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【事業】小高パイオニアヴィレッジ

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「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」 一度は原発の避難指示区域になった福島県南相馬市小高区を、地域課題や資源を活用した事業創出で再生するコミュニティの拠点となる、… もっと読む
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#小高

再生と創造のシンボル「小高パイオニアヴィレッジ」とは?

福島県南相馬市小高区に立つ、小高パイオニアヴィレッジ。(以下OPV) グレーで無機質なコンクリートと半透明の壁を持つ一見不思議なその建物では、どんな活動がなされているのでしょうか。 本記事では、OPVの歴史やそこにいるコミュニティを紹介したいと思います。 株式会社小高ワーカーズベースについて「自立した地域社会を実現する」をビジョンに、2014年2月、和田智行(わだともゆき)により創業されました。 福島県南相馬市小高区は、東日本大震災に伴う原発事故により、2016年7月まで

イベントレポート「ニューカマー歓迎DJナイト」

新年度を迎え、ここ小高にまた新しい風を運んでくれる人がやってくる季節となりました。 去る4/11、小高パイオニアヴィレッジにてニューカマー歓迎DJナイトを行いました。 DJナイトは過去3回行われ、今回で4度目になります。今回最大の見所は初のVJ(video jockey)が参加し、コワーキングスペースが本格的なクラブに大変身したところです。 フロアを沸かせたのはお隣浪江町で定期開催のDJ練習会「CLUB-6」でのDJメンバーたち。40名近くの地域住民が集まり、音と光に包

【イベントレポート】gwai.の服飾ワークショップ〜大蛇伝説に魅せられて〜

経済産業省によるハマカルアートプログラムの一環で、服飾作家gwaiさんによるワークショップが開催されました。 小高には「大蛇伝説」という伝承があります。 沼地の蛇が一帯を沼地に沈めようとすることを知った琵琶法師が、命と引き換えにお殿様に報告したことでこの地の平穏が守られた、というお話です。 詳細は小高観光協会のHPからマンガ形式でご覧になれます。 桃内地区にある大悲山をはじめとする伝承にちなんだ地名が多数あることや、伝説にちなんだ地域の商品があることからインスピレーシ

桜美林大学4泊5日フィールドワークレポート!

桜美林大学教育探究科学群の1年生7名が、11/8(水)から4泊5日小高にフィールドワークの滞在を小高ワーカーズベースでコーディネートしました! 彼らに課されたお題はこちら。 「予測不能な未来に対して、あなただったらこの街でどんな”楽しみ方”ができますか?考えたことを小高ワーカーズベースのnoteでレポートしよう!」 南相馬市小高区は、原発事故による5年間の避難がありました。現在、地域で生活している人は、ここで暮らすことをあえて選んで暮らしている人が多くいます。 さまざま

桜美林大学フィールドワーク報告⑦:小高の楽しみ方は...散歩?~福島県南相馬市小高区フィールドワークから学んだこと~

自己紹介こんにちは、一度でも話したら友達にカウントしちゃう佐藤拓斗です。現在は桜美林大学の教育探究科学群で1年生もしています。 なぜ小高に来たのか? 今回、私は大学のフィールドワークの一環としてこの町にやってきています。いくつかフィールドワーク先の候補はあったのですが、小高ワーカーズベースさんの"地域の100の課題から100のビジネスを創出する"という所に惹かれてこの町を選択しました。理由としては、将来的に起業したいと考えているので、今回の経験を通じてそのヒントを得ようと考

桜美林大学フィールドワーク報告⑥:心の赴くままの感情と向き合えました

こんにちは、桜美林大学1年生の腕木雅桜です。 普段、読書や音楽散歩と言ったまったりとした日常を過ごして 友達とおしゃべりをする一般的な大学生です。 <なぜ小高を選んだのか>今回のフィールドワークをこの小高で取り組むと決めた理由は、自分が食が好きなことと生活の基盤として一番に食に焦点を当て、それが自身未踏の地と普段の生活している場との比較対象の一つにもつながると感じました。 また元は被災地というマイナス印象のものをどう取り払ってどれだけプラスのものに変えていけるのか、自分の

桜美林大学フィールドワーク報告⑤:何もないけどあるもの

こんにちは!現在19歳で桜美林大学 1年の鶴田開土です!男ですよ! 基本は外に出て遊びたいと思っている人ですが、面倒くさくて休みの日は家に引きこもってます…笑 今回、小高には学部内で行われる授業の一環としてフィールドワークという形で訪れています! 元々、フィールドワーク先の候補地として「沖縄県」や「島根県 西ノ島町」などがあり、それを学生たち自身が選び、何処に行くかを決めるという事になっていました。ちなみに交通費と宿泊費は大学持ちです!(例外もあります) そんな中でなぜ

