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#1015 チームは生き物~チームの変遷と、私の変化~

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

わが家のサンタさん事情

今週も一週間がスタートいたします。
あわせて、クリスマスが近づいてきているなとも思うんですけど、わが家は今年、次女ちゃんが小5になるんですけど、長女ちゃんの時も小学生まではサンタさんという暗黙のルールがありまして、中1になった時にサンタさんから卒業して、パパママからのクリスマスプレゼントになるという切り替えをしていたんですけど、なんとわが家の次女ちゃんが今年からサンタさんから卒業することになりました。
今、空前のトカゲブームが次女ちゃんの中で起きていて、どうしてもトカゲがほしいんだけど、さすがにサンタさんは生き物は扱えないよね、じゃあ、一足先にサンタさんから卒業しようかということで、小さいトカゲを家族に迎えるためにサンタさんから卒業という、そんな機会がありました。
皆さんは、どんな家族サンタシステムをお持ちでしょうか?

生放送をお聴きいただきありがとうございます

余談から入ってしまいましたが、今日は先週の金曜日にお伝えをさせていただいた「金曜日の夕方、初めての生放送をやります。その生放送を収録して月曜日に流します。」なんてことをお届けしておりましたが、まずは皆さん、ごめんなさい。
初めてやってみた生放送で、音源の収録はできたんですけれども、ハウリングが結構入っちゃって、月曜の朝からお届けするのは忍びないなということで、今日は私の一人語りによる通常放送をお届けさせていただこうと思います。
本当にごめんなさい。
でも、あわせてありがたいなと思ったのが、初めての生放送になんと金曜日の夕方の超ビジータイムにもかかわらず、20名の方が聴きにきてくれまして、初心者感が丸出しのかなりぎこちない放送だったと思いますけれども、ありがとうございます。
私たちは、この生放送をうまく使いこなして、ちゃんといい音を届けていけるようにトライを続けますので、ぜひあたたかい目で見守っていただければなと思います。
ただ、やったことがないことを一歩踏み出すという機会を作ってみて、初心者感が丸出しでバタバタしちゃったけれども、そんな時間を共有してくださった方がいる、ありがたいなと思いました。
皆さんのために腕を磨いていきます。引き続きよろしくお願いします。

全社セッションを振り返って感じたこと

そんなわけで、今日は通常の放送なんですけれども、先週の金曜日に私たちNOKIOOという会社で実施した、普段はフルリモートのメンバーも本社のある浜松に集まって、今年も一年頑張ろう、オー!みたいな時間を設けましたので、その個人の振り返りを共有させていただこうかなと思います。
もちろん、その時間に対しての気づきもいろいろあったんですけど、振り返ってみると、改めてチームは生き物だな、そんなふうに思いまして、小田木所感ですが、ちょっと聴いてください。

まず、金曜日に実施した全社セッションがそもそもどんな時間だったのかというところですが、普段はリモートベースで事業もチームも運営しているので、そういう意味では、例えば、このVoicyの木曜コーナーに登場するなつさんなんかは福岡から駆け付ける。他にも神戸のメンバーが来たり、同じ静岡県内でもりなさんは三島ですので三島から来たり、こんな感じで新しい一年の期初のスタートにみんなで集まって、方針と戦略を共有して、対話をする。こんな時間でした。
ちなみに、私たちは全社といっても20名足らずの小さな組織ですので、皆さんがイメージするのであれば、ちょっと大きめのチームか、もしくは事業テーマでくくって集まった面々、そんなサイズ感を想像していただけると一番近いかなと思います。
そこで対話する内容には、例えば、会社のミッションビジョンバリューとか、中長期の方向性とか、今期のテーマと事業戦略、こんな感じで幅広くあるんですけれども、それとは別に今年のコンセプトみたいなものがあるんですよね。どんな一年にしたいか?それは目標でもアクションプランでもなく、どんな一年をみんなで作りたいか?どんな雰囲気を一年間醸成していきたいか?そんなものに近いかなと思うんですけど、そんな今年のコンセプトが、シリアスファンになりました。
英語だと伝わりにくいかもしれないですけど、とことん真剣に、真剣にやるからめちゃくちゃ楽しい。そんな一年にしようよ。
これが今年のコンセプトなんですよね。
なんでこのコンセプトかですけど、前期の11月までの一年って、まだたった14年しかない私たちの社歴の中で、かなり大きな節目になる一年でした。
だからこそ、新しいステージに入って、いつも創意工夫をしているけれども、さらなる創意工夫が求められる、そんな一年なんですけれども、「うわ、大変だ」みたいな感じではなくて、とことん真剣にやって、だからこそますますおもしろい、そんな一年をみんなで作っていこうよ。
そんなコンセプトを共有したんですけど、まず初日の「今日のセッションがそうなった。シリアスファンだった。」これがすごくおもしろかったですね。
こういったコンセプトとか方針って、割りと大きめなものが共有されたり掲げられたりするんですけれども、でも翻ってみると、大きな方針であっても、それって毎日の小さな実践の積み重ねだと思うんですよね。
例えば、会社やチームで「創造的に」みたいなコンセプトが掲げられているとするじゃないですか。
もし本当にそれが実現するとしたら、一年をかけて何かが起こるというよりも、「今日、私たちは創造的だったか?」とか、「このミーティングはみんなにとって創造的なミーティングにできたか?」こういう一つ一つの実践の積み重ねで、みんなが「あ、これは創造的だったね」「この瞬間に創造性を感じたよね」そういう小さな実践と体験が積み重なって、結果、一年を通じて創造的だったと言える。こういうことなんだなと思いました。

