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成果を出すマネジメント:上級編

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生産性向上や働き方改革などの経営からの要請、人手不足やコンプラ遵守などの現場の課題、昨今の管理職やマネージャーを取り巻く環境は厳しくなり、その負担もどんどん増加しています。部下と… もっと読む
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#働き方改革

成果を出すマネジメント(上級編)vol.5:マネジメントモデルなんていらない

築山は、経営コンサルタントとして、これまで多くの経営者や中間管理職の方々と一緒に、会社の業績を上げたり、労働生産性を上げるお手伝いをして成果を出してきました。それらを通じて「気合いと根性による消耗」から脱却し「成果を出すマネジメント」が機能する条件やパターンみたいなものが見えてきました。 マネジメントに必要な基本スキルをまとめた「初級編」に続いて、この「上級編」では主に部下のマネジメントや彼等と一緒に成果を出すためのポイントをテーマ別にまとめます。 「マネジメントモデル」や

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成果を出すマネジメント(上級編)vol.6:数字で構造を理解し、数字で語る

マネジメントに関するビジネス書やセミナーの類いで必ずといっていいほど挙げられる「上司の思いを伝えることが大切」というフレーズ。 確かに「思い」がなければ仕事は無味乾燥なものになってしまうので重要なのですが、マネージャーが「思い」を語るだけでは具体性に欠け、状況が厳しくなったり障害が発生した時に部下のモチベーションは長続きせず、成果は出ません。 どこに時間やリソースを突っ込んだら効率的に成果が出せるのか?そのために、何を、どれだけ、どうやって、いつまでにやるのか?仕事の構造

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成果を出すマネジメント(上級編)vol.7:マネジメント業は「部下を顧客としたサービス業」である

マネジメントに関するビジネス書やセミナーの類いでは、よくマネージャーの重要な仕事の一つとして「部下の長所を伸ばし、短所を改善する」と言われますが、人というはそんな簡単には変わりません。 無理に変えようとして時間やリソースを使ってしまい、成果を出すことの優先順位が下がってしまっては本末転倒です。 人には誰にでも個性や特徴があり、それがある場面や人から見ると長所とされ、別の場面や人から見ると短所とされる。つまり長所と短所は根っこを同じくする表裏一体の関係なのではないかと、自分の

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成果を出すマネジメント(上級編)vol.8:組織がまとまるから成果が出るのではなく、成果を出すことで組織がまとまる

さまざまな目的や価値観を持つ人が、自発的にやりがいを持って、モチベーション高く集中して仕事に取り組むには、一定の条件と段階が必要になります。 マネージャーがやるべき仕事の一つは、部下の個性や特徴を把握した上で、その条件と段階を用意し、それを阻害する要因を取り除いたり、煩雑な事柄から守ることです。そして、それによって生み出された小さな成果の積み重ねが部下のモチベーション向上と大きな成果につながります。 「思い」も大切だが「成果」が出なくては部下は離れていく…

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