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✨【営業から事務作業まで】業務効率化に役立つおすすめのノーコードツール5選!

「営業活動に集中したいけど入力業務が終わらない」「業務を自動化したいけれどプログラミングはよくわからない」このようなお悩みをお持ちではありませんか?

特に営業担当者や営業アシスタント職においては、日々顧客情報・商談情報の記録や、請求書・見積書作成など、やらなければいけないタスクが数多くあります。タスクが山積みになり、本来の業務になかなか取りかかれず、気づけば長時間労働になっていたという方も多いでしょう。

そのような業務効率化におすすめなのがノーコードツールです。ノーコードツールとは、プログラミングなしであらゆる業務を自動化するサービスのこと。営業活動や事務作業まであらゆるビジネスにマッチし、自社の業務ルールに沿って設定・仕様の変更も可能です。

本記事では業務効率化に役立つノーコードツール3選を紹介していきます。業務効率化にお悩みの方はぜひご覧ください。

💻1.業務効率化に役立つノーコード(NoCode)ツールとは?

具体的にノーコードツールを紹介する前に、ノーコードツールのことがよくわからないという方に向けて「ノーコードツールとは何か」「なぜ今注目を集めているのか」について解説していきます。

📈プログラミングコードなしで業務効率化サービス
ノーコード(NoCode)とは、言葉のとおり「プログラミングコード」を使わずにアプリケーション開発できるやWebサービスを作れるサービスのことです。通常システム開発は、JavaScriptやPythonといったプログラミング言語によって開発しますが、ノーコードの場合はコードを一切使わずにドラッグ&ドロップ中心の直感的な操作だけでアプリ開発が可能です。

通常、Webサービスやアプリケーションを作る際は、システムエンジニアがプログラミングを組んでいきますが、ノーコードツールの場合はプログラミングコードの記述を行わずに、さまざまなWebサービスを作ったり、プログラムを動かすことが出来ます。

例えば、SNSサービスやECサイトのようなものから、データ自動収集ツールやビジネスチャットアプリなどの業務効率化につながるものまで、あらゆるサービスをかんたんに作ることが出来ます。

実際に導入している企業では、プログラミングスキルを持たない非エンジニア人材が、みずからの手で業務アプリを開発し、今まで手作業で行っていた業務の自動化を実現しています。

🔎ノーコード(NoCode)ツールが注目される理由
2020年頃からノーコード(NoCode)ツールが話題になり始めました。当初はGoogleやAmazonがノーコード事業を開始するといった大きなトピックスをきっかけに、徐々に浸透しつつあります。

現在では多くの企業がノーコードを活用した業務改善に着手しはじめています。その理由は大きく2つあります。

•労働生産性の改善
•人材不足の解消
それぞれの理由を解説します

労働生産性の改善

日本の労働生産性は先進国の中でも低いことが指摘されています。日本生産性本部の調査によると2020年の国内労働生産性はOECD加盟38カ国中23位。2019年の21位からさらに順位を落としています。現在の働き方には無理・無駄が多いといわれており、それらをノーコードツールの活用によって解消されることが期待されています。
参照:労働生産性の国際比較2021(日本生産性本部)

人材不足の解消

ノーコードツールを活用することで、人材不足の解消に役立ちます。現在、日本は少子高齢化の影響により年々労働人口が減少し続けており、多くの業界・業種で人材不足に直面しています。

そこで業務上のプロセスを見直し、人がやらなければならない部分と自動化・効率化が出来る部分を分け、後者をITツールに任せることによって人材不足解消が期待されています。

✅2. ノーコード(NoCode)ツールのメリット


​生産性向上や人材不足など、多くの企業が抱える問題を解消すると期待されているノーコードツール。具体的にどのようなメリットがあるか詳しく解説します。

企業がノーコードツールを活用するメリットは主に3つあります。

•専門スキルが不要
•手作業を自動化できる
•低コストで導入が可能


🙅専門スキルが不要
ノーコードツールはプログラミングの知識・経験がない非エンジニアでも利用可能です。通常システムを動かす際にはJavaScriptやPythonなどの難解なプログラミング言語の習得が必要ですが、ノーコードはプログラミングを一切行わず、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作だけでシステムを動かすことが可能です。

例えるなら、通常のプログラミングが「プラモデル」で、ノーコードツールは「レゴブロック」のようなもの。いちからプログラミングを組むことに比べれば細かい仕様にはできませんが、ノーコードツールはパーツを組み合わせることで、かんたん・短時間でアプリを作ることが可能です。

👩‍💻手作業の自動化が可能
ノーコードツールを活用することで、今まで手作業で行っていた業務の自動化が可能です。例えば、営業リストを作成する際、今まではインターネットで検索した情報をExcelに手入力、あるいはコピー&ペーストしていた経験はないでしょうか?

