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台所短歌

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本

台所から生まれた31文字

運営しているクリエイター: 苧環

秋

繰り返す昨日から今日そして明日生きているのはいつも今日だけこのままじゃ雫ひとつも摘めず…

2年前

21

祖母の羽織でエコバッグ。ありものの白糸とマスク用のゴムに何に付いていたのかも忘れたボタンで。

さりげなく共に生きるということはこういうことだと思う秋の日

https://note.com/odamaki_green/n/n1d5e3c4640ce

2年前

19

鋭利

眼差しでこの手で心で君射るは詮無きことと紅く丸まる

2年前

14

噛む

囚われているのは唇噛み締めた方だというのはやっぱ解せない

2年前

20

かたみ

しつけさえ解かれぬままで畳紙の中で二代の時を刻み来母のだとただそれだけを抱え来た重さを…

2年前

21

おと

遠近で戦ぐを知らぬモノたちが我が先だと煽られ騒ぐ＊＊＊＊＊＊＊＊バタバタガタガタと音…

2年前

26

芯

コンパスの針には一生なれなくて緩んだネジじゃ円は閉じない

夏日

長月も半ばというに居座れる日なかの夏が奪ういろいろ

2年前

24

斜線

壁掛けの暦の枠に斜線引き何事もない今日を消し去る

2年前

21

パラパラとパズルの崩れる音がするピースが足りぬ優しさという

＊＊＊＊＊＊＊＊
傾聴が足りてないことも、自分の提案が最良だと思い込んでいることもわかってる。
思うようにやれば？後は任せてと思えたら…
たぶん距離が近すぎる。もう少し俯瞰できたら…

きつい言葉を吐いては自己嫌悪。

2年前

18

幾許か欠けているらし月を見て昨夜に思いを馳せる人生

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十五夜だったことも知らなかった。もう少し折々に気遣いつつ過ごしたい。
余裕か習慣か必要なのはどっち

2年前

27

チャイルドシート

ばぁばもとチャイルドシートのお誘いをお受けすること出来ずに笑い＊＊＊＊＊＊＊＊電動自…

2年前

16

いいこ

傷つけていけない相手は他人様と教え込まれて大人になって持ち物に名前を書いた幼き日アタシ…

2年前

24

かくれんぼ

かくれんぼ見つけたい人誰ですかその手を掴むためだけのオニ