【イベントレポート】さとのば生による学び遍歴報告会を開催いたしました
みなさんこんにちは。
昨年12月21日に、さとのばの学生によるこれまでの学びを報告する、学び遍歴報告会を開催いたしました。
会のイベントレポートを簡単に共有いたします。
さとのば大学について
さとのば大学とは、地域をめぐる大学です。
大学としてのキャンパスは存在せず、地域がフィールドとなって学び・実践・暮らしていくことが出来る、新しいスタイルの市民大学となっています。
従来の”インプット”型の学びで止めず、
オンラインでインプットしたものを地域でマイプロジェクトとして実践することで学びの最大化を図っています。
解がない・1つではないからこそ、自分たちの欲しい未来をその地にいる人たちや共に学ぶ仲間たちと探っていく。
それがさとのば大学の学びの場となっています。
▼さとのば生の動きが気になる方はこちらのイベントへ!
さとのば大学と連携している地域は、2023年12月末時点で全15ヶ所となります。
連携地域の1つに福島県南相馬市となっており、小高ワーカーズベースが地域事務局として受け入れを行っております。
2023年度のさとのば大学:南相馬の動き
毎年行っている、短期間で地域を知るイベント「ラーニングジャーニー」を本年度も2度(GW:5月4日~6日、夏休み:8月4日~7日)開催いたしました。
2023年度は旅する大学コースにて大学1年生の倉本留玖(るうく)さんを、4月から1年間受け入れています。ランチを振る舞い、DJやアニメをとにかく語ったり、ラジオが好きを活かして発信活動をしてみたりなど、多岐にわたってアクションを起こしています。
▼6月16日開催ランチ会
▼9月のアニメナイト
▼日常の中で、経験と好きを活かして
報告会開催
上記の通り、4月からここまでいろんな経験を積んできた留玖くん。
9月頃までは、地域事務局をはじめ周りの大人に支えられて開催したイベントでありましたが、10月のランチ会からは一人で動けることが増えてきました。小さくてもイベントやプロジェクトを起こし自走させる力がついてきていましたが、
彼の片隅には
「3月までどう過ごしていけばいいのかわからない」という悩みがありました。いつも行動を見てくれている大人はもちろん、いろんな経験・視野を持っている大人からフィードバックが欲しいという考えがあり、本イベントを開催する運びとなりました。
参加者のみなさんから意見をいただく代わりに、おでんを振る舞います!と腕を鳴らしておりました。
さとのば大学を選んだ経緯、
高校時代の話を中心にしつつ、
小高で行ったイベントを振り返り。
その時に感じた感情や変化を中心にお話してくれました。
彼の学びの全容は以下のイベントで最終的にお話してくれます!
また、報告が始まる前には、昼から仕込みをしたおでんのふるまいもありました。
フィードバックをいただく機会
地域事務局や、弊社の社員をはじめ、いつもそばで支えてくださっている20名から誉め言葉、質問、フィードバックなどをいただきました。
いろんな経験やバックグラウンドを持つ大人からの、意見をもらう機会がなかった留玖くん。
いい成長の機会になるとも最後お話していました。
が、3月まで何をすればいいかわからないという悩みは消えなかったので、
地域事務局から
「ここにいる参加者から1つずつ、やってほしいことを付箋に書いて渡そう」という流れに。
これを機に、残りの南相馬での生活も、よりよいものになるといいなと感じられました。
そして最後はみんなで写真撮影!
授業内最終報告は1月30日(火)に、以下のイベントで行われる予定となっております。
地域向け現地報告会も3月1日(金)夜に開催予定!(仮日程)
留玖くんが小高での生活やさとのばの授業の中で、何を学んできたのか・何をしてきたのかをお話していただくほか、次の地域での意気込みなど網羅的に報告する予定です!
さとのば大学が気になっている高校生や大学生、その保護者様、また南相馬の大学生は何をしているのか気になる方など、よろしければご覧下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?