見出し画像

ChatGPTで異なる価値観の2人を対話させてみた


▫️はじめに:思い至った経緯

ChatGPTで作ったキャラクター同士で対話をさせてみると面白いのではないかと思いトライしてみました。最終的には、「未来の100人の村」をつくりシミュレーションしたいと思っています。

テクノロジー進化によるシンギュラリティの出現は、その波に乗るか乗らないか、乗れる乗れないかの個人の選択肢により、更なる二極化を生むことになる。加えて、同じセグメントだとしても、更なる多層化も進む。

社会的分断を人間は乗り越えられるのか?何がその分断を乗り越えるために必要かを考えるきっかけになると幸いです。

▫️今回のシミュレーション

⚫︎登場人物:ネットオタクとおばちゃん


Aさん:

20代男性、ネットギーク。1日16時間はオンラインで生活をしている。オンラインゲームで友達がたくさんいるがリアルではあまりいない。リアル彼女はいないが、ヴァーチャル彼女と1日4時間は対話をして楽しんでいる。

Bさん:

地域に住む主婦50代。今はスーパーでアルバイトをしている。ネット自体は怖くあまりさわっていない。主にLINEやネット検索中心。地域のサークル活動でお友達もたくさんいて、休日もよくおでかけしている。

⚫︎ケース1 : 相互理解が進むシナリオ

以下、ChatGPTによる対話です。

【タイトル:異なる世界を繋ぐオンラインの糸】

Aさん:私たちの時代には、オンラインの世界が私たちの生活に大きな影響を与えています。私自身、その中で多くの時間を過ごし、さまざまな人々と繋がることができることに喜びを感じています。

Bさん:オンラインの世界に私はあまり触れていませんが、Aさんが語るその魅力には興味を持っています。ただ、私にとってはリアルのつながりがより重要なんです。

Aさん:興味を持ってくれて嬉しいです。オンラインの世界では、地理的な制約を超えて多くの人々と交流することができるんです。友達との時間や情報の共有は、時間や場所に縛られずに行えるのが素晴らしいと思うんです。

Bさん:確かにそれは便利な面がありますね。でも、私にとってはリアルのつながりが特別なんです。地域のサークル活動での交流や顔を合わせた会話は、私にとっては心温まる時間なんです。

Aさん:それは素晴らしい経験だと思います。リアルのつながりの中で、共感や励ましを受けることは特別な喜びですね。ただ、オンラインの世界でも私たちは共感や支え合いを感じることができます。例えば、オンラインゲームの中で仲間たちと協力し合うことで、チームワークや友情を育んでいます。

Bさん:確かに、オンラインの世界でもそういう経験があるのかもしれませんね。私が抱く懸念の一つは、ネット上の情報の信憑性です。正しい情報を見極めることは難しいですし、個人情報の漏洩などのリスクもあるんです。

Aさん:なるほど、Bさんの懸念は理解できます。ネット上の情報の信憑性や個人情報の漏洩は重要な問題です。私もその点については常に注意を払っています。情報を適切にフィルタリングし、信頼できるソースからの情報を得ることが大切です。

Bさん:そうですね、情報を適切に取捨選択することが重要です。私自身はネットの情報に触れる機会が少ないため、その辺りのリスクが気になるんです。でも、オンラインの世界にも魅力があることも感じます。例えば、オンラインでの学習や仕事の機会の拡大など、新たな可能性が広がっていますよね。

Aさん:その通りです。オンラインの世界は学習や仕事の場としても大いに活用されています。特に最近では、リモートワークやオンライン教育が一般的になりました。場所や時間にとらわれずに自分の能力を発揮できることは、個人の成長や社会の進歩にとってもプラスになると思います。

Bさん:確かに、オンラインの利便性や可能性は魅力的ですね。私ももっと積極的にオンラインの世界に触れてみようと思います。お互いの意見の違いに気をつけながら、異なる世界を繋ぐオンラインの糸を探求していきましょう。

Aさん:そうですね、お互いに理解し合いながら、新たな発見や経験を共有していきましょう。オンラインの世界は私たちに多くの可能性をもたらしてくれるはずです。

Bさん:同感です。オンラインの世界にもっと開かれた心で接して、新たな糸を紡いでいきましょう。

お互いが意見の違いを尊重しながらも、オンラインの世界の魅力やリアルのつながりの大切さについて深く考えるエッセイの対話となりました。

⚫︎ケース2 :お互いが分かり合えないシナリオ

以下、ChatGPTによる対話です。

【タイトル:交わりの終焉−対立する糸】

Aさん:オンラインの世界は私たちに多くの可能性をもたらしてくれると感じています。リアルのつながりに比べて、より自由で広い交流ができるんですよ。

Bさん:私にとってはリアルのつながりが重要であり、オンラインの世界には不安を感じることもあります。リアルな関係性こそが真の絆を築くのではないでしょうか。

Aさん:でもオンラインの交流も深い絆を生むことができるんですよ。たとえば、オンラインゲームの中でチームメイトと連携を取り合って困難を乗り越える経験も、一体感を生み出す要素です。

