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#251 出版記念イベント・ゆる振り返りレポート

今日は金曜日です。
通常ですと金曜日は、特にオチもない学びもないゆるい放送をさせていただくのですけれども、昨日木曜日にリナちゃんからの質問コーナーで、かなりゆるい家族の話をさせていただきましたので、今日はもうネタがない。
ちょっと趣向を変えて放送させていただこうかなと思います。

どんな放送にしようかなというところなのですが、先週の6月9日水曜日に開催させていただいた出版記念のトークイベントのレビューをさせていただこうかなと思います。
まず、当日ご参加いただいた方、本当にありがとうございます。
70名近くの方にお越しいただきまして、「本を書かせていただいたので、ちょっと紹介させてください」といったイベントに来てくださる方がいる。
めちゃくちゃ嬉しかったです。感謝しかありません。
そして、来れなかったけど気になってたよっていう方、良かったらどんな話がされたかというところを、私の個人的独断と偏見により、かいつまんで話をさせていただければと思いますので、ご活用ください。
イベントゆる振り返り、こんな感じでお聴きいただければと思います。

出版記念イベント・ゆる振り返りレポート

まず、どんなイベントかというと、書籍『人生の武器を手に入れよう!働く私たちの育休戦略』を出版させていただくことになりまして、このトークイベントを開催しました。
私が一人で喋るのはあまりにもきついということで、今回は書籍要約サービスのフライヤー執行役員をされている久保彩さんに対談スピーカーということで来ていただきまして、二人で皆さんとチャットで交流をしながらトークイベントを盛り上げていった。こんな機会になります。

まず、この本の趣旨であり、イベントのコンセプトって何だったのかっていうところから共有できればと思います。
タイトルがすごいですよね。『人生の武器を手に入れよう!働く私たちの育休戦略』。
”武器”に”戦略”、どんだけ好戦的な本なのか?って、もし印象付いちゃったら本当にごめんなさい。そうじゃないんです。
この”武器”と”戦略”、かなりセンセーショナルな言葉なのですけど、この言葉に実は込めたメッセージがありまして、それがイベントのコンセプトにもなっているかなって思います。

まず、「人生の武器を手に入れよう」の”武器”って何?というところですが、これは、相手を傷つけたり、誰かと戦うための武器ではありません。
ここが大事なポイントになります。
じゃあ、何かというと、自分が大事にしたいもの
例えば、自分自身だったり、家族だったり、大切にしている価値観だったり、これを大事にするためのもの。
そして何より自信を持って前に進むための力、これを”武器”と表現しまして、そんな力を磨こうというメッセージを「”武器”を持とう」という表現をさせていただいています。

そしてもう一つ、「育休戦略」の”戦略”というフレーズですよね。
この”戦略”というものが表現する意味は、まさに言いたいことじゃん、そう思いまして使わせていただいてます。
皆さん、”戦略”って、どんなふうに表現しますか?
この本では、自分が望むことを達成するための方法、これを”戦略”という表現をさせていただいています。
要は、どこに行きたいのか、何を実現したいのか、これがあって初めて”戦略”が必要になるんですよね。
なので、”戦略”という表現をすることで、「なんでもかんでもとにかく頑張る」ではなくて、何のために頑張ってるの?何のために頑張りたいの?ここをまず考えようというメッセージも込められてますし、かつ、良い戦略というのは、無駄がなくて、目的を達成するために適切なんですよね。
私たちは日々時間がないじゃないですか。
貴重な貴重な時間であり、自分自身のエネルギーでありということは、やみくもに発散させるというのはよろしくないと思うんですよ。
良い戦略、つまり無駄がなく、目的を達成するために適切な方法を考えようよ。これが”戦略”に込めた意図になります。
しかも、さらに加えて”戦略”という表現をすると、短期的な取り組みではなくて、ある程度中長期的な取り組みについて考えよう
こういうメッセージも込めることができることから、あえてこの”戦略”という言葉を使わせていただいた。