ノーコードツールを使えば、インターネット上の情報を自動収集が可能です。人の手でやるよりも短時間かつ間違いもないため、時間の効率化につながり、空いた時間を営業活動に専念できます。

🔧低コストで導入が可能
ノーコードツールは低コストで導入が可能です。多くのノーコードツールはクラウド型サービスであるため、月額費を支払うことで利用できます。そのため、社内にサーバーを用意する必要や、セキュリティ対策を施す必要がありません。

また月額費も数万円程度で利用できるものがほとんどであるため、システムエンジニアを雇用あるいは外注することに比べて、コストを抑えられます。

👩‍🔧3.業務効率化におすすめのノーコードツール


ここでは業務効率化におすすめのノーコードツールを3つ紹介します。ノーコードツールと一言でいっても、ツールによって特徴は異なります。どのような業務を自動化・効率化したいかをあらかじめ検討した上で、最適なツールを選択してください。

🔸Octoparse|Webスクレイピング

スクレイピング-Webクローラー-Octoparse_format

Octoparse(オクトパス)は、コーディングなしでインターネット上のデータ収集を自動化するノーコードツールです。クラウドで365日24時間自動収集し、収集したデータはCSVやExcel形式で出力可能。今まで人の手で行っていたリスト作成業務をOctoparseに任せることで、本来やるべき業務に専念できます。

主な用途:

•営業リスト作成
•求人情報の収集
•口コミ情報収集
•売上・販売数集計

🔸Zapier|システム連携

Zapier業務効率化ツール

Zapier(ザピアー)は、異なるシステム同士を連携させることで業務効率化を実現する出来るノーコードツールです。現在では2000種類以上の連携先を持ち、あらゆるシステム連携を実現しています。。

システム連携の例としては、「新しいGmailの添付ファイルをGoogleドライブに保存する」といったことや、「Facebookに新しいリードが来たらメールを自動送信する」といったことも自由に行えるようになります。

今までこうしたシステム連携をするためには高度なプログラミングが必要でしたが、Zapierを使えばプログラミングなしで連携できるため、社内業務の効率化を実現します。

ちなみに、先ほど紹介したOctoparseもZapierとの連携が可能です。Octoparseでスクレイピングで取得したデータをGoogleドライブやスプレッドシートに自動出力が可能ですので、手作業による入力時間の削減に貢献します。詳しい使い方はこちらをご覧ください。

Zapierを介してデータをGoogle Sheetに保存する方法

主な用途:

•ワークフローの自動化
•入力業務の自動化


🔸Yappli|スマホアプリ開発

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」_format

Yappli(ヤプリ)は、国内企業が手掛けているスマホアプリ開発に特化したノーコードツールです。ドラッグ&ドロップの直感的な操作だけで、あらゆるスマホアプリを作成できます。

例えば、社内報や社内ポータルアプリなど社内向けアプリの開発や、商品カタログ・マニュアル動画など社外向けのアプリまで、自社独自のスマホアプリをだれでも簡単に作成できます。

主な用途:

•社内研修アプリ
•社内ポータルアプリ
•商品カタログ
•カスタマーサポート


🔸Stock|情報管理

Stock(ストック)_format

Stockは情報を管理するツールです。一般的にチャットツールを使用する時に、ファイル共有と情報の管理などの面倒がよくあります。Stockはこのような問題を解決することができます。ツールで「ノート」という形式のやり取りをを階層形式で、あちこちの情報を管理することができます。個人の情報管理だけではなく、チームの情報共有も簡単に実現できます。

主な用途:

•作業内容の把握や進捗管理
•タスク管理
•ミーティングの議事録管理
•問い合わせ管理


🔸営アシくん|資料作成ツール

営アシくん_format


「営アシくん」はホームページのような資料を作ることができるツールです。自己紹介、導入事例、サービス案内など、ファイル、画像、動画を埋め込むことで資料を簡単に作成できます。まだ、資料を共有しようとしたら、リンクを貼れば簡単に資料共有できます。そのだけではなく、提案書、見積もり書、契約書などのやり取りすることもできますので、ビジネスの提案から受注まで活用できます。

主な用途:

•提案資料作成
•お見積り書作成
•資料共有

📌4.まとめ|ノーコードツール活用で業務効率を格段にアップ


本記事ではノーコードツールをこれから活用する方に向けて、ノーコードツールのメリットから、業務効率化におすすめのツールまで解説しました。

今までオリジナルのシステムを開発する場合は、高度なプログラミングスキルを習得したシステムエンジニアを雇うか外注しなければなりませんでした。しかしノーコードツールを使えばリーズナブルな価格で、誰でも手軽にシステム開発が可能になります。

面倒で手間が掛かる業務はシステムに任せ、いかに自分達は顧客に価値提供できるかを考えることによって、生産性向上・業績向上につながるでしょう。

今回ご紹介したノーコードツールは、無料で使えるものもあるため、まずは実際に操作を試してみて、どれくらいの業務効率化に繋がるか体感してみてください。

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