸太郎からは感じられない。ただの、巧みなストーリー展開。
なんか安っぽいと感じるセリフ。うーん。なんでこんなに評価されてるんだろう。
中学生の自分が読んだら、この作品も面白く感じるんでしょうか。

⑥争いの樹の下で

丸山健二さんの本。実はこの方も初めて。
そしてこの本はまだ読み終わってないです。
でもこれだけは言いたい。

この本はスゴイ

伊坂幸太郎読んだ後に読みはじめたんですけど、これだよこれ!小説に求めてる面白さはこれだよ!って僕はなりました。

まだ50ページほどしか読めてないんですけど。
スゴイ描写力ですね、丸山健二さん。とても鮮明に情景描写のイメージが頭に浮かびます。
この本、ある大樹の視点から描かれています。地に根を張った木からの視点ですが、ジェットコースターのように場面が展開する。
なんか震えます。うまく言えんけど。ちゃんと読んでないし。
絶対、こっちの方が面白いと思うんだよなぁ

⑦これでわかるフェアトレードハンドブック

プロフィールにも書いてるんですが、フェアトレードに関心があります。といっても、フェアトレードについては何も知らなかったので、とりあえず目についた本をメルカリで購入。

それがこの本です。

この本、わかりやすかったです。フェアトレードの歴史や考え方など、基本的な部分を網羅しています。私でも知っているような話もいくつかありましたが、フェアトレードの基礎を理解するにはもってこいの一冊でした。

⑧フェアトレードタウン

こちらもフェアトレード関連。
この本はフェアトレードを街単位で実施する「フェアトレードタウン」について取り上げたもの。

フェアトレードタウンが日本にやって来てから、まだ日が浅いこともあり、情報も非常に新しいものばかり。フェアトレードタウンまでの道のりを、現場でそれを進めた人たちがこと細かに書いてくれてます。

今後、フェアトレードの考えが浸透し、自治体単位で取り組もうとなったりした時、この本はバイブルとなるのではないでしょうか。

僕も参考にしたいと思う部分、たくさんありましたよ。

⑨まとめ

読んだ本はこんな感じです。
全部で8冊ほど。少ないですね…

それには理由があって、

1つは読みかけの本がこの倍くらいあるってこと。大学の関係で手を出したり、摘んだりしてるんですが、読み切ってない感じです。結構、難しいから簡単には読破できませんね。

もう1つは、映画観まくってしまったこと。6月はほぼ毎日映画観てました。だから、読書する時間少なかったですね。映画館の営業も再開したりして、浮かれて映画観まくってしまいました。そのことも記事にしようかな。

Note書くのは初めてですが、楽しいっすね。
ちょっと時間かかったけど、とりあえずこんな感じで!
また何が投稿するかも!