Mステスーパーライブを見た
実家に帰ると、
下宿にはないテレビをここぞとばかりに見る。
12/27は正午から11時間も「MUSIC STATION」が生放送だった。
久しぶりにメインストリームの音楽番組を見て
思ったことを忘れないために書く。
一番感動したのは、
テレビならではのコラボ企画だった。
東京フィルと東京藝大とアーティストのコラボや、
ちがう形式の音楽に挑むコラボや、
ニューヨークからの中継など、
豪華な共演が見られて刺激的だった。
自由にアレンジする遊び心や、
実現のための人々の絆や、
創意工夫を凝らしたきらめく演奏は、
ぼくにとっても魅力的で、かつ希望をもたらしてくれた。
これまでずっと音源至上主義てきなところがあって、
音程をはずすところを見て残念な気持ちになったり
あのかっこいいソロがちがうバージョンで聞けなかったり
憧れのアーティストあるいはアイドルが動く姿を見られるという点以外にライブで既発表曲をやる意義を見いだせなかったけれど。
それに、金にものを言わせてるのか?!と僻んでしまって
スペクタクル的な見せ方を勝手に敵視してたりとか。
こういういろんな理由が、
しばらく見ないうちにほどけていて、
多様な人々が多様な得意技を持ち寄ってできたコラボ企画を
素直に受けとって尊ぶことができた。
と言ったらおおげさかな。
たぶんこう思えたからこそ、
これからはじぶんの得意技や得意技を疲労する自分を
卑下したり恥ずかしがったり見にくいと思わずに
堂々とどうですか?と他のひとに笑いかけられる
オープンな心を持てると思うんだな。
自由な学風の大学で
みんなの好きやアピールやリスペクトが
発露しまくってカオスになってるキャンパスで
過ごしてきたからかな。
じぶんができないことを妬まずに、
世界に溢れてる未知と驚きに対して
新鮮に反応できる心が育てられたのかもしれない。
なにはともあれ楽しかった。
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