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円安はどこまで進むのでしょうか

2024年7月10日(水)。

連日の猛暑ですっかり傷んでしまった体を癒やしに、今日は温泉に行ってきました。サウナに計3回出たり入ったりでデトックス。また1週間頑張れそうです。その後、ハワイアンの雰囲気漂うラ・オハナで遅めのお昼。ハワイアンIPAが美味しかった。

最近なぜだか無性にハワイに行きたくて仕方ないのです。以前は海外関係の仕事をしていたので、北極と南極、アフリカ大陸以外のたいていのところには行ったことあるのですが、なぜだかハワイには縁がなく、一度も行った事がありません。いつの日かハワイのビーチでビールが飲みたい。

ただ、今の為替ではとても欧米には行く気になれません。海外旅行をするとすれば、お互いに為替弱小国どうしの韓国がせいぜいです。

さてこの円安、いったいいつまで続くのか、そしてどこまで進むのでしょう。1ドル200円なんてありえないでしょ、と思っていたらどうもそうも言ってられないような状況にもなってきました。

本邦当局は引き続き為替介入の機会を伺っているかも知れませんが、前回の為替介入で約10兆円を使ったにも関わらず、円安の流れを止めることができていない。また米国の牽制もあって、なかなかにやりにくい状況なのも、円を売る流れにつながっているのかもしれません。

思い返せば私が社会人になったばかりの40年前、ちょうどその頃が1ドルだいたい200円という世界でした。その後、ドル高を嫌気したアメリカ主導でドル安に向けた協調介入があって、そこからあれよあれよの円高に。

日本中の製造業が、それこそ大慌てで国内から海外に製造拠点を移す。まさに国をあげて円高の流れに対応したものでした。

あれから40年の時を経て、今またその流れは逆の方向に。そう考えると、もし今後1ドル200円まで円安が進んだとしても、

「ああ、40年かけて元に戻ったということか」

と単に感慨にふけるというのが実は正解かも。

長い長い時間をかけて、行って来いのドル円。ハワイがますます遠のきます。