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【スモステ報告会レポート④】12RPGゲーム:宮﨑 翔太郎さん

浜通りでの若者のチャレンジを応援する「浜通りスモールステッププロジェクト」の報告会が3/18(土)に行われました。2023年1月から活動をスタートし、3ヶ月の期間で行われたイベント実施の報告やプロジェクトの途中経過など、7名の参加者に発表していただきました。

▼浜通りスモールステッププロジェクトとは?

→福島県の浜通りは原発事故の影響により長期間避難を余儀なくされた地域がたくさんあります。浜通りでのプロジェクトの推進や、新たな活動のきっかけにつなげていきたいと考え、審査を通過したチーム10組に、活動支援金として最大5万円を補助をする『浜通りスモールステッププロジェクト』を発案しました。


▼12RPGゲーム:宮﨑 翔太郎さん

12RPGゲームというタイトルのプロジェクトをやっています。

私の名前は、宮﨑翔太郎と言います。 山口県出身で、東北大学に現在通っています。 現在、6人でプロジェクトを進めています。

スモールステッププロジェクトが始まる前から、私たちは、 プロジェクトを始めていたのですが、私たちだけでは、どうしてもプロジェクトが前に進まず、進度がかなり遅くなっていました。 

そこで、スモールステップの相談面や資金面の良さを生かして、もっとプロジェクトを前に進めたいと思い参加しました。

私たちのプロジェクトの概要は、 福島被災12市町村のRPGゲームを作り、避難先からでも、手軽にこの地域と関われるツールを作ると同時に、 この地域の活性化を促そうと思います。

そのための活動として、ゲーム制作と現地調査、SNSによるプロモーションを現在頑張っています。

そして、どんなゲームを作ろうかとしているかと言いますと、 木を伐採していきながら開拓していくスマホゲームです。開拓を進めることで、各市町村の 象徴的なものが立ったり、村民が懐かしいと思うような景色が見えてきます。また、面白いエピソードも多数入れています

これは、ゲーム制作の様子です。真ん中の写真の青いキャラクターが、主人公となっています。右の写真はたくさん木が立っていると思うんですが、これは、各市町村のシンボルと呼ばれるような木を現在制作中です。

これは、現地調査の様子です。各市町村の名所であったり、イベントにたくさん参加してきました。 
また、民泊した時に、民泊先の方々と一緒に藍の葉の種撒きをやったり、藍染の体験をしたりしました。 

SNSでそんなにうまくいってないんですが、現在、試行錯誤しながら、アップしている状態です。

活動を通して1番感じたことは、東日本大震災の被害を見るのは、やはり悲しくなるということでした。 
しかし、そんな中でも人々が請戸小学校の跡地のような震災の記憶を生々と物語っているような場所に訪れる理由には、やはり忘れないということを大事にしているのかなと感じました。

私たちが作ろうとしているゲームは、震災後の復興をメインに取り上げており、心があたたまるような感じにしようかと考えていました。 ですが、今回の研修を通して忘れないということも入れるべきではないのかと思い、現在検討中です。

こちらが活動資金5万円の使い道です。

ゲームは秋の9月、10月を予定していますぜひ、楽しみにしておいてください。

これまでご協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。 各SNSも立ち上げたばっかりなんですが、ぜひフォローよろしくお願いします。

<会場からの質問>

Q.福島を回って、どういうコンテンツをそのゲームに入れようと思いましたか?

A.現地に行く前までは、インターネットで調べることができる名所を入れようと思ってたんですが、実際行ってみてからは、ちっぽけな公園だけど、すごい感動したり、そこに2時間とか3時間いる人とかもいて、そういう公園とかも入れてみたら、和やかなゲームになるのかな考えています。

Q.キャラクターを作られたと思いますが、このキャラクターに込めた思いなどあれば、教えてください。

A.カクゾウというキャラクターなのですが、デザインも20回ぐらい変えて、 やっとこういう形にたどりつきました。

まず、青い理由は、民泊の時に体験してした藍染めを元に、藍のキャラクターを作ってみたいなと思ったので、青色にしました。

次に名前のカクゾウっていうところに核っていう言葉があります。やはり、この言葉を使うと、少しなんか近寄りづらいようなイメージを受けると思います。

やはり核を外すか外さないかっていうのは、たくさん議論を行い、あまり差し障りのない範囲で「忘れない」という意味で入れています。

Q.今開発具合は、何パーセントぐらいですか。

A.現在の進捗に関しては、12市町村の地図があると思うんですけど、初めに 浪江町の津島地区っていうところからスタートします。浪江町のなんか完成図みたいなのができています。

浪江だけだと、おそらく6月 ぐらいにはできるかなと思ってるんですが、せめて3市町村一緒にゲームをリリースしたいなって考えた時に、 目安は9月かなと思っています。

また、リリース後は、フィードバックとか反響を見ながら、他の地域とかも作っていきたいなって考えている状況です

Q.ゲームのゴールのイメージは、どんな感じになりますか?

A.せっかくゲームなので、こう何かこの地域の方々、思いが前に向くような要素とか入ると嬉しいなっていうような思いました。

Q.シーズンによって、イベントとかがあったら楽しみですね!

A.シーズンに関して言えば、例えばこちらの木の紅葉も、4種類の色のものを作っていたりしている状況です。

Q.たくさんの人たちに遊んでもらうためのprとかは考えてますか?

A.おそらく、ゲームのリリースが9月ってなった時に、いきなり出して、多分流行らないと思うんで、今の段階から、こういうキャラクターで、アニメーションを作る担当とかをもう決めて、 2日に1回ぐらい動画をUPし、たくさんの応援をいただけるような、コンテンツにしようかなっていうの考えてます。

Q.今のゲームのターゲットは、若い人にやってほしいような感じですが、どういう人に ゲームしてもらいたいというのはありますか?

A.ターゲットとしては、20〜40代 の方がメインにはなってくると思うんですが、僕たちがこのゲームを作ろうと思った目的が、原発の災害が起こった時に、避難した人とかが、故郷と関わりたいけど、関われないっていう人がとても多かったので、そういう人とかが 何か故郷を思い出したり、またはこういった繋がれるような、そういうゲームを作りたいなと思ってやってます。

Q.ターゲットに福島以外の人も含まれていますか?

A.もちろん、福島以外の人にも楽しめるように作っていければと考えています。

<メンターの根本さんからのコメント>

お疲れ様でした。 最初は津島という集落だけをフィールドとしていたのですが、12市町村全部やりたいっていうところの話で、なかなか12市町村全てを行うことは難しいという話もしたのですが、どうしても12市町村でやりたいということだったので、できる形を一緒に模索しました。

まだまだフィールドワークとかも、限られたところしか回ってないと思いますが、 少しずつリリースしていく中で、いろんな声が届いたりとか、または届かなかったりとかっていうこともあると思うので、実際に体験してもらって試行錯誤が始まると思います。

それを踏まえて、実際に作品が形になっていくことは素晴らしいと思うので、ぜひ諦めずに頑張ってください。

<次回のスモステのスケジュール>

次回は、7月〜9月の期間で実施を準備しておりますので、ぜひご参加お待ちしております。

● 募集開始 :2023年5月頃〜
● プロジェクト期間 :7月上旬~9月下旬
  ☆選考に通らなかった方に対して、月1回のフォローアップゼミも開催!
● 活動報告会 :9月末予定
 ※スケジュールは変更になる可能性がございますので、ご了承ください。


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