繊細女子の映画鑑賞記録「浅田家!」
映画鑑賞記録18本目。
元々のお話は多少知っていたので、気負わず楽しく見れた。
正直自分の弟に、もしも家族写真をこんな風に撮りたいって頼まれても断ってるだろうし、東京じゃこうもいかない……。やっぱり地方の家族と東京の家族ってちょっと違う部分があるんだろうなぁと思う。
黒木華ちゃんが大好きなのでとにかく黒木華ちゃんが可愛くてやっぱり演技が上手くて良かった……。
私は大学時代に3年間写真部に入っていて、その時に現像したり引き延ばしたり、色々なことをプロのカメラマンに教わって、写真に興味を持った。カメラを持っていたらいつか自分の人生に役に立つものだと思っていた。
今の仕事でも、とあるプロジェクトでの写真の扱いに不満を持っていて、「私にやらせてください!!」って勇気を出して、3回くらい言ったことがある。
でも会社からの返答はNoだった。
でもこの映画を見て、写真専門学校を出て、写真家になりたくて、埋もれていってしまう人が吐いて捨てるほどいるんだなと現実を突きつけられた気がする。情熱と理想が有り余っていても、「写真を仕事にする」ということは容易ではないんだな、と。特に今はカメラの性能が上がっていて、誰でも「それなり」の写真が撮れてしまう。
だからこそ、知識と技術は最低限持っていなければならないし、そのうえで経験と一握りの運が無いと駄目なんだろうな、と。私には、学校を出た人と比べたら、知識と技術と経験が足りない。
そしてもう一つ、この映画で一番大切なことは、
「写真は現像して手元に持っておくこと」だと思った。
スマホで撮ってLINEでシェアすればいいじゃん。
撮った写真はクラウドで共有すればいいじゃん。
Instagramにアップすればいいじゃん。
それだけじゃ、きっといつか何かあったときに後悔するから。
自分が撮りためた写真を印刷しに行こうと思った。
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