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波乱爆笑体験(自動車教習所編①)

昨日、ふと思い出した、嘘のようなホントの話を載せておこおうと思います。

私は20歳で自動車のAT限定免許を取りました。
免許の為に18歳からお金貯めていて、家から徒歩で15分程のところにある教習所に通う予定でしたが、なんと!お金が貯まったか?もうすぐ貯まるか?のところで、いきなりその教習所が夜逃げ同然で潰れてしまいました。
後に聞いた話では、生徒の方は支払済みのお金が戻ることもなく、近隣の教習所に少しの割引で再度通うことになったと聞きました。
ある意味ラッキーでしたが、当時朝が苦手だった私は徒歩15分の距離で通えなくなったことにとても落胆しました。
夜逃げ同然だったので、設備はもちろん車両もそのままだったので、もしかして他の会社が入ったりするのかな?と若き日の私は安易に考え少し様子を見ていました。

半年程たっても新しい情報が入ってこなかったので、近隣の教習所を探すことにして、自宅から3駅離れた場所にある教習所に通うことにしました。
なぜそこにしたか?は、潰れた教習所から地元の生徒さんが多数入校されて、送迎バスが最寄り駅まで来てくれるようになったからでした。

初回の必修科目が全て、朝一か夜に設定されていて本当に朝辛かったことを思い出します。

初めての場内走行の日。
それも朝一で予約してしまったので、場内は私一人でした。
初めてなので、点検の方法を教官から詳しく聞いて、
いざ!!
出発!!
初めてなのに…特に何も言われず…ただただ走れとのことで。。。。
ビビりながらアクセルを踏んで場内を1周したところで、教官が初めて世間話を振ってくれました。

教官「キミ、お国はどこの人??」
私 「どっからどう見ても日本人顔だと思うんですけど?外人に見えました?」
教官「へー。そうなんだ。ま、かわいい顔はしてるよね。」
私 「いやいや。そんなことないですよ~」

こんな話をしながら2周目を走っていました。
すると突然…

教官 少し強めに   「いい加減気が付かない??」
私  びっくりしながら「何をでしょうか??」
教官 「ここは日本だよ。車が走るのどっちか知ってる?!」
私  「人が歩くのは右ですよね?車は・・・どっちだっけ?」
教官 「日本では車は左を走ります!!君が走ってるのは右!!」
私  「えーーーーー!!!!どうすればいいですかーーーー!!!!」
教官 「もう時間だから、今日は停車場所まで戻ります。次回は絶対間違えないように!!幼稚園から通いなおしだな!!(ワハハ)」

この言葉以降私は何も言葉を発せませんでした…
まさか!そんな理由で最初の世間話をされてたとは…夢にも思いません。
なんなら、「この教官、セクハラ教官?!!!」くらいに思って話していた自分が恥ずかしすぎて、とにかく早く降りたくて仕方ありませんでした…
こんなやり取りをして、私は逆走のまま停車場所まで帰ったのであります…

そして、初回から追加教習代を払って帰るのか…と落胆しながら降車して、お礼を伝えて、とっとと追加料金を支払いに行こうと事務所に向かおうとしたところ、「お前ハンコももらわないで帰る気か?!」と怒られ、え?不合格でもハンコくれるの??とビックリしてカードを渡すと、初回で場内に誰もいなかったからなのか?
ハンコを押してくださり、初回乗車をあっさりクリアさせてくれてしてしまったのですΣ(・ω・ノ)ノ!

入校前から波乱万丈感はありましたが、まさか半年程度の教習であんなに沢山の珍事が起こるとは…
ただ朝早くて眠かったせいだ。と思っていたその日の私には知る余地もありません。


続く・・・

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