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#930 対話が浸透する過渡期に見える2つの傾向

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も金曜日になりました。
一週間、お疲れさまです。
今日から9月が始まります。
8月はお休みをとってゆっくり休んだり、リフレッシュする時間がありましたでしょうか。
私も8月は、Voicyもお休み期間を作らせていただきましたが、まったりと休んでチャージすることができましたので、忙しい9月になりそうですが、頑張りたいなと思っております。

本編に入る前の余談ですけど、Amazonで買い物をして届いた荷物が肥料だったんですよね。今、私は植物沼にはまっておりますので、いかに植物を生き生き元気に大きく育てるかということに余念がないというか、いろいろ情報収集をしながらトライをしております。
その中で今週に買ったのが肥料だったんですけど、それを見ながらふと思ったのが、私の実家は農業をやっておりましたので、畑も見方を変えれば、グリーンも肥料も自宅には欠かすことがないぐらいいつも山積みにあったんですよね。
その時は、肥料を見ても「ふーん」というか、ほぼ目に入っていなかったなと思うんですけど、今、こうして自費で肥料を買うようになって、植物を育てるということに並々ならない関心がある。人って分からないな。やっぱり関心というものが、そもそものベースなんだなということを感じました。
本当に余談ですが、聴いていただきありがとうございます。

9月5日はオンラインライブ、テーマは「脱対話ごっこ」

今日の金曜日放送はどんなふうにお話をしようかなと思うんですけど、まず最初に、恐れ入りますが、お知らせをさせてください。
来週の9月5日の火曜日は、二カ月ぶりの90分腹落ちオンラインライブを開催させていただきます。
お待ちくださっていた方、どうもありがとうございます。
9月5日火曜日の3時から4時半。90分間でおなじみ沢渡あまねさんと一緒に、参加する皆さんと一緒に楽しい場を作らせていただこうと準備をさせていただいております。
今回のテーマは何かというと、対話なんですよ。
タイトルは、『脱対話ごっこ、チームで成果をあげる対話デザインのヒント』という名前で、以前にも半年ほど前に実施させていただいた企画なんですけど、もしかしたら聴いてくださっている方の中にも、その時に来てくださった方もいるかもしれない。ありがとうございます。
めっちゃいろんなリアクションをいただいたんですよね。
対話というものに対しての、皆さんの情熱だとか関心をすごく感じる機会だったので、満を持しての9月は、もう一度対話というテーマを取り上げて、企画を再現させていただこう。
そんな感じで準備をさせていただいております。
おもしろそうだなと思ってくださる方にはぜひぜひ来ていただきたいんですが、今日は対話に関して、最近、私が思うことや感じること、そして、こんな傾向があるんじゃないかということを、放送に変えてお届けしたいと思います。

対話は自分の人生を生きやすくする最良の道具だと思っています

そうは言っても、ぶっちゃけ両立サプリを聴いていただいていると、また対話ですか?って感じですよね。
普段の放送でも、割りと対話という二文字はちょいちょい出てきますので、「いや、もう分かっていますよ」と感じるじゃないですか。
私がなんでこんなに対話対話と言うかというと、個人的な所感ですが、個人的には対話というコミュニケーションが、自分の人生を生きやすくする最良の道具だなと感じています。
大げさなと思うかもしれないですけど、個人的所感なので、本気でそう思っているんですよね。
対話というものを全く知らなかった過去の私もいるんですけれども、そこから対話というものをまずちゃんと知って、実践して手ごたえが持てるようになってきた。
ここで感じられる手ごたえだとか、生きやすさ、人間関係の豊かさって、仕事、プライベート、夫婦関係、親子関係に関係なく、まじで大きいなと思っています。

その上で対話というものが、今、私たちは、チームの景色を変えるというビジョンで事業をやっておりますけれども、チームの景色を変える、チームで手ごたえを持って、みんなで一人で出す以上の成果を出すために欠かせない道具も、対話だなと思っています。
インスタなんかを見ていると、人によって思考が違うかもしれないですけど、おすすめのキッチンツールとか、おすすめの肥料みたいなものが出てくると思うんですけど、それの圧倒的不動の一位が対話。そんなイメージを持っていただければと思います。

対話は大事、でもうまみを感じてる?

