育児時短勤務からの退職。個人事業主になり再就職手当をもらいました。

まとまりのない文章すみませんが、最近の出来事を思うがままに書きなぐります。

今年の2月ごろに育児時短勤務から退職しました。退職した理由は復帰先の部署が希望と合わなかったからです。もともとは管理職で企画の仕事をしていたのですが、復帰したら「子育てしながらの仕事は大変」という理由で単純作業のいつでも休める部署に配属になりました。復帰先に訪れた前の上司になんでここで働いているの?と言われたり、誰ですか?と冗談で言われたりすることがとてもストレスでした。ひどい人だと、「お金あるんだったら、こんな仕事してないで辞めちゃいなよ」とか普通に言ってきました。でも単純作業で管理職手当をもらえて正直コスパ的にはウマウマでした。1時間あたりの給料は旦那よりも数倍高かったし、時短なのに配属先の残業しまくりの上司よりも月収もボーナスも高かったです。それだけが心の支えでした。とにかく3ヶ月やってみて考えよう、と思い、頑張りましたがやっぱり私には合わなかったんですよね。企画に戻りたいと言ったら「無理だよ」と普通に言われたので、働く理由がお金以外になくなってしまいました。10年以上勤めた会社でお世話になった方には申し訳なかったですが、辞めることにしました。もちろん家計の計算や旦那との話し合いを経て。色々と考えてお金ってそんなに必要かな?と思いました。なんとか暮らしていける分はあるし、それに今の自分に無理なく生きていくことに大きな価値を感じたんですよね。

仕事を辞めたらすぐに保育園を退園しなければならない、というわけではなく休職期間が3ヶ月間あったので、その3ヶ月で色々と準備を進めました。

その時にちょうど新型コロナウイルスが流行しだしました。緊急事態宣言中はずっと子供と一緒に家にいました。緊急事態宣言下でも出勤しなければならない業種だったので、たまたまコロナ前に退職してよかったです。毎晩寝る前に絵本を何冊も読んであげられることに幸せを感じました。今までは本当に疲れてて絵本も1冊が限界だった。寝かしつけの時も早く子供が寝てくれないかな、と考えながらイライラしていた。。。今では子供が楽しそうに「これ読んで」と絵本を何冊も私のところに持ってきます。飽きるまで読んだら電気を消して一緒に歌を歌いながら寝ます。数百万の収入がなくなった分、子供に絵本を何冊でも読んであげて歌って楽しく眠れるようになったならもうそれだけで大満足じゃん、と思いました。

もともとはフリーランスで仕事をする予定でしたが、外出自粛期間を経て、もっとペースを落としたいと思うようになりました。自分のペースで、今日は子供と過ごしたいと思ったらそうしたいし、仕事したいと思ったら仕事したいし、完全に自分のペースとはいかないまでも多少融通のきくワークスタイルにしたいと。特に子供の体調が落ち着くと言われている小学校高学年前くらいまではそのように動きたいと思いました。誰かに締め切りを決められる仕事ではなく、自分で締め切りを決めて動くために個人事業主になる決断をしました。自分が今まで会社でやってきた企画という仕事を、個人で続けることにしました。

まずは3年間分の計画をたてました。1年毎の目標、それに沿って何をしていくのか。おおよその予算も立てました。今はそれに向かって進んでいます。また、当分は収入が少なくなるため旦那の扶養に入らせてもらいました。

子供を保育園に預けるために個人事業主になりました。開業届があれば保育園に在園することが可能だったからです。あと、仕事をする際に何かと住所表記が必要で、それを自宅の住所にしたくなかったのでリスク回避のためバーチャルオフィスを契約しました。近所のバーチャルオフィスを見学して、一番受付の対応やサービスがよかった所に決めました。

そして開業届とバーチャルオフィスの1年間の契約書をハローワークに提出して、再就職手当をいただくことができました。再就職手当は、開業届とは別に「事業を継続して行うことができる」と判断できる証明書が必要になります。私の場合はバーチャルオフィスの契約書であっさり審査クリアできたようです。手当支給の通知が届いたどき、自分が仕事をしていることが認められたと感じてとても嬉しかったです。現時点で収入はほとんどないけど胸を張って行けるような感じがしました。

これでなんとか、子育てと仕事の両立の第一歩が踏み出せました。現在は、子育て6割・仕事4割くらいで動いています。自分らしく生きていくことを大切にしながら、少しでも稼げるようになっていきたいです。また、こういった生活をさせてくれている旦那にも感謝です。いつか恩返しをしたいと思います。子供が熱を出した時は私が仕事を中断しているので旦那も仕事に専念できています。お互いにとっても良かったかなと思います。

以前webデザイナーの学校に通っていた時、あれもこれもやりたいと言った私に対して先生が「何か1つに絞らないと成功できない」とおっしゃいました。私も、できることならそうしたいのですが、なかなか絞れないんです。やりながらいろんなことが湧いてきます。企画の仕事をしているときはそうでした。何個もの仕事を並行して進めていました。走りながら考える、それが私には心地が良いんです。今でもそれが自然です。仕事のこと、育児のこといろんなこと考えながら日々過ごしていきたいと思います。自分が信じる方向に進んでいきます。

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