見出し画像

#255 頑張り甲斐を他人に依存させないとガッカリしない

今日はまず、7月のオンラインイベントについて紹介をさせてください。

「育休イノベーター」3名が集結!

「育休」という期間を人生やキャリアの転機にしたいとか、好機にしよう、そんなふうに企んでいる方、必見のイベントです。
7月8日木曜日のランチタイムに開催するオンラインイベントですが、「復職後につながる「育休」をデザインする方法」、復職のためのテクニックやノウハウではなくて、その後、長く続く両立期をいかにして自分が納得できる形で楽しく仕事をしながら充実させるか、こんな観点でのトークライブになります。
誰と誰がトークするのか?というところですが、『「育休」を人生やキャリアの好機にしよう』、この志を同じく持つ3人でお話をいたします。
育休『MIRAIS』の栗林さん、そして株式会社mogの金子さん、そしてわたくし。
人生やキャリアの転機にどうしたらできるのか?という観点で、『MIRAIS』さんは育休コミュニティを運営し、mogさんは育休インターンサービスを提供し、そして私たちは育休スクラというオンラインスクールを運営する、そんな実践者の3人が、それぞれのしくじり経験をもとに、復職後の仕事を楽しむための育休デザインについてトークする楽しいランチタイムになってます。
ぜひ当事者として共感者として、オープンにご参加いただければと思いますので、リンクを貼っておきます。

復職後につながる 育休をデザインする方法 (1)

「頑張り甲斐」があると、また頑張ろうという気持ちになる

そして今日の放送は、ふと考えたことを共有させていただきますので、どう思う?これを一緒に考えていただければと思います。
どんなテーマかというと、「頑張り甲斐」と「頑張り損」、こんな2つの軸で考えた時に、何か気付けることや発見できることはないか?そんな話です。
「頑張り甲斐」ってイメージできますか?
「××甲斐」って多いですよね。働き甲斐とか、教え甲斐とか、学び甲斐、いろんな使い方がされるかなと思います。
ちなみに私は、「甲斐」ってそもそもどういう意味だったっけ?とググってみました。
そうすると「甲斐」というのは、「〇〇するだけの値打ちがある」こんな感じで出てきました。
なるほど、働き甲斐とよく言いますけれども、これって働くだけの値打ちがある、そういうことなんだなと思った次第です。
今日は「頑張り甲斐」についての話なので、「頑張り甲斐」を感じた時ってどういう時かな?というと、例えば、結果に繋がった時とか、相手が喜んでくれた時、そして自分が頑張ったことに対して手応えが持てた時、こんなふうにいえるのかなと思います。
本当に小さなことの積み重ねだと思うんですよね。
昨日の仕事を思い出してみて、例えば、会議の進行を引き受けてやった時に仲間の役に立てた実感が持てたとか、意見や考えを伝えた時に相手に気付きや違う視点を提供できたと思えたとか、困っていることを助けて感謝されたとか。
家庭においてもそうですよね。
夕ご飯を作った時に美味しいって言われたとか、進んで片付けた時に助かったって言われた。
こんなことが「頑張った甲斐があった」っていえる時かなって思います。
逆に「頑張った甲斐がなかったな」って思っちゃうこともあるじゃないですか。
頑張ること自体に一切損はないんだけれども、なぜか報われない気持ちを抱えてしまう
これはちょっとガッカリしますよね。
ということは、改めて私たちは誰でも「頑張り甲斐」が欲しいんだな、そんなふうにとらえられるかなと思います。
「頑張り甲斐」があると、また頑張ろうという気持ちになれる。
これが私も含めて実態かなと思います。

自分は相手に頑張り甲斐を提供できているだろうか?

じゃあ、どういった時に「頑張り甲斐」をより感じるか?というと、結構実際は相手のリアクションとか、相手がそれをどのぐらい理解してくれたか?相手からどんなフィードバックがもらえたか?ということに依存しちゃってるのかなって思います。
相手次第状況ですよね。
ここから2つぐらい考えられるかなと思うのですけど、まず一つは、相手次第であるということって、自分にとってもそうだし、相手にとってもそうっていうことなんですよね。
ということは、自分は相手に(仲間や家族に)頑張り甲斐を提供できているだろうか?
こういうクエスチョンわいてきますよね。
つい求める側に回っちゃうじゃないですか。
私もそうです。夕飯を作る度に「美味しい」って言ってほしいみたいな。
日々こんな感じなのですけれども、つい求めちゃうんだけれども、一方で、自分は相手に頑張り甲斐を提供できてたっけ?
これって考える余地があるなって思っちゃったんですよね。
頑張り甲斐を提供するって、仕事そのものを提供するというニュアンスではなくて、「ありがとう」、「助かった」、「嬉しい」こういう声かけだと思うんですよね。
その言葉によって、あなたの頑張りに気付いてますよとか、その頑張りに敬意を払ってますよ、そしてその頑張りで私は嬉しいです。
こういう表現ができてたかな?考えちゃいますよね。
こう言われたら、自分はもっと頑張るのにな
これを一方で相手に提供できていただろうか?
これって、工夫の余地がまだまだあるなって思ってます。
こういう言葉が飛び交うようになれば、結果、仕事のチームでも家庭の中でも、やっぱり自分にも返ってくるな。そんな気がするんですよね。
これが考えたいことその一。
求める以上に、まず自分が関わる人に頑張り甲斐を与えられてたかな?

自分で自分に頑張り甲斐を与えよう

考えたいことその二は何かというと、そうは言っても、相手依存だと結構大変じゃないですか。
不確実性が高いんですよね。
なので、相手に依存せずに自分で自分にもっと頑張り甲斐を与えられないか?
これって考える余地があるなと思います。
不確実性をなるべく減らしたい。
かつコントロール可能なことに集中したい。
相手がどう思うかな?相手がどうやって返してくれるかな?というよりも、自分でコントロール可能なことに集中したい。
相手じゃなくて自分で自分に頑張り甲斐を与えられる、これが実現できるとすごくいいなって思います。

どうしたら自分で自分に頑張り甲斐を与えられるかというと、頑張りを自覚するというのが一番ですよね。
何のために?目的がはっきりしていることと、それを頑張ることの自分にとっての意味、ここを押さえ続けられるか?
これがやっぱり大事になりそうですよね。
夕飯を作る、もちろん家族に「美味しい」って言ってほしい、でもそれがないと頑張れないか?そうではなくて、例えば、家族のために夕飯を準備できる、それを美味しく食べられる自分でいたい。
そういう自分でいることに意味があるんだ、こういうふうに考えられるかっていうところですかね。
目的と意味付け、これが主体性の源泉なのかなって思ってまして、甲斐がないから頑張れないというと、これって相手にとって「もったいない」だけではなくて、やっぱり最も影響が大きいのは自分だと思うんですよね。
なので、そんなところを考えながら、ありたい自分でいるために自分で頑張り甲斐を自分に提供していく
そんな事ができるかなと思いました。

そんな徒然に考えたことを共有する回でした。
昨日は、ギリギリまでしゃべっちゃって、クロージングの言葉が言えなかったので、今日は早めに終わってちゃんと言いたいと思います。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
*育休スクラ公式HP|https://schoola.jp/
*Facebook|育休スクラ|https://www.facebook.com/schoola.jp
*Instagram|@odagitomoko|https://www.instagram.com/odagitomoko/
*Twitter|@odagitomoko|https://twitter.com/odagitomoko
*YouTube|小田木朝子の今日のワタシに効く両立サプリ*育休スクラ|https://www.youtube.com/channel/UCT8k-TH1TMSJVbMPMXxFQBA