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逃げ回っていた私が管理職になった理由|スクラ1期生 藤原舞さん<後編>

働く女性がチームで成果を上げるためのスキルを学ぶオンラインスクール「スクラ」。初期にスクラに参加し、チームワーキングを学んだ修了生たちは、その後、職場に戻ってどのような働き方やキャリアの景色の変化を感じているのでしょうか?

スクラを運営するNOKIOO取締役・小田木朝子が修了生にインタビューする、名付けて「あの人は今?」企画。今回のお相手は2020年7月にスクラを修了した1期生の藤原舞さんです。
前編からぜひご覧ください。


ヘルプシーキングを学び、「人に相談できる自分」に変化

小田木:他にも、4年経った今でも活きているというような変化はありましたか?

舞さん:たくさんあります。1つ挙げると、ヘルプシーキングというスキルを身につけられたのは大きかったです。ヘルプシーキングとは、一人で抱え込まず、周りに助けを求めるビジネススキルです。この考え方を知る前は、とにかく1人で抱え込んでいました。悩んだら1人で考え抜かないといけない、簡単に人に聞いてはいけないなどと思っていました。

小田木:あるあるですよね。舞さんは違うと思いますけど、もう心の中ではお手上げだけど、「考えていないヤツ」と思われたくなくて、考えているポーズを取っちゃうとか…。
その思い込みは、今はどうなったんですか?

舞さん:今はある程度自分で考えたら、すぐに他の方に相談に行くようになりました。スクラでヘルプシーキングのやり方を学んだので、相談の仕方もすごくうまくなったなと思います。

「あまり不安がらず、小さく踏み出して」。過去の自分と同じように悩む方へ

小田木:そうなんですね。そんな新しいカードを手に入れて、今、舞さんにはどんな景色が見えているのでしょうか。これからどんなふうに仕事を面白がっていきたいと思いますか?

舞さん:今後は多様なマネジメントスタイルを、見つけていきたいと思います。例えば、マネジメントのスタイルをWebで検索すると「8種類あります」とか出ますよね。その中で自分はどれかなと探すのもいいですし、8種類の中の2種類を組み合わせてやっていくのもいい。すると、また何十種類と増えていくと思うんですよね。

小田木:なんだか、すごい「感性」の研究者らしいお話です。聞いていて、舞さんなりの考え方の特徴やオリジナリティーがあるんだろうなと思いました。多様なマネジメントスタイルを見つけたいし、体現したいし、実践できる人が増えていくといいですよね。

舞さん:そうですね。でも、本当にスクラのおかげで私は今、管理職をやっているので、ありがたいです。

小田木:そう言ってもらえて、ありがたいです。

もし4年前の自分と同じようにマネジメントに不安を抱えている方がいたら、舞さんはどう声をかけますか?

舞さん:あまり不安に思わず、小さく踏み出していければいいんじゃないと言いたいです。これからの時代、自分なりのマネジメントスタイルはもっと見つけやすくなっていくと思います。

小田木:そんなに不安にならなくて大丈夫だよ、人と比べなくていいよ、小さく試してみたらいいよ。優しさを感じる舞さんの言葉、本当にその通りですね。
舞さん、今日はありがとうございました。

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本企画はVoicyとの連動企画です。本稿はVoicyでの対談に補足を加え、編集したものです。
生対談は小田木のVoicyチャンネル「今日のワタシに効く両立サプリ」でぜひお聴きください。