そんな対話なんですけど、私たちは事業を通じて、対話をみんなで実践できるトレーニングプログラムなるものを開発しまして、今、これがめっちゃ熱いんですよね。
7月と8月で、もちろん企業様を介してですけれども、300人以上の方がこのトレーニングをみんなで一緒にやったという形になるんですけど、そんな場をみんなで作りながら、私が感じている、「そういうことなんだ」ととらえている景色がありまして、それを共有できればと思うんですけど、それはどういうものなのかというと、どんな方でも、対話が大事だよというのは、言われなくても分かってるわいという感じなんですね。
対話が大事だよ。はい、大事ですよね。
大事じゃないという人はほぼいないんですけれども、じゃあ、そんな人たちに対話が大事だと思っているかどうかではなくて、対話の実践によってうまみを感じているかどうかって、このプログラムの中で必ずオリエンテーションでアンケートをとるんですよ。
何?対話のうまみ?という感じですけど、仕事を前に進めるとか、チームで働く中でうまみを感じているかどうか。
やらないよりもやったほうが仕事が前に進むとか、成果が上がる。
そういったうまみを感じているかどうかというクエスチョンをとると、皆さん、どんな回答傾向になると思いますか。
どんな職種やどんな立場であっても、圧倒的な全体傾向がありまして、それは7割の方は、味はまだよく分からないっていうんですよ。
言い換えると、大事だと思っているけれども、うまみはまだ感じていない
7割はこういう状態なんですよね。
皆さんはどうですか。
だいたい残り3割ぐらいの方が、うまみを感じているか、もしくは苦い、あまりおいしくないという回答を選択される。
これがおもしろいぐらいの全体傾向なんですよね。
ということで、傾向のその一は、7割はうまみをまだ感じていない。

対話の定義が一人一人違う傾向がある

もう一つの傾向がありまして、それは何かというと、じゃあ、対話をどんなコミュニケーションだと自分自身はとらえていますか?
対話の定義をみんなでオープンに書き込んでいくと、これが結構一人一人が違うんですよね。
例えば、双方向のキャッチボール的コミュニケーションと表現する方もいれば、真面目な話、一対一でのコミュニケーションと言う人もいる。
もちろんどれも間違いじゃないですけれども、一人一人、対話の定義が結構違う
これがもう一つの傾向になります。

今は対話が浸透する過渡期

そこから何が言えるのかというと、今、対話ってめっちゃ大事だよと組織でもどこでも言われますけれども、対話が現場で定着して成果につながっていく、一人一人が手ごたえを持っていくというのは、本当にまだ過渡期なんだなと思います。
一方で、大事だよというのは頭で分かっているという段階なので、今、求められているのは、対話が大事ですよという啓発ではなくて、それを上手に道具として使いこなして、かつうまみが感じられるやり方、具体的な技術なんだな。そんなふうに感じております。
だから私たちも、対話のトレーニングプログラムというのは、徹底的に具体的な技術、うまみを感じられる対話のやり方、対話のおいしい食べ方に軸足を置いているというのは、そういうことなんですよね。

そんな傾向を見ながら、ふと頭に思い出す言葉があるんですけど、誰が言ったのか忘れたんですけど、愛とは思いではなく行動だ。
この言葉を聞いたことはありますか。
愛というのは、「私、めっちゃ愛しているんです」そういう思いではなくて、めっちゃ愛しているという思いを、具体的に行動に落とし込むことなんだよ。愛は行動でもって示すし、行動でないと伝わらない。
この言葉とすごいリンクするななんて思っています。

さっきの傾向の話に戻ると、対話の実践によってうまみが感じられるようになると、本当に定着していくと思いますし、「よっしゃ、対話するぜ」と思った時に、相手と対話というコミュニケーションの定義が一致していると、ここは対話をしようよというときに、すごく対話がしやすくなる
そんなふうに思うんですね。

今日、お聴きくださる皆さんが、もしもイベントに来てくださったら、まず一つ、提供できるのは、対話ってどんなコミュニケーション?というところの、視界が良好になる
クッキリハッキリ対話というものがつかめるようになる。
その手ごたえは、たぶんお届けできるかなと思っています。
そして、もう半分は、人・組織に関して役に立つ情報をお届けするというコンセプトの90分腹落ちライブですので、なんでチームや組織に対話がいいか?そんな観点についても、きっと腹落ちができるんじゃないかなと思っております。
ぜひ一人で参加していただいてもウェルカムですし、せっかくなら、一緒に対話したい仲間と一緒に参加していただくのもウェルカムですので、お待ちしております。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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