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#235 発表者に手をあげよう〜1番収穫が大きいお得な役!〜

今週も月曜日がスタートしました。5月の最終日ですね。
これからどんどん暑くなってくるのかな?そんなふうに感じてます。

出版記念イベントを開催します

今週も出版記念イベントの発信ウィークということで、まずお伝えさせてください。
私、初めて本を書いてしまいました。
人生の武器を手に入れよう!働く私たちの育休戦略
これはまだ発売前なのですけれども、この本の発売と「育休戦略」というキーワードにかこつけたトークイベントを企画してまして、ぜひお越しいただきたいなと思います。
6月9日水曜日の13時から14時半の90分です。
耳だけ参加も大歓迎ですので、お待ちしております。
これを先週から発信して、もしかしたらお気付きの方もいるかもしれないのですけれども、出版についての発信をしているにもかかわらず、今のところ表紙の絵がどこにもないんですよね。
「あれ、本出すんですよね?本当に本を出すんですか?」そんなふうに感じた方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
表紙は、なんとただいま絶賛製作中ということで、今週この表紙デザインの初稿が出てまいります。ちょっとドキドキですよね。どんなの出てくるんだろう?みたいな。
トークイベントでは、ご参加くださる方に確定前の本の表紙もちょっと見ていただけるかなと思っておりますので、そんな進捗でございます。

イベントバナースクエア (1)

勉強会で発表者を引き受けてみました

そして今日の話題なのですけれども、先週とある仲間内の勉強会で発表者を引き受けました。久しぶりに。
こちらはどんな機会かというと、仲間の中で誰か一人がテーマを持ち込んで、90分の中で関心があることとか、学んだこととか、発信したいことを発表しながら、その後、仲間と一緒にディスカッションしたり、それをファシリしたり、そんなふうに発表者、かつ進行者になる、この役割を引き受けて勉強会に参加するっていうことを先週しました。

今回はどんな内容にしたかというと、最近読んだ本の中で「リフレクション・自分とチームの成長を加速させる内省の技術」、こんな本があって、めっちゃ面白いなって思ったんですよね。
よく自分を理解するって言いますけれども、自分を理解するって、一体全体どういう体系があるのか。
そして、よく経験に学ぶってありますけれども、思い出したくもないような黒歴史から学ぶってどういうことなのか、こんなことを体系立てて説明してくれている本ですね。
これをインストールしたいと思ったので、この場を使わせてもらおうと思いました。
準備の所要時間も一時間だと決めて、前日にぎりぎりで準備してやってみたのですけれども、やって良かったです。
改めて発表者になって思ったのは、例えば本にしても、読んだだけだと体系立って整理できてないんだなっていうのが、ありありと分かりました。
思ってるほど理解してないんだな、やっぱり読んだだけではっていう。
それを仲間に伝えるために整理して、さらに実際に説明をして、伝えて、内容について一緒に考えてディスカッションができる。
発表者になることによって、この一連のプロセスをやってみることができて、本当に良かったなと思いましたし、場と仲間に感謝をしました。

発表者に手をあげよう

ここから考えて、今日のテーマは、やっぱり機会があれば、発表者に名乗りをあげよう。
なんでそうした方がいいかというと、何より一番収穫が多いお得な役って、発表者なのかなと感じております。
発表者って、ちょっと曖昧な表現かもしれないですけれども、さっきの事例みたいに、例えば、何か機会があった時に、発表する人、勉強会で発表者を引き受けてやる人もそうですし、会議で発言する人も発表者ですよね。
そして、オンラインスクールを運営していますけれども、クラスで発言をしたり、発信する人も発表者だなって思います。
要は、考えたことを言ってみたとか、聞いてみた、質問してみた。こういう役回りですよね。

そして、なぜ一番収穫が多いと思うか、ちょっと自分なりに考えてみたのですけれども、理解できるというのと、広がるというのと、貢献できる
この3つがやっぱり大きいかなって思いました。
まず、「理解できる」は、さっきの事例にもあったように、誰かに伝えよう、声に出そうと思うと、頭の中で整理して要約するということが必要になるんですよね。
それによって、整理ができて理解が深まるという観点もありますし、一方で、どこに理解が足りてないか?どこがうまく理解できていないか?ということにも気付けますので、それを発信することで、フィードバックがもらえて、理解が深まるって言えるんじゃないかなって思います。

