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【事業】小高パイオニアヴィレッジ

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「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」 一度は原発の避難指示区域になった福島県南相馬市小高区を、地域課題や資源を活用した事業創出で再生するコミュニティの拠点となる、… もっと読む
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2022年5月の記事一覧

【雑誌掲載】D Design Travel に代表和田が掲載されました。

「デザイン」の視点から各都道府県を旅する観光雑誌d design travelの福島号が発売されています。 「その土地のキーマン」として、代表和田のインタビューを掲載いただきました。「福島らしい人」部門にて掲載記念のタテもいただいております。 書店でお見かけの際は、ぜひお手に取ってみてください! d design travelとは?ロングライフデザインをテーマに活動する私たち D&DEPARTMENT PROJECT が、47都道府県それぞれにある、その土地に長く続く「

20名程度の企業がビジョンボード作成した理由と作り方

こんにちは! 事業が多岐にわたる小高ワーカーズベースですが、会社のビジョンや存在意義を社内・社外に向けて理解していただけるように、ビジョンボードを作成しました。 ▼小高ワーカーズベースのパーパス福島県の沿岸部地域は、原子力災害により大きな被害を受けました。 放射能の被害も大きかったのですが、地域の産業を1つの企業に依存していたからこそ、多くの方々の生活基盤が失われました。 だからこそ、1つの企業で1000人雇用するのではなく、10人を雇用する企業が100社、地域に生まれ

この世の中は希望でしか変わらない

前書き— 文字の偉大さにようやく気付きました  とあるこんにゃく屋さんの猛烈な推奨を受けて聞き始めたコテンラジオ。1回15分くらいで日本や世界の歴史上の人物、発明、時代の変化などを軽快に教えてくれて、これが結構面白い。  第13回『文字、爆誕。—人類のコミュニケーション史』によると、文字を持たぬ人間と持つ人間は根本的に思考体系が異なるらしい。例えば、丸、三角、四角といった図形を概念として理解したのは文字を持つようになってからだそう。文字は、人々がより高次元の思考に辿り着い

アジカンの後藤さんにお立ち寄りいただきました。そこから見えてきた「場」の持つ価値。

こんにちは! 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。 震災と原子力災害によりゼロリセットされた地域で、100の課題から100の事業作りに取り組んでいます。 会社について知りたい方はこちら↓ なぜ後藤さんが立ち寄ってくれたのか?先日、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルの後藤正文さんにお立ち寄りいただきました。 今回はD2021の取り組みの一環で、震災11年目の浜通りを歩き、土地を見て、人との対話を重ねることで現在地を知る趣旨の取り

<2024/6/8(土)開催>ローカル起業家との交流会の参加者募集中!〜移住・起業希望者向け〜

こんにちは! 小高パイオニアヴィレッジに行ってみたいけど、行く機会がないなーという方に朗報です! この度、浜通りへの移住や起業の希望者へ向けて、ローカル起業家との交流会できるご飯会を企画しましたので、気軽にご参加ください! ▼以前行ったツアーの前内容はこちら!※今回は食事会のみになります。 ▼スケジュール:6/8(土)▼注意事項▼【6/5〆切】応募フォームはこちら!先着順なのでお早めに! ▼おすすめの宿泊先はこちら!▼小高パイオニアヴィレッジとは?イベント会場である小

地震の経験を知見に。「防災ゆるトーク」イベントレポート。

こんにちは。 小高パイオニアヴィレッジのスタッフ野口です。 先日3月16日夜に、福島県沖を震源とし、南相馬市で震度6強の揺れを観測する地震が起こりました。 停電、断水、落下のインフラ被害に加えて瓦の落下による雨漏りなど、尾を引く災害です。 不幸中の幸い、スタッフのご家族や施設インフラには大きな被害はありませんでした。 しかし、「こんな経験をした」、「こうしておけば」、、、と言う後悔があったのも事実です。 その時の経験や恐怖を一緒に話すことで和らげ、次への教訓にするためのデ