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私の論考

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私自身についての自己言及、私の姿勢・考え・感じたこと、私と世の中の関わりについて。平たく言えばエッセイ。
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2021年9月の記事一覧

noteを楽しむための「第二」を決める

私にとって、noteを書くことも挑戦・試行の一貫である。これまで、投稿することに必死で、そういえば立ち止まって振り返ることは少なかった。まずはお決まりのダッシュボードを貼る。 外部のランキングサイトはより露骨なデータを見せてくれる。 https://note-ranking.userlocal.jp/users/odapeth URLの最後の「odapeth」を他のアカウント名に変えれば、投稿数とフォロワー数のグラフが見られるので、興味ある方はお試しあれ。 ダッシュボー

「批判される覚悟が無いなら批判するな」という批判をする

私は批判される覚悟を持たないため、できるだけ他の人を批判しないように気を配っている。だから、投稿ボタンを押す前には「意図せず誰かを批判していないだろうか?」「傷付けていないだろうか?」ということをチェックする。 もちろん、自分の主張が譲れないポイントであれば腹をくくって正面から争う。けれど、些末な論点に関しては「そこにリソースを割きたくない」というのが正直なところだ。 『「カメラマン」という表現は性別を連想させるので不適切だ」』と突っ込まれたらメンドクサイので「写真家」か

反戦を貫く朝ドラの登場人物

NHKの朝ドラこと「連続テレビ小説」の登場人物の多くが、あまりにも一貫して反戦スタンスをとることに違和感を持った話。 戦争の被害者として描かれる主人公達思い出せば、朝ドラには太平洋戦争をまたぐものが多い。今日の日本の礎を築いた偉人をモチーフにした作品となれば、活躍した時代から逆算すれば戦争を経るのは自然だろう。 2021年現在ある104作品を遡ってみて、現在放映中の「おかえりモネ」こそ舞台は現在だけど、観たことのあるドラマのいくつかは戦争の描写が思い出される。正直言うと、

退会の挨拶をする気持ちって何だろう

「一身上の都合で、コミニュティを脱退します」「今までありがとうございました」の挨拶って何だろう...という話について。誰かを非難する意味合いでなく、純粋に「何だろうなぁ」と考えている。 例えば4~5人でやっている活動で1人が脱退するとなれば、積もる思い出もあれば、ねぎらいの言葉もあるだろう。それが1000人いるコミニュティだとすると、誰かが居なくなったところで意識すらしない。 頻繁に露出してコミニュティに貢献する人だったら、「そういえば最近見ないなぁ」「忙しいんだろうな」

クリエイティブに「業務と関係の無い」はあるのか

あらゆるところで「業務と関係の無い」という言い回しが出てくる。具体的には「業務と関係の無いサイトにアクセスしてはならない」「業務と関係のないソフトウェアをインストールしてはいけない」などなど。 例えば工場に勤務していて、時間あたりに組み立てる最終製品の数を増やすことが使命だったとすると、そりゃぁゲームをインストールすることが仕事の成果に結びつかないことは誰しも納得する。 クリエイティブにおける「仕事と無関係」曲がりなりにもクリエイティブのお仕事をしていると、あらゆることが

薄い本 de 読むのも好き

原著を当たるのが大変な時に、薄い本で手っ取り早く概要を掴むことがある。この記事で言う「薄い本」は「100分 de 名著」シリーズを指す。 「100分 de 名著」は、毎月1つの名著をピックアップして、4回に分けて紹介するNHKの番組である。2011年から放送されていて、紹介された名著は100を超える。あらすじや、それが書かれた時代背景だけではなく、その名著に詳しい第一人者の考察も加えられるようだ。 https://www.nhk.or.jp/meicho/ 「ようだ」と

明晰夢と気付きながらnote書こうと思った

夢の話をしよう。...と言っても、未来の希望じゃなくて、寝ている時に観る夢の話。 アラフォーおじさんの夢の話とか「誰が得するねん」ではあるけれど、お付き合いいただきたい。 夢の中で夢だと気付く方法私は夢の中で「これは夢だな」と気付くことがある。いわゆる明晰夢というやつである。夢の中で活字を読もうとして気付くことが多い。 私の脳が作ったマトリックス世界は細部の実装が甘いため、手ごろな配布物や本を手に取って読むと、組版はしっかりしてるのに文字はボカシがかかっている。 いく