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学校との距離感

長期休みが始まるこの時期
お知らせや学習に関するプリント、通知表、面会などなど・・・
学校からの連絡に身構えるホームスクーラーも少なくないようです。

以前、学校から「義務教育」という言葉を盾に理不尽な要求をされた方が、私の記事を読み「知り合いの学校では違いますが」と、わが家の例を出したとたんに要求が撤回されたケースもあるので

もし必要な方がいたらお使いいただけるよう前例として残したいと思います。

*プリント類
必要ないので持ってこないでいただきたいです、と伝えています。

先生は戸惑い「学校の様子をお伝えできると思って・・・」と説明がありましたが、それでも「毎回受け取っても目を通さずそのまま処分しているので、持ってこないでいただけると助かります」「処分にも手間がかかるので」とこちらも受け取った書類がその後どうなっているのか、せっかくまとめて運んでいただいた手間が丸々無駄になることを丁寧に説明して、ご理解いただきました(はっきり伝えないと良かれと思って過ぎ在りし日の給食便りとか挟み込んでくるので、受け取ってもただただストレスです)

学習のプリントも「うちは学校と同じ学習をしていません」と説明しています。いただいても使わないこと、子どもたちが学習する時は自分たちでインターネットから問題を印刷しているので必要ないことを伝え納得していただきました。

*通知表
「他人からの評価は必要ないので、通知表もいりません」と伝えました。
それでも強引に渡してくる担任も過去にいましたが、通知表もプリントも受け取る義務はありません。持ってこなくなるまでこちらも根気強く伝えます。

いらないものはいらないと、愛と敬意を持って伝えよう


*面会
都合のいい日・時間を伝えて先生に来ていただいています。
前任の教頭先生と「用がある方が訪ねることにしましょう」と話がついていたので、今もそのまま継続しています。

安否確認について

『学校からの面会を受け入れないと、児童相談所に通報されて子どもを連れ去られる』と聞いたことがある人も多いかもしれません。

とても不透明なこの安否確認について、少し前に学校と話し合い情報を提供してもらいました。

「越谷市のケースになりますが・・・」と前置きがありましたが
基本的に、子どもに直接会えたかどうか教育委員会への報告が必要なのは「学期初めの数日間に行われる面会」だそうです。

これはあくまで「不登校児童への対応」として行われているけれど、長期間会えず、連絡がつかずどうしても生存・安否確認が難しい場合は民生委員に連絡する場合があるとのことでした。

そして、なにか事件が起きた時に文科省から通達が来ることがあるそうです。

学校からのそのようなアプローチが苦痛になっている家庭もある、学校を通さずにかかりつけの小児科や歯科、図書館など施設と連携して安否確認の証明になる制度を作れないでしょうかと相談したところ、

教頭先生が「今のところそういう例がないので、私個人の見解になりますが」と、学校が委託しているお医者さん=学校医であれば可能かもしれない、とのお返事でした。


今回、わが家の窓口になっている教頭先生が校長や教育委員会とかけ合って情報を提供してくださいましたが、安否確認もそれ以外の面会なども、地域柄や校長の判断により左右される部分も大きいのではないかと思います。

とりあえず、教育委員会に報告が必要なのは始業式の面会結果であることがわかり、学校から受け取るものも特にないことから、わが家は今後終業式の面会は辞退して始業式のみ先生に来ていただこうと思います。手ぶらで。

あくまで埼玉の一角という狭い範囲の情報ですが、どこかで誰かのお役に立てたら幸いです♪



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