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#694 年齢を重ねれば重ねるほど、起こる出来事もケースバイケース

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、10年先の自分のキャリアが楽しみになるオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

二年ぶりに会った友人と話して考えたこと

今日は、週末に考えたことを放送させていただこうと思います。
先週末に実は、10年来の友人と2年ぶりに会って話をしました。
昔だったら、「友人とは結構な頻度で会うから友人」という前提があったような気がするのですが、それぞれが自分の仕事・生活・環境を持って生きていくようになると、多くて一年に一回、今回は2年ぶりに会って話をしました。
2年ぶりに会いましたが、2年前からのギャップをささっと埋め合わせて、オープンにいろんな話ができる関係が、本当にありがたいなと思います。
こちらの友人は、私が新卒で入った会社の同期だったんですね。
たくさん同期がいる中で、考え方とか判断軸とかがすごく合っていたなと思います。
そんな友人は、実は一人目の出産タイミングが同じで、かつ二人目も一年違いで出産し、ちょうどライフイベントも重なる感じで、今はそれぞれ全然違う仕事をして、全然違う場所にいますが、思春期の面倒くさいお年頃の子どもを持つ母親同士としても、いろいろ話せる仲だなと思います。
友人は男子二人、そして私は女子二人で、ともに40代。
一緒に働いてた時期もありましたが、今は全然違う道をそれぞれが歩んでいるという関係性です。

子育ての悩みも10年前とは違う

今回、いろんな話をしたのですが、その中で育児に関する話も、10年前にしていた話と全然悩みが違うんですよね。
10年前、まだ子どもがバブバブしていたお世話期は、例えば、「夜は寝てくれる?」とか「何時に寝る?」「ご飯は食べる?」「常に一緒にいるから、自分の時間ってなかなかないよね」こんなところが10年前の悩みだったなと思うのですが、今は子どものお世話期は抜けましたが、もっと複雑で正解のないステージにいるな、そんな感じの感覚を持ちました。
例えば、友人はお子さん二人がスポーツをやっていて、平日も週末も自宅と体育館の往復であると。夜の9時過ぎまで練習する中で、本当に自分の時間がない。パートナーは、平日は東京に滞在して仕事をしているので、平日はワンオペで自宅と体育館の往復で、本当に自分の時間がない。
それが悩みだったりとか、一方で、わが家はスポーツを一切やらない子どもたちですので、そういう悩みはないんですよね。
例えば、子どもの性格も男女であること以上に、一人一人全然性格が違いますので、友人が例えば、自分の息子は正論を重視して理詰めでいくタイプだという中でのコミュニケーションの難しさを感じている一方で、私は例えば、長女ちゃんがゆるゆるでニキビがすごく気になると言いながら、夜は面倒くさくて洗顔しない日があって、言ってることとやってることのギャップがすごく気になって仕方がない。そんな悩みを持っていたりとか、本当にケースバイケースなんですよね。

今、言ったようなところだけじゃなくて、例えば、親の健康の問題であるとか、家族の健康、自分の健康の話もあるし、子どもが学校に行けなくなることだって普通にあるし、成長していけばいくほど、親が関われない友人関係の悩みが増えていったり、友人が自宅と体育館の往復だと言っているように、部活や運動、子どもが情熱を注ぎたいことへのサポートにすごく時間が必要だったりとか、そこにさらに子どもが10年単位で大きくなってくると、私たちも10年単位で年を重ねていくので、間違いなく体力は低下してくるんですよね。
例えば、昔は長時間労働ができたなというのも、本当に体が無理がきかなくなってくる。寝ないと翌日は仕事ができない。気合い・根性・長時間労働でなんとかやりきる仕事のやり方も、もっと言うと、生活のやり方も、全然通用しない。そういうステージになってくるんだなと思いました。

年齢を重ねれば重ねるほど、起こる出来事もケースバイケース

何が言いたいかというと、年齢を重ねれば重ねるほど、より一層ケースバイケースでいろんなことが起こるんだなと思っています。
そういう感覚はないですか。
さらに、今、振り返ってみると、10年前の子どものお世話期で、子どもが二人いながら、仕事もバタバタ、毎日の生活もバッタバタ、そういう真っただ中にいた私は、「きっと今が一番大変なんだ、ここを抜けるとまた違うんだ」と思っていました。
もちろん、そういう側面もありますが、ただ一方で、さっきいろんなことが起こるのはケースバイケースという話をしましたが、そこから先に待っていたのは、もっと複雑で正解のないステージなんだなと思いました。
健康の話もそうだし、自分に起こること、子どもに起こることも含めて。
これは、くれぐれもネガティブな話ではなくて、フラットにいろんなことが起こるんだなという感覚を持っているという話です。

友人とそんな気の置けないいろんな話をオープンにしたり、お互いに励まし合ったり、いろいろ気付くことがあったりしながら、そんな状況をちょっとまとめてみました。
 今日の放送の本題ですが、10年来の友人と2年ぶりに会って話して考えたことを共有させていただこうかなと思います。