桜美林大学フィールドワーク報告④:日常こそ非日常であれ

【自己紹介】 どうも、桜美林大学の森 健人です。 「日常こそ非日常であれ」をモットーに生きてます。 【なぜ、小高に来たのか】私がなぜ小高に来ることを選んだ理由は、一度全てがなくなってしまった場所でどのように復活してきたのかを見聞きし、どのように復興に向け進んできたのかを知りたいと考え感じたからです。 実際に現地を体験し、その場所にある新しい伝承や現地のヒトに聞く事で、自分では気付けない多面的な視点で見ることができると考えたからです。 【小高で 気付いた・学んだ こと】小

桜美林大学フィールドワーク報告②:自分と小高と楽しみ方と

こんにちは! 桜美林大学1年のかのんです! 今回発見した『小高の楽しみ方』を伝えることができたらいいなと感じています。 プロフィール名前:岩倉花音 出身:神奈川県 興味:地域魅力化・自分について なぜ小高にきた?人口が0になった地域で挑戦している大人がいるという紹介をされ興味を持ったことがきっかけです。 挑戦している大人が集まっている場所は発見が多く、今後の刺激になるのではないかと感じて選びました。 また、私自身が地域の魅力発見などに興味があり、地域に触れたいと考えて

桜美林大学フィールドワーク報告①:小高の優しさに触れて…

①自己紹介みなさんこんにちは!はじめまして! 桜美林大学1年の望月咲希 (さき) です! あだ名は… " 直感がーる " ⬆ 今回のフィールドワークで出会った美鈴さんに 命名してもらいました! ︎︎☁︎︎*.┈ ミニプロフィール ┈︎︎ ☁︎︎*. 【出身】静岡 【目指している職業】 自分のプロデュースで人を輝かせ 人々に笑顔の花を咲かせること 芸能・舞台関係のマネージャー・プロデュース 【好きな食べ物】餃子 【趣味&好きなこと】 ・舞台鑑賞 ( 劇団四季のCATSが

【活動資金:5万円支援!】第2回浜通りスモールステッププロジェクトの参加者大募集!6/16(金)〆切

こんにちは! 福島県の浜通りで活動したいと思っている若者を応援する「浜通りスモールステッププロジェクト」の第2回を開催します! 人類初の月面着陸に成功した米宇宙船アポロ11号のアームストロング船長は「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」という名言を残しています。私たちは、小さな一歩を応援することこそが浜通りの未来を作ると考えています。 プログラムの参加について気になる方は、下記から気軽にご応募ください! ▼応募はこちらから https://do

【浜通りスモステ】教員志望の大学生に向けて被災地への理解を深めるツアーを実施

福島県の浜通りでチャレンジしたい若者を応援する「浜通りスモールステッププロジェクト」に参加しているmanacoさんが、教員志望の大学生に向けて被災地への理解を深めるツアーを企画しました。 ▼浜通りスモールステッププロジェクトとは? 福島県の浜通りは原発事故の影響により長期間避難を余儀なくされた地域がたくさんあります。浜通りでのプロジェクトの推進や、新たな活動のきっかけにつなげていきたいと考え、審査を通過したチーム10組に、活動支援金として最大5万円を補助をする『浜通りスモー

3/18(土) :第1回スモールステッププロジェクトの報告会を実施します!(オンライン+オフライン)

1月に実施された審査会を通過した7組と起業コースの1組による審査会を実施します!どなたでも視聴できますので、ぜひ若者のチャレンジを覗きにきてください! <概要> ・タイトル:浜通りスモールステッププロジェクト報告会 ・日程:3月18日(土)18:00〜21:00 ・場所:小高パイオニアヴィレッジ+ZOOM配信 ・参加料:無料 ・視聴者:どなたでも ▼福島県浜通りとは? 福島県の浜通りは原発事故の影響により長期間避難を余儀なくされた地域がたくさんあります。 人口が「ゼロ

「ICC サミット FUKUOKA 2023」のソーシャルグッドカタパルトで優勝者スピーチを行いました!

本日、2/16に「ICC サミット FUKUOKA 2023」のソーシャルグッドカタパルトが行われ、「ICCサミット KYOTO 2022」で優勝した弊社代表和田より、前回優勝者スピーチを行いました。 前回優勝者スピーチ株式会社小高ワーカーズベースの和田です。登壇者の皆様、本当に素晴らしいプレゼンありがとうございました。 私からこの時間いただきまして、この半年間のアップデートをご報告させていただきます。 まず改めて私はですね。福島県南相馬市小高区という、原発事故で1度は