見出し画像

録音って意外と照明も大事だよ

割引あり

おはようございます!MaCoと申します。
ありがたいことにREC/MIXやPAを生業とさせて頂いております。

既にタイトルで思った事を書けているのですが。下記は全て補足という事でダラダラと進めたいと思います。


その前に、補足の補足で まずはスタジオ録音と宅録の違いについて簡単に触れておきながら本題の補足に繋げていければと思います。。

スタジオと宅録の違い

音楽制作において、録音環境は完成のクオリティに大きく影響を与えます。
レコスタと宅録の違いを整理してみました!

1. 音響環境と設備
スタジオは音響設計が施された空間で、高品質な録音機材やミキシングコンソールが揃っています。
一方、宅録では、自宅の音響環境や使用する機材にはそもそも買えない(置けない)機材があったりと制約があります。

2. コスト
スタジオの利用には費用がかかりますが、その分、プロフェッショナルな設備やエンジニアのサポートを受けることができます。
宅録は初期投資が必要ですが、長期的にはコストを抑えることができます。

3. 自由度と柔軟性
スタジオは予約制で時間的な制約がありますが、その分、集中して作業を進めることができます。
宅録では時間に縛られることなく作業ができるため、アイデアが浮かんだときにすぐに録音できるメリットがあります。

っと、ザックリですが違いを出してみました。
スタジオの利点は これに日々時間を費やしている専門のスタッフの技術とメンテナンスされたハイエンドな機材を使える事、そして録音する為に設計された部屋(ブース)が魅力だと思います!

なので、宅録がメインであっても 例えばメインのボーカルだけはスタジオブースを借りて録音する とかはすごくコスパも良いと思います。
スタジオ機材の特にマイクなんかは、湿度管理なんかをしないと100%の力を出せなかったり、マイク選定においてま自分の声質や好みをハイエンドマイクで試せたりします。

機材やはこんな感じでさておき、録りの環境においてどこであってもプレイヤーがパフォーマンスを発揮する時に、無意識レベルで気持ちを落ち着かしたり上げたりするテクニックがあるのです!
しかも、それは宅録であっても比較的コスパ良く導入できるのではないかと!
もう分かると思いますが、、そう!照明効果です!!

照明がもたらす集中力と雰囲気作り

僕の先輩で、自宅で編集作業をする時に部屋を真っ暗にしてスポット1発を手元とディスプレイに落とす事でめちゃめちゃ作業効率が上がるとの。

なんで??って聞くと、
「ごちゃごちゃした物が目に入らないから、全部見えるとスマホ触ってしまったり雑誌に手が伸びたり気が散るのよね」
「日頃から部屋を片付けておけば良いやん!」っとすぐさまツッコムと、黙られましたが、本題は部屋が散らかっているかどうかではなくて照明で集中を演出する事で作業効率が上がるという事実です。

以前、ピアノとボーカルが同じ空間でクリックは無しのライブに近いテイクを狙って同時録音するプロジェクトがありました。
この時、サウンドチェックの延長上で照明は比較的明るく白の蛍光灯もアリのまま本番RECに進んだのですが、2テイクほど録ってプレイバックしていくうちに「なんか違うなぁ。。」という意見が飛び交い、誰しもが長期戦の予想に恐怖する間が。

そこで、ブースの照明を間接照明だけにして調光も少し落としオレンジ系にしたところ、なんと次のテイク1発でOKが録音出来たのです!
もちろん全てが、照明効果ではないと思いますが目から入ってくるイメージも含め音に変換するとこんなにも人は覚醒するのかと感動でした。

イメージを音に乗せるのは難しい

このような例があってか、それからはその場の雰囲気、環境を作ることはすごく大切な要素の1つに捉えています。

イメージを形にする時、視覚的情報も大切な作品材料になっているという肌感があるので少しでも良い作品が出来るように。。。

反対に、スティービー・ワンダーやレイチャールズなどは目には見えないイメージが頭の中にあるからこそ、視覚的情報からではなく感覚的イメージを研ぎ澄まして音として表現出来る一面もあるのかなと。

どちらが作品のイメージを音にすることに長けているかは分かりませんが、大前提、そこに至るまでの技術や努力は惜しむべきではなく、自分に今出来る事を精一杯やっていきたい。

最後にまとめです。

という事で、照明を工夫すると良い結果につながるかも!?っという内容でした!実践出来る方は取り入れてみてはいかがでしょうか!

日常のお店で考えてみると、BARは明るすぎるとお酒が美味しくない気がするし、コンビニは薄暗かったら何となく嫌です。

そんな感じで、自分の制作にあった照明プランを作るのも良いと思います。
楽曲ごとに雰囲気を変えるのもアリだし、カラーを作れる照明であれば赤、
青などイメージカラーを決めて望むと好転する事も全然夢ではないと思います!

この後、おまけ で僕の経験からの照明プランをいくつか紹介しております。
有料とさせて頂いておりますが、僕はカラーコーディネーターの資格もなければイラストレーターなどの専門職ではないので、あくまで自分がイメージする空間の色や上手くいきがちな色、こんな感じにする?という提案が採用された程度の結果報告です。
応援的な感じで読み進めて頂けるとすごく励みになりますので!ご了承下さいませm(_ _)m

色別照明効果の役割(専門ではなく経験則です。ごめんなさい)

集中力が向上するイメージ

クールな寒色系

ここから先は

1,207字 / 5画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?