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#426 やる気は結果〜やりたいか、やりたくないかで考える〜

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、復職の日をワクワクしながら迎える私がイメージできるオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今日もきたちゃんのタイトルコールでスタートします。
きたちゃん、ありがとうございます。

金曜日になりました。
今週が仕事初めからの、金曜日という方も多いのではないでしょうか。
仕事感覚が戻ってきましたか?

今日は、年末にいただいたコメントをちょっと取り上げさせていただきたいなと思います。
みさきさんからのコメントです。
【こんばんは。こっそり聞いていましたが、初めてコメントしております。】
みさきさん、ありがとうございます。
こっそりというところに、ちょっと笑っちゃいました。
【ところで最近何もやる気が出ないとき、とりあえずVoicyをかけて聴きながら家事をすることにしています。
聴き終わったら、またソファに戻ってしまうこともしばしばですが…。
小田木さんオススメのやる気スイッチの入れ方はありますか?】
というコメントです。
みさきさん、ありがとうございます。

「やる気が出ない時があるんだよね」という話と、「やる気スイッチの入れ方、なにかおすすめはありますか?」こんなテーマを取り上げてみたいなと思います。
皆さんは、どう思いますか?

まずはゆっくり休みましょう

「なんかやる気が出ないんだよね」そういうとき、ありますよね。
私は、みさきさんのコメントに対しては、「休んでいいよ」って思います。
おそらくコメントを拝見するに、日中仕事をして、帰ってきて夜に「家事をやらなきゃいけないな」と思いながら家事をする。
「食器の片付けしなきゃな」とか、「洗濯しなきゃな」そんな時にVoicyをかけながら、家事を片付けつつ、聴き終ったらソファーに戻って、「はー、やれやれ」とやってしまう。
全然良くないですか?これで。
むしろ、「やる気が出ないな」と思いながらも、やるべきことを進められている。それができているだけで十分じゃないでしょうか。
たぶん、「なんか体が疲れてるな」と感じるのは、「疲れてますよ、もしもし」という体の声だと思うんですよね。
日中仕事をして、それだけでも疲れるけれども、夜にさらにやることがあって、やっぱり疲れますよ。
ずっとやる気100%で、やるべきことをどんどんこなしていく、昼夜を問わず。ぶっちゃけ難しいですよね。
なので、私は「そこまでやってるんだったら、もう十分じゃん。休んだ方がいいよ。」って思います。

体を休めないと、頑張りたいときに頑張れない

私自身も休憩がめっちゃ大事だなと思ってますし、頭に余白が生まれることも大事だなと思ってます。
なぜならば、体を休めないと、頑張りたいときに頑張れないので。
そういった中で睡眠もめちゃくちゃ大事にしていまして、パフォーマンスの源泉って、体の疲れをとることと、ちゃんと眠っていることだなと思っています。
例えば、「いろいろ片付けなきゃいけないな」と、睡眠を削るとするじゃないですか。
そうすると、日中にボーっとしちゃうんですよね。
ボーっとしちゃうと、仕事をやるにしろ家事をやるにしろ、能率が落ちてしまう。
その結果、元気なときよりも、たぶん長く時間がかかると思うんですよね。
それを終えるのに。
そうすると、また疲れちゃって、頑張れないとか、笑えないとか、そういうサイクルにはまっちゃうのかなと思いますので、みさきさん、休んでください。
ソファーでごろごろ、めっちゃ良いことだと思います。

ちなみに私は最近、夕飯を食べた後は、次女ちゃんと一緒に漫画を読んでごろごろしています。
長女も夫も同じく、それぞれごろごろしています。
20時を過ぎると、私と次女ちゃんがお布団にいき、21時を過ぎると、長女と夫もお布団にいく。こういう生活ですね。
その分、家族みんな朝からめちゃくちゃ元気です。
もちろん、「子どもがなかなか寝てくれない」とか、「物理的に夜に何度も起こされちゃう」そういった時期もあると思います。
そういった時期こそ、「ちょっと無理して頑張ろう」と思わずに、「疲れているよ」という体の声に耳を傾けながら、意図してまったりしたり、ボーっとしたり、体を休めたりということができたらいいのかなと思います。
合言葉は『今はずっと続かない』これですね。

おすすめのやる気スイッチの入れ方は?

