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[20230307]「城泊」の流れは小田原にも来るか?

みなさん、こんばんは。
ヒト・街・企業のポテンシャルを引き出すコンサル力で、イキイキと暮らせる世の中を創造する会社、株式会社おだわらコンサルティング@小田原市です。

今日は日経新聞で気になるニュースを見つけました。

広島・福山城への「城泊」、24年春開始へ:日本経済新聞

広島県の福山城で「城泊」が24年春から開始される、というニュースです。
文字通りお城に泊まる、というもので、閉館後に宿泊するという内容です。

国内では愛知県の大洲城や長崎県の平戸城では既に開始されており、香川県の丸亀城もそうした動きがあるそうです。
しかし、一泊100万円かかる城もあり、主にインバウンドの富裕層向け活用が想定されそうです。

観光庁もこうした動きを推進しており、今後各地の城で取り組みが始まる可能性があります。
天守閣が現存しているお城は100弱と言われていますので、全体的に推進の流れができれば、かなりの数となりそうです。

小田原市民としては、小田原城がそのような流れに乗るか、という点は非常に気になります。
今のところそうした動きはなさそうですが、事例が増えてくれば、当然そうした事業も検討されることでしょう。

ただ、前述のとおり、宿泊料金は非常に高額に設定される可能性が高いことから、仮に「城泊」を始めたとて、インバウンド増につながるかという点は疑問が残るところだと思われます。
小田原城単体の収入を高める、という施策で考えれば有効かもしれません。
市のHPを見ると、大体年間8千万円程度の事業収入を得ているようですので、仮に年間に20組宿泊するとすれば、

100万円/泊×20泊(年に20組泊まる試算)=2千万円

となりますので、かなりのインパクトかもしれません。

小田原城は東海道新幹線でのアクセスもよく、東京からも中部・関西方面からもアクセス可能です。
本格的に取り組めば、実はそこそこ美味しい収入になるのでは、と皮算用もしたくなります。

一考の価値はあるかもしれませんが、果たしていかがでしょうか。


株式会社おだわらコンサルティング
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参考記事

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[20230105]宮小路をEV宿場町に

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