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中古パーツ購入時のポイント2

 中古パーツ購入時の一つの考え方として、あえて不良品、訳あり商品を買うというものがある。人は何かを売る時、だいたい何かしらの意図を持って行っている。初めから不良品、ジャンク、訳あり商品などと謳ってある物もあれば、しれっと良品を装っている物もある。その場合はそれを見抜くスキルが必要になるが、前者も後者もだいたい販売金額は比較的安いはずだ。そんなところから勘繰り本質を見極めるのも一つの手であろう。見極めたらそれをそっとスルーするのが定石だが中にはあえてそれを掴みに行く方法もある。今回の解説はそのパターンだ。

 今回購入したのは以下の訳あり商品。

通称”三角キャリパー”

 これは予め訳ありの旨を謳ってあった商品で、もちろんその分比較的安い金額設定がされていた。これは74年から76年(詳しくは77年の途中まで)のFX、XLに使われていたフロントブレーキキャリパー”通称三角キャリパー”。製造年数から見ても個体の絶対数の少なさが容易に予測でき、尚且つ純正品ということで安いことは無い商品であることに間違いはない。しかし、本当に市場に出回らない種のパーツなので必要なら問答無用で買うしかないのだが、今回幸か不幸か訳ありの三角キャリパーに出会い、購入を決断した。

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