みさきさんのコメントからもう一つ「おすすめのやる気スイッチの入れ方はありますか?」というテーマも共有してくださっていまして、ここも一緒に考えたいなと思います。
ちょっと逆説的になるかもしれないですけれども、「モチベーション」とか「やる気」というのは、結果として出るものなので、まずこれを出すことによって、何か事を進めようと考えちゃうと、結構難しいのかなと思います。
「モチベーション」や「やる気」というのは、着火剤ではなくて、あくまで結果として出るもの
この前提が結構大事なのかな。
結果として出るものということは、モチベーションが上がるとか下がる、「要因」とか「きっかけ」があるんですよね。
なので、「モチベーションが下がっちゃってるな」と思うと、たぶん今回のみさきさんのケースは、体が疲れているというところだと思うのですけれども、要因にアプローチするというのが根本なのかなと思います。
仕事においてもそうですよね。
「今、モチベーションが下がってるな」と思うと、少し仕事が薄まっちゃって手応えがないのか、それとも、評価に納得がいかなくてモチベーションが下がっちゃっているのか、それとも、目指す方向性だとか目的が見えなくてモチベーションが下がっちゃっているのか、必ずその要因やきっかけがあると思うんですよ。
なので、根本はその要因にアプローチすることが大事かなと思います。
繰り返しになりますが、今は休みましょう。

モチベーションが下がる要因

そこから考えると、逆に気付けることもあって、シンプルにモチベーションが下がる時って、往々にして、やりたくないことをやっているとき
なぜやるのか分からないことをやっているときというのが、仕事においてもプライベートにおいても、モチベーションが下がる、結構大きな要因なのかなと思います。
そういう時というのは、自分の周りが、「やらなければならないこと」とか「嫌だけど、やること、やるべきこと」といったことで溢れちゃってる時って、結構モチベーションって下がりがちなんですよね。
心の中では「やりたくない」と思いながら、「でもやらなきゃいけないから」とか「嫌だけど、やることだから、これは」といって、ギャップが生じちゃっているときに、たぶんモチベーションが下がりがちなのかな。

やりたいか、やりたくないかで考える

ということは、そこからヒントを得て、対象の事象を「やりたいか、やりたくないか」こういう形で考えていく。
これが、もしかしたら一つの解決策になるんじゃないかなと思います。
例えば、「寝かしつけ」ってあるじゃないですか。
「寝かしつけ」もいつものルーティンの中だと、「やらなきゃいけないからやるんだよね」そういうふうになっちゃいがちだと思うのですけれども、一度自分に問うてみる。
「寝かしつけ、私はやりたいのか、やりたくないのか?」そうすると、例えば、「やりたい。こんな小さい子どもと一緒に寝るのって、もうそんなに長い期間がないんだから、今私はこれをやりたいんだ。」と言うかもしれないですし、逆に、「やりたくない。毎日はやりたくない。毎日でなければやりたい。」そうであれば、夫と交代交代でやったらいいと思いますし、もしくは、「なぜやりたくないのか?」と考えた時に、子どもと寝たいか寝たくないかではなくて、「なんか全部私が一人で頑張っている気がするので、やりたくないと感じている。」ということであれば、じゃあその気持ちについて、パートナーと対話するというのが大事になってくるんじゃないかなと思います。
「やらなければいけない」を「やりたいか、やりたくないか」で考えてみる
「やりたいか、やりたくないか」で考えると、どんな良いことがあるかというと、「なぜやるのか?」という意味を考えるようになると思うんですよね。
やるのであれば、やりたいこととして向き合えるようになると思いますし、やりたくないのであれば、やらない。もしくは、別の手段を探す。
こういったことに行動が向いていくんじゃないかなと思います。

さらに、「やりたい」と思ってやったことは、やったことで満足度が上がるんですよね。
「やらなければならない」と思ってやったことは、結局やり終えたとしても、消化した、片付けたで終わっちゃうと思うんですよ。
私たちは毎日、仕事もプライベートも、やらなければならないことで溢れかえっちゃう傾向にありますので、ここで「やりたいか、やりたくないか」というアンテナだとか、感度だとか、そういう観点で自分に引き寄せて考える、判断するということができるようになると、実は同じ毎日でも、少し見え方が変わるんじゃないかなと思っております。
「やりたいアンテナ」とか「やりたいか、やりたくないか感度」みたいなことを磨いておくことは、私は仕事においてもプライベートにおいても、毎日の満足度が変わるんじゃないかなと思っております。

みさきさん、コメントありがとうございました。
まずは、ゆっくり休んでね。

育休スクラオープンイベント情報

今日は最後に、オープンイベントの情報共有をさせていただきたいと思います。
1月20日木曜日、午後1時から2時半のオンラインオープンイベント、テーマは『ヘルプシーキング』になります。
育休スクラの5月期開校に向けてのいろんなプロモーションオープンイベントを企画しておりまして、第一弾がなんと『ヘルプシーキング』です。
タイトルは【1人で抱え込まない仕事術~両立期の武器を手に入れよう!ヘルプシーキングというビジネススキル】こちらを開催させていただきます。
『ヘルプシーキング』、このキーワードに関心のある方、育休中、両立期の方、育休スクラにちょっと関心があるんだよねという方、多くの方に参加していただきたいなと思っております。
イベントのURLを放送にリンクしておきますので、ぜひお越しいただけたら嬉しいです。

それでは、今日の放送のキーワードは「休みましょう」ということで、皆さん、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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