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我々は定在する遊牧民,ホモコンビビウムを目指す響きあう人類

月曜に公開収録していた #日中韓芸術祭2021 月曜だけの実物展示,火曜だけのビデオ展示を経て,オンライン制作中.オンラインに至るお焚き上げのような物理性.フィジカルという通過儀礼.生まれ落ちて質量の向こうに帰る.

会場で流れていたポエトリーリーディング

我々は定在する遊牧民 ホモコンビビウムを目指す響きあう人類
人々の生存する負荷を減らす方法は 人から見た環世界は
アジアに根底から流れる文化の系譜は
自然と向き合うためにやってきたこととは何だろうか
デジタルの自然から世界を俯瞰する方法は
ティーカルチャーでボロがボロボロ 数百年使い続けるサステイナビリティ
持続可能性の時間,成長の限界 
里山に夢破れて山河あり 草木深し荘子と老子
電子的な板とポケットに入る電子機器
イメージと物質 計算機と自然 質量への憧憬
ライフスタイルとファッション 生活習慣と人々の流行
珪素を掘り返して生まれる半導体
インテルネッツの破片 破片あふれるアヘン窟
シルクロードの行き着く先にたった大仏
荘子と老子,物化 蝶になったり老人になったり
質量存在と非質量存在を乗り越える
デジタルデータ・フィジカルプレゼンス
70年代が繰り返す 20年代が繰り返す 民藝性 柳宗悦
サイアノタイプを印刷し 着飾り生きるケミカルプロセス
アヘンが吸いたい 華厳の春

本が一冊書けそうな感じがする.マタギドライブに結合されるのだろうか.

魔法の世紀・デジタルネイチャー・マタギドライヴ.言語では表現し得ないものを表現するために言語の言外の意味を目指さないといけないのかもしれない.

そういえばデジハリゼミの屋号を決めた.上二つから作って,

Digital Plastik para la Convivencia 「ラコンビベンシアのためのデジタル彫刻」 


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落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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