そして次に、「広がる」ですけれども、相手に伝えると、そこからフィードバックがあるんですよね。
質問すれば、答えただとか、また新しい着眼点が返ってきますし、勉強会で発表すると、そこに今度は仲間の疑問だとか、気付いたことが積み重なって、自分一人では到底理解できなかったとか、気付けなかったことが、バーって集まってくるんですよね。
それを「広がり」みたいな感じで、見れるんじゃないかなと思います。

そして最後に、「貢献できる」って、誰に貢献できるかというと、その場にいる人、仲間ですよね。チームの仲間だったり、一緒にその場を作っていく人、とにかく一緒にいる人の役に立てると思うんですよ。
新しいインプットが投げ込まれる。
それによって、自分と同じように仲間も気付いたり、考えたりできている。それって、仲間と進める仕事に貢献することになると思いますし、場に貢献できるし、相手の学びにも貢献することになるのかな。
いいことだらけじゃん。
そんなふうに思いました。

やってみた、でいいと思う

ただですね、発表者、これに若干のハードルの高さを感じる人もいるんじゃないかなと思います。
「やろうかな、でもな、どうしよう」みたいな感覚、私も持ちます。
どんな心理的ハードルがあるかな?って、ちょっと考えてみたのですけれども、まず、「うまくできないかも?」とか、「的外れになっちゃうかも?」これって考えますよね。絶対考えちゃいます、私も。
あと、「受け入れられないかもしれない」、「ノーリアクションだったらどうしよう?」「××な奴って思われたら…」
××には何が入るかな?
前のめりとか、空気読まないとか、こんな感じですかね。

こういう湧き上がってくる感情、心理的ハードルをどうするか、これについてもちょっと考えてみたのですけれども、まず、「うまくできないかも?」これについては、どこをゴールにするかによって、たぶん変わってくるんじゃないかなって思います。
もし、発表時点での出来栄えを目的にして、出来栄えが良いことをゴールにする場合は、当然経験が少なかったら、うまくできないかもしれないですよね。
ただ、そこじゃなくて、ゴールはその先の自分の成長だったり、自分なりに考えて発言してみるっていうことが追加されて、その時間が充実するということがゴールだったら、「うまくできないかも?」以上の収穫が、それをやってみるっていうことにあるんじゃないかなって思います。
繰り返しているうちに、だんだん慣れてきて、うまくできるようになりますので、今うまくできないことと、これからもずっとうまくできない状態でいる方がいいのか、それともどこかでトライして、うまくできるようになっていきたいのか
こう考えると、選択できるんじゃないかと思いました。

その他、「受け入れられないかも?」とか、「ノーリアクションだったらどうしよう?」、「前のめりな奴って思われたら嫌だな」、これについては、もはや相手の課題であって、自分の課題ではないですよね。
自分の課題は、やるのかやらないのか。
それに対して、どう反応がされるのかというのは、これはもう相手側の反応で、アンコントローラブル。ということは、考えても仕方がない
一方で、やってみて思うことは、割とこういう感情って、自分の過剰なイメージであることが多いなって思います。
要は、やってみると、そんなことなかったケースが圧倒的に多い。
なので、これについては、周囲だとか、仲間を信頼してやってみていいかなって思います。

ということで、ぜひ発表者に名乗りをあげてみよう。
一番収穫が多いお得な役だからっていう話だったのですが、今日は「発表者」でしたけれども、例えば、なんかの発起人、声をかける人になるというのも、これに該当しそうだなと思います。
例えば、「勉強会やろうよ」って声をかけたり、「この時間にみんなで集まってみない?」
そして、話してみたい人がいたら、自分から声をかける。
こういった発起人も、今日で言う「発表者」と同じような収穫があるんじゃないかなって思います。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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