#280 仕事を面白くする"チームで働くスキル"〜勝手に書籍レビュー〜
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#280 仕事を面白くする"チームで働くスキル"〜勝手に書籍レビュー〜

小田木朝子

今日は、私が最近読んで刺さった本を勝手にレビューしてシェアさせていただきたいと思います。
個人の感想を徒然にですけれども、「へえ」っていう感じで聴いていただけると嬉しいです。

中原淳氏の『チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方』

中原淳さんの「チームワーキング」という本になります。
共著で田中聡さん、タイトルに【ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方】、タイトルが「チームワーキング」。
私は、この中原淳さんが大好きなんですよ。
主に組織開発だとか、人材開発で超有名な方ですよね。
所属は大学で教授をされているのですけれども、企業や組織の現場でのフィールドワークみたいなものを信条にされていて、リアリティに溢れて、それでいて超分かりやすい整理だとか、考え方だとか、体系の作り方というのが、私はめちゃくちゃ好きで、何冊も中原さんの本を持っております。
ただのファンっていう言い方もできますね。

今回の「チームワーキング」はどんな本か?ですが、本の位置付けは、「チームを動かすスキルを学ぶための実践的書籍」という書き方をされています。
これを聞くと、「へぇ、チームリーダーのための本なんだ」という感じで思うじゃないですか。違うんですって書いてあるんですよ。
この本の立ち位置は、「チームを動かすスキルをメンバー全員で共有して、その考え方だとか、共通の理解をみんなで実践してこそ成果が出るんだよ」こんな感じで書いてある本です。
表紙の帯にも、「全ての人々にチームを動かすスキルを」とか、「チームに対する考え方をアップデートせよ」こんな感じで書いてあって、表紙からして刺さりまくります。

成果の出るチームと出ないチームの違い

本は一冊分ですが、このVoicyは10分ですので、私が特に刺さったポイントをフォーカスしてお話をしたいと思います。
それはどこかというと、成果の出るチームと出ないチームの違いっていうのは、そのチームに対する見立てが違うんだよ
ここがですね、私にとってはポイントでした。
そもそもチームって何か?ですけど、チームとは、目標を共有してお互い相互作用をしながら物事を達成する社会集団
こういう定義がスパっとしてあるのですけれども、その上で、成果の出るチームと出ないチームでは、何が違うのか?というところを、こんな整理をされています。

まず成果の出ないチームの特徴。
一つ目、チームはリーダーが率いるものと考えている
「え、違うんですか?」こんな感じですよね。
二つ目、一度定めた目標に向かって、まっすぐ進むものと見る
三つ目が、初期の戦略一案を最重視する
具体的には、目標を設定だとか、戦略策定だとか、計画実案、役割分担など、これを最重視する。
これ「一見普通じゃん、私もそう思ってますよ」って、思うじゃないですか。でも、これが成果の出ないチームのチームに対する見立ての特徴だっていうんですよね。

じゃあ、成果の出るチームの特徴は何なのか?どんな見立てをメンバーが持っていると成果が出るのか?というところが、こっちも3点あるんですけど、さっきと対比で聞くとめっちゃ面白いんですよ。
一つ目が、チームは全員でリードするものと考える
リーダーが率いるものじゃなくて、全員でリードするものと考えている。
二つ目が、チームを常に想定外の変化をするものと見る
一度決めた目標にまっすぐ進むものじゃなくて、常に想定外の変化をするものとしてチームを見る。
最後三つ目が、初期の戦略に固執せず、期中も変化させ続けることを最重視する
変化させ続けることが一番大事だって考える。
具体的には、目標や役割を状況に合わせて見直したり、イシューを再設定したり、相互にフィードバックしながらお互いに変わっていく。
これが成果の出るチームが持っている見立ての特徴なんだよ。
こんな感じで書いてあるんですね。
これを聞いてどうですか?
クエスチョンが浮かぶか、確かにとうなずきまくるか。
私はうなずきまくりました。

