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おはなしのろうそくついとくれ

ろうそく ろうそく ついとくれ
おはなしの ろうそく ついとくれ

小学生の頃、読み聞かせの時間があった。
普段とは違うまっくらな教室で
読み聞かせの人がロウソクに火を灯す。
その時の「おはなしのろうそくついとくれ」
とおまじないを唱えるこの瞬間が
わたしはとても好きだった。

心地よい落ち着いた声、
ページをめくる指の動き、
そして、ワクワクしたり、少しこわいおはなし。
わたしにとっては特別な時間だった。

そこからグルグルと時間が過ぎて
大人になったわたしは図書館の児童担当
として働くことになった。
今度はわたしがおはなしを伝える側になったのだ。
そこでいろんな絵本を知った。
もう仕事ではなく趣味として絵本のことや
絵本作家さんのことが好きになった。

さらにグルングルンと時間が過ぎて
2023年の春に娘を出産。
夏頃から、ゴロンと寝っ転がりながら
娘に向けて絵本を読みはじめた。
少しずつ娘が絵本に反応するようになると
今まで何回も読んでいた絵本が
また違って見えてきた。
母として読むことで見えてきた新しい発見だ。

これから先、娘の成長に合わせて
読む絵本も変わっていくだろう。
その時々にまた新しい発見が見えてくるのかな
と思うとそれを記していきたいと思った。
とくにノウハウを教えるわけでもないけれど
ただの絵本好きのひとりの人として

娘のこと
絵本のこと
生活のこと
たい焼きおいしい!みたいなどうでもいいこと

をつらつらと書きたくなったのだ。

これがnoteをはじめた理由

たぶんきっと、いや絶対
どうでもいいこと8割になると思うけど
自分自身が楽しんで
ゆるりと日々を記していきたい。

𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃


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