人生で起こることは選べない

一つは、さっきのケースバイケースの言葉の通りなのですが、やっぱり状況って選べないんだな。
例えば、どこで仕事するかとか、どんなキャリアを歩むか、これはそういう意味では人生のいろんな起こることや出来事に比べれば、まだまだ選べる余地がある。
人生全般で起こること、いろんな状況は、選べないんだな。
これってまさにくじ引きじゃないか?そんな感覚を持ちました。
今風に言うと「ガチャ」ですかね。
ということは、状況に一喜一憂することももちろん人間ですからありますが、いろいろに起こる事に対処する力をつける、これがすごく大事なんだなと改めて感じたというところが一点。

仕事の悩み、家庭の悩みの境界線がどんどんなくなっていく

もう一つは、30代から40代を歩んでみて私も友人も思ったのは、仕事の悩みと、家族・家庭の悩みの境界線が、どんどんなくなっていくという感覚を持ちました。
いかがでしょうか?同じようなステージを歩んでいる皆さんは、どう思いますか?
どっちも複雑で難しい。
もっと言うと、仕事であろうが、家族の中で起ころうが、自分を取り巻く環境で起こることも、どっちも人生で起こることだし、かつ悩みの根源は、子どもとの関係性も含めて、人間関係の中で起こることなんですよね。
なので、仕事の悩み、家庭の悩みの境界線が、どんどんなくなっていく感覚がすごくあるなと思いました。
皆さんは、どう思いますでしょうか?

環境を責めずに、リスキリングを仕掛けていこう

そんな状況も踏まえて、最後三つ目に思ったのは、必要なのは安心して身を置ける2つ以上のゾーンがあることと、私たちが「過去はこうだった」というやり方も手放しながら、状況に対処していくこと(いわゆるリスキリングですかね)常にアップデートしていくことが、改めて必要なんだなと思いました。
例えば、家庭は安心安全な居場所じゃないですか。
家庭の中でもいろいろ起こるので、そういう時は、家庭からいったん身を離して、仕事に没入できる職場という環境があったり、もしくは、仕事でも家庭でもない第3の居場所、そういった場所があるということが、心と体の安定を保つ上ですごく重要なんだなと思いました。
なので、2つか3つ以上のいろんな場所を行き来しながら、ヘルシーに健やかに過ごしていくという考え方と、いろんなことが起こるのですが、環境を責めるのではなくて、自分自身が考え方を変えるとか、やり方を変えてみる、こういったリスキリングを仕掛けていけるということが、改めてすごく大事なんだなと感じた週末でした。

私が感じたことを、まとまりなく、とりとめなくしゃべらせていただいたか と思いますが、今、もし私とは違うステージを歩いている方がいたら「へー、そうなんだな」と思って聴いてもらえればと思いますし、似たようなステージを歩いている方がいたら、「あなたの見える景色はどんな感じですか?」ぜひ話をしてみたいなと思いました。

モヤモヤに向き合う力が学べるオンラインスクール

アナウンスタイムを追加をさせてください。
今日の放送は、少し見方を変えると、複雑で正解のないことにじっくり向き合うことが大事なんだな。すぐに答えが見つからないなとか、自分にも経験がなくて、どうして良いのか分からないけれども、いろんな観点から考えて、糸口を見つけながら、前に進めなきゃいけないんだなとか、白か黒かじゃなくて、グレーへの強さというか、モヤモヤに向き合う力がすごく大事だなと思っています。
環境に鍛えられる部分もあれば、そういったものを意図的に自分に仕掛けて、鍛えていくやり方もあるかと思います。
すごい無理やりなつなげ方になるかもしれないですが、そんなモヤモヤに向き合う力を、どんなビジネススキルで構成されているのか、分解して学べる場が、私たちが運営しているオンラインスクール育休スクラかなと思います。
仕事においても家庭においても、もっと言うと、人生の中で役に立つかもしれない、そういった問題解決力を、出産というライフイベントを迎えたタイミングでアップデートしてみよう。
アップデートするプロセスを、仲間だとか、仕事と家庭以外の第3の居場所の中でやってみようという、そういった企画とも言えるんじゃないかなと思います。
すみません。つなぎ方が無理やりですかね。
そんなオンラインスクール育休スクラは、次回は2023年2月に開講を迎えます。
開講に向けてのいろんな広報の中で、オンラインでの説明会があったり、幅広くいろんな方に参加をしていただけるオープンイベントやトークライブなんかも開催しておりますので、直近開催予定のいろんなイベントのスケジュールを、こちらのVoicy放送にリンクを貼っておきます。
例えば、11月28日は、【育休中の今、始めよう!仕事と家庭の”両立先読み”準備セミナー】ということで、おなじみタスカジの和田さんと一緒にトークライブを開催させていただいたり、そして、そもそも育休スクラって、どんな場で、どんな人がいて、具体的には何を学べるのか、そんな情報をオープンに共有するオンライン説明会があります。
出産後の両立期を乗り越えるという短いスパンの話じゃなくて、40代になった私も、長く使えるいろんなものが手に入る機会や情報を発信できているなと思いますので、興味のあるイベントを見つけて、遊びに来ていただけると嬉しいです。
今月開催のイベント一覧のリンクを貼っておきます。

最後までお聴きいただき、ありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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