「適度な狂気」 Joshua Walters
精神病と聞いてどのような印象を持つだろうか?
安定しない人 生活が難しそう 天才っぽい…
ネガティブなものからポジティブなものまである。
実際,コロンブスのような冒険家やスティーブ・ジョブスのような起業家は軽躁病の傾向があり,それゆえに彼らは挑み成功したとも言える。(skillness)
一方で,モーツァルトやゴッホのような芸術家は躁鬱病の傾向があり,自殺にまでいたることもあった。(illness)
精神病を患う人たちは,外から見れば少なからず変わった人だと思われるかもしれない。
しかし,それは精神病を持つ人たちとそうでない人たちを明確に分けるものではないし,本当は誰もが同じ土俵にあるのではないだろうか。
つまり,精神病のもたらす負の側面(illness)と正の側面(skillness)の間を揺れているのだ。
多くの人は中間的なポジションにあるが,精神病と言われる人たちは大多数が見えないところに敏感で,それゆえに正と負の間を行ったり来たりするのだ。
精神病を患うことは「狂ってる」なんてことではなく,人より少し敏感で繊細ということなのだ。
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