集まって、共有して、対話をする、そんなステップを踏みましたけれども、方針や戦略や重点テーマ、そういった中で対話をすることによって、より本質的な論点が出てきて、本当にいい時間だったし、みんなが認識合わせを自分に紐づけてできたり、仲間の考えていることから新しい視点が得られて、「なるほど、そうだったのね」と言って、より距離感を縮めることができたり、「そうそう、仕事ってこういうのがめちゃくちゃおもしろいんだよね」そんなふうに感じられました。

チームは生き物

チームは生き物という感覚を持ったというところなんですけど、何が言いたいかというと、「そんなわけで楽しかったです」ではなくて、今期の私たちNOKIOOという会社は14期目を迎えるんですけれども、じゃあこの14期がずっとそうだったかというと、ずっとそうではないんですよね。
たったこの14年の歴史の中にも、会社全体が気合い・根性・長時間労働みたいな時代もありましたし、こういった全社で集まってセッションをするということも記者会見だった時代もあるんですよ。
記者会見じゃない対話の場を作るんですと豪語していますけれども、記者会見だった時代も、私たち自身も経験しているんです。
方針を説明すると、質問が飛んでくるんですけど、これは記者の質問なので、「それはどうなっているんですか?」「あれはどうなっているんですか?」「それはどう考えるんですか?」完全に説明する側と、質問する側、こんな構造の中で対話になってなかったなという時代もあります。
でも今は、方針を説明してみんなで対話をするときに、「会社はどうなんですか?」こういうコミュニケーションじゃなくて、全部が「私たち」で「私たち、こうしたいよね」「私たち、こうやったほうがいいんじゃない?」主語が「WE」で語られるんですよね。
チームでの仕事のやり方や連携という文化もそうだし、こうしたセッションの一つをとっても、記者会見から対話の場へ、会社の方針じゃなくて、私たちの方向性みたいな感じで語れる。
これってまさにチームは生き物なんだな、そんなふうに感じませんか。
私たち一人一人も、もちろんいろんな経験と体験の中で変わっていくじゃないですか。チームもそうなんですよね。
チームは生き物。変わっていく。
もちろん悪くもなるし、一方で、いい方向に変えていきたいと思えば、よくも変わっていく。
こういう可能性や期待がすごくあるなと感じています。

気合・根性・長時間労働型から、「健康で文化的な生活」と言えるようになった

ちなみに、そんなチームの変化の中で私も変わったなと思うんですけど、私は今、もちろんコンセプトの通り、私自身もシリアスファン、真剣にやるからめっちゃおもしろい、そんな仕事への向き合い方ができているなと思うんですけど、これが昔の私だったら、たぶん何かの犠牲の上にじゃないと成り立たないと思っていたと思うんですよ。
真剣に仕事をするには、家族との時間を犠牲にしなければいけない。趣味とか、まったりする時間を取ってる場合じゃない。もしくは、多少は疲労を感じるけれども、そこは仕方がない。
過去の私だったらそう思っていたかもしれないんですけど、今は健康で文化的な生活の上にも、ちゃんと真剣にやるからめちゃくちゃおもしろいという、そんな仕事が成り立つんだなと思ってます。
むしろ今は、健康で文化的な生活が送れないと、結局仕事の中でもパフォーマンスが上がらないし、自分だけじゃなくて仲間のことも大事にできないし、そんなコンディションで、仕事に真剣に限られた時間であっても集中するということって本当に難しいんじゃないかな、そんなふうに考えることができるようになりました。

ということで、金曜日の全社セッションを個人的に振り返り、チームは生き物だと感じたという話と、そんなチームの変遷の中での私自身の変化について、ちょっと共有をさせていただきました。
皆さん、今が天井じゃない。これ以上に変わらないものはない。
そんなふうに思えるといいですよね。

最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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