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#0100 CLS道東 【カラダは東京・ハートは釧路】

間が空いてしまいましたが、前回の続きを綴りました。相変わらず纏まっていない文章ですが、興味を持ってくださる方は、ぜひお付き合いください。


○ワガママ野郎

たぶんジブンは結構ワガママで、現状では満足できず、もっと頼られたい!応えたい!感謝を言われたい!という状態なのかもしれません。別な言い方をすると、もっと高みに昇りたい、上昇したいといった感じでしょうか。

そういう意味では今の環境でやるべきことはやりきったのかな?
いまの会社でやるべきことはやったのかな?

そんなことも頭をよぎります。

新事業としてPPP/PFIに着目した一番の理由は、「地方を盛り上げたい」であり、そこの根っこには「釧路」がありました。

おそらく物足りなさを感じるのは「釧路」の要素が足りないからで、釧路のまち、釧路の人、釧路に関わる人に応えたい!感謝を言われたい!なのかな?

このあたりは、木下斉さんのVoicyとNRIのレポートに触れて思った幸福度を高める要素のうち、信頼関係・地域貢献にあたると思いますが、わがまま野郎なんでしょうね。ジブンは。

今まで携わった事業で素晴らしいプロジェクトもあれば、イマイチなものもあるけれど、これからの縮小社会(釧路は人口減少は著しい)で社会機能を維持していくには、官だ!民だ!なんてことは言ってられない(官・民で分業することが効率的だったのは、人口増加社会・拡大社会の時代だったから)今後は、官と民の壁を溶かして連携していかないと社会基盤を機能させることは出来ないのではないかという思いは、今の仕事をしていて強く思います。

こうした問題意識の下で、今は金融に身を置いているけれど、不動産、観光、交通、ITなど頑張る場所をピボットしながらキャリアを形成していきたい。そんなことをCLS道東に参加して、たくさんの方々と交流をさせていただく中で気付きました。

もうそろ今の会社は卒業かなと思うと、今やれることは全部やる!という気持ちにもなりました。今の会社にいながらも、釧路のためにやれることはあると思っているので、今やれることは全部やる!精神で突き進み、突き進んだ結果、頑張る場所をピボットしているというのが理想かなとも思ったり。

○心の中で発酵しかけていた「釧路」の思いが発電した!

釧路町の「くしろ人間発電所」の取り組みをされている貴志さんのお話しを聞いて、とても深く共感しました。

小学生の頃は、釧路の魅力を理解して地域への誇りが醸成されるが、中学・高校生になると、駄目なところに気付くようになり、釧路を離れていってしまう。

これ、まさにジブンそのもので、ドキッとしました。

貴志さんは「これは大人に問題がある。釧路を良くしようと努力している大人が少ない。そういった大人に出会えないことに問題がある。」とも仰っていました。

私は「ここにいては釧路の街とともにジブンも寂れてしまう」と思って、大学進学を機に釧路を出ました。幼稚園~小学校低学年くらいまでは、バブルの名残があり、釧路駅前やMOO周辺が賑わう釧路を見ることが出来ました。釧路駅前に住んでいたから尚更なのだろう。祖父母から釧路が水産と石炭で一気にライジングしたリアル感ある話をたくさん聞いて育ちました。

だから尚更、帰釧する度に衰退する釧路に寂しさを覚えたし、やり方次第でまたライジングできるのではという思いもありました。釧路駅前で観光客に「釧路の中心街ってどこですか?」と尋ねられたときは、こちらはニコニコ笑っていたけど、心の中では悔しかった思いは今でも残っています。

長くなったが、釧路を出ても幼少期の記憶がずっと残っていたお陰で、それが長い時間を経て熟成し、発酵しかけたところに釧路を盛り上げようとするカッコイイ大人たちに出会った。

コミュニティツーリズムのセッションで渡邉さんが仰っていた「感情と価値観を共感できる人」に出会い、繋がり合うことができると、お互いに共鳴し影響しあうことが出来るように思う。

時間軸が長い経験であるが、釧路を離れた18歳からBANYAにくる37歳までの約20年間かけて、「釧路の為に努力している大人」=「感情と価値観を共感できる人」に出会い、ジブンの心の中で発酵しかけていた思いが発電された。こういうことなのだと思う。

だから、「釧路」というキーワードは変えずに、会社の枠や業種を超えてもっと越境してピボットしていこうと思う。

それでジブンは何者か問題ですが、CLS道東に参加してやっと初版ができました。

「カラダは東京・ハートは釧路。釧路に貢献したくて仕方ない釧路大好き野郎。(仮)」これかな。

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