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インデックス投資今月の実績

2024年2月29日(木)。なんだかいろいろとうまくいかなくて、凹む月末日...

さて金額表示は出来ませんが、前月比のパーセント表示でインデックス投資(S&P500)の毎月の実績報告をしようと思います。今日は初めてということで、実績報告の前に前置きを少々。

突然ですが、「年収400万円」というのを3つの側面から考察してみたいと思います。

まず、日本の全労働者の年収の中央値がおおよそこのあたりです。普通の人が朝起きて夜寝るまでのふだんの生活から、家を建てる、子どもを育てるなどの人生のイベント、また貯蓄や投資や保険など、いわゆる備えに回すまでをこの範囲内で賄ってるという、普通の人の生活資金としての側面。

次に、投資界隈で言われる安全引き出し率。
毎年切り崩す金額を資産全体の何パーセント以内に押さえておけば投資元本そのものは減ることはないという指標で、一般的には総資産の4パーセントと言われています。
400万円が4パーセントであるために必要な資産を計算してみると、ちょうど1億円になります。1億円となると、なかなか縁のある金額ではないですよね。実現するのは大変だしある意味、夢のような数字です。
つまり、それだけで生活できるようになるのはちょっとかなりハードル高いと言わざるを得ない、資産収入としての側面。

3つ目は自分事ですが、昨年2023年の労働収入がちょうど400万円でした。昨年は何かとお金がかかる年で、1日も休まずに100日連続で働いた期間もあったりしました(個人事業主なので問題ないですww)。
人それぞれ事情は違うわけですが、頑張って稼ごうと思うと実はなかなかに大変なラインだったりする、労働収入としての年収400万円の側面。

以上のように考えると、年収400万円というのは何かと象徴的な数字に思えてくるわけです。

さて前置き長くなりましたが、今月のインデックス投資の運用実績です。前月末比でプラス8.6パーセント。当月拠出分を差し引いた純増加分としては6.4パーセントとなりました。

全世界的に株価が順調に推移した、ある意味かなり特殊な月であったということは頭に入れておく必要があります。今後必ず来る調整局面でのマイナス分の前受け金と考えておくといいかもしれません。
ただ、あえて今月の実績を年率換算してみると、100パーセント近くということになります。

年率100パーセントということは、資産収入だけで400万円を達成するのに必要な投資元本は同じく400万円ということになります。前置きで書いた安全引き出し率のところの資産規模1億円と比べると、随分と身近に思えてきませんか。

たまたま調子の良い、ある瞬間だけを切り取るとこういうこともある、というに過ぎませんが、インデックス投資、長期投資の、
・信託報酬等の金銭的負担(経費)の少なさ、つまり超低コスト
・運用を始めたら後はひたすらほったらかしという、実は不労所得な側面
などを考えると、長い人生を楽しむという意味ではなかなかに悪くない選択か知れません。もし投資についてご検討されているのであれば、何かご参考になれば幸いです。