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#326 学ぶほど、荷物が重くなる人・軽くなる人

おはようございます。仕事が好きだし、楽しいと言える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、育休中の心のモヤリティに晴れ間を見出したい女性のためのオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立のちょっと役立つヒントを配信します。

また、タイトルコールが刷新されました。
週次で新しいタイトルコールを取り入れていこうかなと思っていまして、しかも今日の「育休中の心のモヤリティに晴れ間を見出したい女性のためのオンラインスクール育休スクラ」という部分は、のむヨーグルトさんが考えてくれました。
のむヨーグルトさん、ありがとうございます。
今週はこれを使わせていただきます。
タイトルコールを聴いてくださる方に考えていただくバージョンは、某有名チャンネルっぽいですよね。
ちょっとアイディアをお借りして、いろんな角度から「オンラインスクール育休スクールってどんなの?」ここを表現していきたいと思います。
今週はのむヨーグルトさんです。よろしくお願いします。

学ぶほど、荷物が重くなる人・軽くなる人

そして今日は、「学ぶほど荷物が重くなる人、軽くなる人」これについて話をしたいなと思います。
どんな人か分かりますか?
学ぶほど荷物が重くなる人、一方で、軽くなる人。
これの話の発端は、先週、オンラインスクール育休スクラで一緒に講師をやっている通称サチコさんと雑談をしておりました。
その中で、「うわ、なるほどね」そんなふうに盛り上がったテーマですので、今日はこれをシェアさせていただきたいと思います。

まず、「学ぶほど荷物が重くなる人、一方で、軽くなる人」どんな人か?からですよね。
学ぶというのは、例えば、セミナーに参加するとか、本を読むとか、こういったあらゆるスタイルを想定していただければと思います。
まず、学ぶほど荷物が重くなる人は、新しいインプットをしたり、新しいことを学んだ時に、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、全部大事にしなきゃ」という受け止めをしてしまって、荷物が増えていく。
荷物=やらなきゃいけないことだとか、大事にしたいこととか、こんな感じですね。
言い換えると、今までやったことに加えて、新しくやらなきゃと思うこと、やりたいと思うことが増えて、結果ずっしりリュックが重いなみたいな、こんな感じになっちゃうイメージです。
本を読むにしても、「斜め読みができるかできないか」これも荷物が増えるか増えないかのイメージにできますよね。
全部を徹底して理解しなければいけないという形で読んじゃうのか、それとも全部覚える必要はないけど、本当に大事な所はどこかな?こんな感じで読んで、必要な部分だけインストールできる。
こういう違いもあるかと思います。
一方で、荷物が軽くなる人、学んで荷物を軽くできる人はどんな人か?
すなわち、手放して選び取るとか、乗り換える切り替える、これができる人ですよね。
そうすると、本当に大事なことに集中できるだとか、「こうやってたけど、こっちでいいじゃん、こっちにすればいいじゃん」みたいな形で、切り替えることができるので、総じて、荷物というものは減っていくんだと思います。

軽くなるために学びたい

どっちもリアルに想像できますよね。
皆さんはどっち系ですか?
でも、本来どうしたかったのか?というと、本当は軽くなるために学びたいんですよね。
いろいろ背負っているものがあったり、いろいろ抱えている問題だとか悩みがあったり、これを軽くしたいがために学ぶんだと思います。
ということは、学ぶほど増やす、重くするという発想よりも、学ぶほど軽くなっていく、これが本当は望ましいと思っているんじゃないかなと思います。
私もそうです。軽くしたいんです。

真面目さ、完璧を求めてしまい、荷物が重くなる

ここで、なんで重くなっちゃうのかな?ここをさらに考えてみました。
まず一つあるのは、やっぱり真面目さなのかなと思います。
無意識に完璧を求めてしまう傾向、これが重くしていく背景にはあるんじゃないかな。
例えば、「××でないといけない」という思い込みもそうですし、「言われたことはちゃんとやらなければいけない」、「依頼されたことは全部やらなきゃいけない」こんな感じで仕事をやっていると、荷物も増えていきますよね。
これと同じような形で、学ぶこともしてしまうというイメージでしょうか。

サチコさんが面白いことを言ってたのですけれども、サチコさんは、ご自身の父親が経営する会社で一緒に仕事をしていたことがあるんですよね。
そのときも、お父さん(すなわち社長)だって、思いつきでいろんなことを言うこともあるし、指示することもあるという前提に基づき、要は、言われたことがすべてではない、相手の言うことが完璧ではない、こういった前提に先立ち、「これちょっとやってくれない?」と言われたものは、すぐに手をつけずに、3回言われるまで待つということをしていたそうです。
「本当に大事な事ですか?社長、それ」
「自分にとっても、それって本当に必要か?」ここをちゃんと考える時間を置いて、その上でやる。そんなふうなやり方をしていた。
これは荷物軽くできる人の一つの傾向なのかなって思いました。

ということは、まじめさだとか、完璧を求めてしまう傾向に加えて、もう一つ、荷物を重くしてしまうものに目的を見失いがち、これもあるのかなと思います。
一生懸命やってると、「やる」、「終わらせる」ということが目的になってしまうケース、あるあるですよね。私もあります。
でも、ふと立ち止まって、「これ、そもそも何のためにやっているんだっけ?」、「それって何のためだったっけ?」本を読むにしても、「書いてあることを全部やることが目的だったっけ?」「いやいや、違う。もともと持っていた課題に対してヒントが欲しい、もしくは得たヒントで状況を変えたい、そのためにやるんだよね?」
もっと言うと、学ぶのは軽くなるために学ぶんだというのも目的なんじゃないかなと思います。
そうなったときに、じゃあっていう話ですよね。

大事なものだけ選び取って持っていたらいい

最後に、重くしないポイントとして、選んでいい、これを前提に置くことが大事だよね。そんな話をしました。
「選んでいい」
要は、学ぶというのは、自分自身を軽くするためだし、一方で、選択肢を増やして選び取るから軽くなる、こういう構造があるんじゃないかなと思います。
ということは、「新しく得たものを全部抱える」ではなくて、選び取っていいわけなので、選ぶ、もう一方は手放す
こんな感じで進められると、重くならない。
本当に大事なことに集中できるようになっていくことで、軽くなるイメージが持てるんじゃないかなと思います。

例えば、今、マネジメントみたいなテーマをやっているのですけれども(マネジメント=管理職の仕事という定義ではなく、チームでやる仕事をもっと効果的、効率的に進める、そのための技術、マネジメントで)、このマネジメントとは、チームの成果の最大化って学ぶとするじゃないですか。
そうすると、重くしちゃうケースは、「今やっていることに加えて、これも新たにやらなければいけない、できるかな?大変じゃないかな?」こんなふうに考えちゃうと思うんですよね。
でも、軽くするということは、「なるほど、じゃあ、チームの成果につながらないことはやめて、チームの成果につながることだけに集中すればいいんだ」こんなふうに考えることができる。これは軽くなってますよね。
そんな感じかなと思います。

くれぐれもこのメッセージは何かというと、「そんなに荷物を増やさなくていいよ」ここだと思います。
サチコさんも言ってました。
「そんなに背負わなくていいのに、つい背負っちゃうんだよね。
もっと軽くしていいと思うよ。
大事なものだけ選び取って、持っていたらいいと思うよ。」
こういうメッセージだと思って、聴いていただけるとうれしいなと思いました。
あなたはどっちでしょう?
荷物を重くしていくタイプなのか、それとも軽くできるのか?
みんなで軽くしていけたらいいなと思いますので、そんな思いも込めて、今日の放送させていただきました。
お聴きいただきありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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