タイトルをそのまま直訳すると、自分が大事にしたいものを大事にするための力を磨こう。
それによって自信を持って前に進もう。
自分が望むことを達成するために適切な方法を考えて、楽しく豊かな両立生活を送っていこう。
こんなメッセージが込められた優しい本なんだな、そんなメッセージを伝えつつ、自分の場合の育休戦略って、どうやって描けるのか、描きたいのか、これについて考えるのが今回のイベントの内容でした。

当日トークをざっくり振り返る

そして、久保彩さんと二人でトークをして、久保彩さんも二回、そして私自身も二回育休をとった経験があるのですけれども、じゃあ二人ともさぞかし戦略立てた育休期間を過ごしたかというと、実は私たちの場合は、「すみません、自分の場合はNOです。」
要は、自分自身は戦略を立て切れなかった。もっとこうできたら良かったな。そう思える教訓や反省がたくさんあるんですよね。
結果として、それに意味もありましたけれども、ただ次に活かすとしたらどうできるのか?要は、3回目の育休がもしあるとしたら、どんな育休にしたいのか?
自分自身に3回目の育休がなかったとしても、そういった情報を求める誰かに届けばいい。
かつ、個人の体験談を発信したいわけではなくて、このイベントも本もどっちかというと、そこから振り返って考えてみたり、いろんな人の体験だとか経験を踏まえて考えると、そこに汎用性のあるノウハウや知があるんじゃないか。これについて考えてみよう。
こんな感じで話を進めた感じになります。

そして、超要約しますと、久保彩さんはですね、育休戦略に必要なエッセンスとしてあげてくれたのが、「良い問い」と「良い仲間」という着眼点でした。
”問い”ですね、クエスチョン。
「良い問い」と「良い仲間」が揃うことで、どんないいことがあるのかということに関しては、自分自身のバイアスに気付かせてくれる
こういう言い方をしていたんですね。
どんなバイアスかというと、例えば、久保彩さんの場合は、子どもを持ったらこうしなきゃいけないとか、ただでさえ子どもがいるんだから、とにかく頑張らなきゃいけない、もっと頑張んなきゃいけない、頑張るモードにはまり込んでいた自分のバイアスだとか、頑張り方も「自分が頑張らなきゃいけない」と抱え込んでいたバイアスに気付かせてくれるエッセンス、これが「良い問い」と「良い仲間」であって、久保彩さんはそういった仲間がいて、かつそういったことを一緒になって考えられる場に身を置いた。
これが久保彩さんの経験とメッセージでした。

そして私の方は、二回の育休を振り返ってみると、一回目は、結果振り返ると、働き方改革につながったな。
二回目は、結果振り返ると、学び方改革につながったなという実感を持っています。
それってどういうことかというと、第一子の育休の時は、一人で抱えて、とにかく頑張るモードで復職し、時間をかけて成果を出す仕事の仕方しか知らなかったので、早々に頓挫して挫折した。仕事を辞めたくなったということですね。
そして二人目の育休は、なんとかしてやると思って、机に向かって一人でガリガリ詰め込み勉強した結果、資格は取れたけれども、実戦では使えない。
私の場合は知識だけが一瞬頭に残った。
育休期間そのものは、明後日な方向に頑張っちゃって、その後復職して、苦労と挫折の上に、働き方改革と学び方改革が実現したのですけれども、これも冷静に考えると、最初から気付いて、そういったことが実現できる環境だとか、体系立った知識や仕組み、仲間がある場所に身を置けば全然違ったなって、今だったら思えるんですよね。
こういったことを二人で振り返りつつ、もしも私たちに次に育休があれば、ないのであれば、他の人が活かすのであれば、どんな着眼点が持てたらいいのか、こんな形でお送りしたイベントになりました。
今日はそんなイベントをゆるく振り返る放送でした。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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