【読書感想】プロ野球チームの社員

私は西武ライオンズのファンだ。が、ファン歴がそんなに長くなく、著者である高木大成氏のことは正直知らなかった。ごめんなさい。

この本に興味を持ったきっかけは、ライオンズのグッズオンラインショップでおすすめされたからだ。そのときは購入せず、書店で買おうかと思っていた。が、なかなか書店で見つからず、ほかのグッズとともにオンラインショップで購入することにした。

ページ数はそんなになかったが、色々な点で面白かった。

一つ目、普段見ているプロ野球の裏側について少し覗けること。中継に関する話、なぜニュースでは同じ映像がよく流れるのか?は単に注目したいシーンが同じだからくらいにしか思っていなかったので「へえ~」となった。
ニュースに限らず、ほかのバラエティ番組などでもメットライフドームでの映像をよく見る気がしていたが、それも映像を販売するための企業努力なのかな?と思った。
また、千葉ロッテマリーンズのホームゲームで優勝したときのロッテの計らいはとても感動した。ロッテ戦は楽しい印象があるし、マリンスタジアムはとてもいいところだしまた行きたい。応援歌もかっこいいからコロナ明けにはまた聞きたい。
「源田の練習風景ならきっと見たい人がいる」は言葉としてもなんか響きがよい。キャンプ風景のネット配信やちょっとした練習風景をTwitterで見せてくれるのはとても楽しい。

二つ目、31歳で転職して、これまでとまったく違う仕事を始め、出向解除や異動を経験して・・・というキャリアの話。31歳は自分にとってもそんなに遠い未来の話ではないので少し考える部分がある。
筆者はどんな仕事をしていても考え方が一貫していると思う。そうであるからこそどんな仕事をしてもやっていけるのだと感じた。

3つ目、部活の話。自分の学生時代を思い出して懐かしくなった。もちろんプロを目指せるほどストイックでもないし、そんなに強くもなかったけど。競技もテニスで個人競技だったけど、団体戦もあったし、色々あったなあという思い出。一度ダブルスのペアとけんかした。なんか青春してたな。

オリンピックがあるのでしばらくリーグ戦はお休みだけど、侍ジャパンもあるし、エキシビマッチやファームの試合もあるのでそれはそれで楽しみだ。ゆるゆると西武ライオンズを応援していきたい。

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