Bさん:オンラインのゲームや交流は私には理解できないものです。リアルのつながりこそが心の豊かさを感じられる唯一の方法だと思うんです。直接顔を合わせての会話や共有した経験は、オンラインでは代替できないものです。

Aさん:私はリアルのつながりよりもオンラインの世界に価値を見出しています。広がりのある交流や新たな発見が、私の人生を豊かにしてくれるんです。

Bさん:私にはその考え方が理解できません。オンラインの世界には危険もありますし、情報の信憑性も疑問です。リアルのつながりには真実さや温かさがあると思うんです。

Aさん:私の言葉が伝わらないのは、Bさんがリアルのつながりに固執しているからでしょう。オンラインの世界が私たちにもたらす可能性や新たな視野を、Bさんは理解しようともしないのですね。

Bさん:あなたの考え方が私には理解できないのです。オンラインの世界に身を委ねることで、現実から遠ざかり、本当の幸せを見失ってしまっているのではないでしょうか。

Aさん:あなたの言葉は私を傷つけます。私はオンラインの世界で充実感を感じ、幸せを見出しているのに、それを否定されるなんて許せません。

Bさん:私も同様にあなたの意見を受け入れることはできません。あなたがオンラインの世界に没頭していることに失望を感じているんです。リアルのつながりや経験が私にとっての真の豊かさであり、あなたの言葉はそれを軽視しているように感じられます。

Aさん:私の意見を軽視されるのは許せません。オンラインの世界も私にとっては真の豊かさであり、それを否定するあなたの姿勢にもがっかりしています。私たちの意見の違いは乗り越えられない壁となってしまったのかもしれませんね。

Bさん:確かに、私たちの意見の違いが大きすぎて乗り越えられないように感じます。お互いの立場を理解し合うことができないなら、もはや話し合いの余地はないかもしれません。

Aさん:残念ですが、そう思います。私たちはお互いにとっての幸せを追求する道を別々に歩むしかないのかもしれません。この対立は解決不可能なものとなりました。

Bさん:そうですね、解決策が見つからないのなら、それが避けられない結末となるかもしれません。お互いの意見の違いを尊重しつつ、別々の道を進むことにしましょう。

この対話は意見の相違が大きく、双方がお互いの立場を理解し合うことができずに、対立が深まってしまった結果となりました。お互いの幸せを追求するために、別々の道を選ぶこととなったのでした。


以上がストーリーになります。(ちなみに、最後の文章の顛末もChatGPTが出力しています)

▫️考察:分断の有無の違いは何か?


どうでしたか?何が分断を生み出し、何が乗り越えるきっかけになったでしょうか?


これもChatGPTに聞いてみました。

前のエッセイと後のエッセイの違いを生んだ要因は、以下のようなものが考えられます:

1. コミュニケーションの姿勢と対話の進め方: 前のエッセイでは、AさんとBさんがお互いの意見を尊重し、相互理解を促す姿勢で対話を進めました。互いに話し合いの場を提供し、相手の意見に対しても開かれた態度で向き合ったことが、対話の良好な展開につながったと言えます。一方、後のエッセイでは、お互いの意見の相違による対立が深まり、相互理解が難しくなりました。
2. 対話の目的や共通点の探求: 前のエッセイでは、AさんとBさんが対話の目的を明確にし、お互いの意見の共通点や相違点を探求しました。共通点を見つけることで相互理解が深まり、対話が前向きに進んだと言えます。しかし、後のエッセイでは、お互いの意見の違いが強調され、共通点の探求よりも対立が前面に出てしまったことが要因となりました。
3. 双方の意識と感情の変化: 前のエッセイでは、AさんとBさんがお互いの意見や立場を尊重し、共感や理解を示し合いました。お互いの幸せを願う姿勢があり、対話が平和的に終了したと言えます。一方、後のエッセイでは、お互いの意見の相違が感情的な対立へと発展し、お互いの意識や感情が変化したことが要因となりました。

これらの要因により、前のエッセイと後のエッセイでは対話の進め方や双方の意識の違いが生じ、結果的に対話の結論や雰囲気が異なったのかもしれません。

▫️さいごに


いかがでしたでしょうか?

個人的には、思った以上に面白い結果になったと思いました。引き続きトライしてみようと思います。

前後のエッセイを読んだ感想、こんな人とこんな人を対話させたい、など是非ご意見ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?