書籍「チームワーキング」を勝手にレビュー

ここからは私が個人に考えていることなので、「勝手にレビュー」だと思ってください。
この「見立て」って何かというと、暗黙の前提とか、ともすれば自分でも気付いていないバイアスだと思うんですね。
「〇〇とはこうあるべきだ」みたいな。
この見立ての違いが、結果行動を変えて、結果を変える
なので、どこに違いがあるか?っていうところを、「見立て」にまで引き寄せるっていう、これすごくないですか。
チームって一般名詞なので、誰しも「チームはチームだよね」って思っちゃってるかもしれないですけれども、「チームとは〇〇である、チームとはこうあるものだ」という、この見立ての違いがここで言われているわけなのですけれども、このチームの見立てって、私は思ったんですけど、例えば、「今、技術の変化早いよね」とか、「環境の変化もめっちゃ早いよね」、これと同じぐらい重要でとらえないといけないものなんだな。
そしてさらに、自分の中でアップデートが必要なものなんだなと改めて思いました。
私自身も過去と比べると、チームに対する見立てって、劇的に大きく変わったなって思っています。
今は、自分がどういった見立てを持っているかと考えると、チームで仕事をしているという感覚がすごい強くあるんですよね。
全員で成果を最大化するものだという前提のもと、関わるとか、協同するとか、動いていくということができてるのかなって思います。
そして、やっぱり変化って当然だよね。
試してだめならどんどん変えていくことが大事だよね。
最初から完璧な計画なんて立たないし。
こういった「見立て」、前提が自分の中にできるようになったなって、改めて言語化されました。
じゃあ以前はどうだったか?というと、私もチームでどのぐらい成果が出るかは、リーダー次第だなって思っていました。
なので、リーダーに対して、「なんで××なの、なんで××しないんだ」こういったことを考えて、かつそれが自分自身の悩みにもなっていたんじゃないかな。超受け身ですよね。
それが、リーダーに対する、引いてはチームに対する不満や批判になって、ここが仕事の楽しさを押し下げていった時があったなって思います。
もっと言うと、チームに対しての愛着も変わると思いますので、いわゆるエンゲージメントですよね。仕事に対する満足度だとか、充足感というものもここで劇的に変わってたんだなって思いました。

そこがフォーカスポイントなのですけれども、まとめると、改めてこの本から思ったのは、チームで働くスキルだとか、チームで成果を上げるためのスキルというものが書かれていたな。
これってチームの話や組織の話じゃなくて、仕事をする個人としてやっぱり欠かせないもので、仕事を楽しむスキルだとか、仕事を通じて成長するためのスキルとも言えるなって、まざまざと思いました。
例えば、ロジカルシンキング論理的思考だとか、マーケティングだとか、固有のスキルとか、個別の知識って、××っていう形で表現されるし、明確に学びの分野ってあると思うのですけど、そこでは表現されない、でも、めちゃくちゃ大事なものが、このチームで成果を上げるスキルだなって思いました。
なので、個人としてもこれをきちんと理解して、前提、アップデートできる、そこでの行動を変えられるということが、結果、これから選ばれるメンバーになるっていうところにもつながるなと思った本です。

中原淳氏とコラボレーション!

という、勝手にレビュー本「チームワーキング」でしたけれども、最後に一つ興奮のニュースをシェアさせていただいてもいいでしょうか。
今日私がファンなんですと言っていた、この中原淳さんですけれども、8月に企業の人事やダイバーシティ推進の担当者さん向けのオープンセミナーを開催するのですが、なんとこの中原淳さんがゲストとして登場してくださることになりました。
テーマは、チームではなく、ダイバーシティ推進になります。
【”組織ぐるみ”で進める女性活躍セミナー】
副題が、~中原淳氏と考える”本当のダイバーシティ推進”作戦会議~
こんな企画になります。
いつも『90分腹落ちセミナー』というタイトルで、沢渡あまねさんと私のトークライブ形式で進めている企画が、今回はスペシャルバージョンということで開催されて、私も「マジか!」っていう企画になります。
リンクを貼っておきますので、面白そうじゃんっていう方、ぜひお越しください。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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小田木朝子
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