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数千万人に向けて存在を知らせ,数十万人のフォロワーに向けて情報を発信し,数千人のためにメッセージを書き,数百人の仲間と集い,数十人くらいの後進を育てる.

これは落合陽一が,毎週意識していること.媒体によって考え方を変えながら,メッセージを使い分けている.テレビで何かをいうこと,twitterに情報を流すこと,書籍やnoteでメッセージを伝えること,落合塾みたいなサロンで話すこと,そして大学の授業とか自分の研究室で話すこと,とレイヤーが異なっているが故に考え方も違うし伝え方も変わってくる.

異なるレイヤーを意識して発信することは意味があると思うし,レイヤーごとに捕らえられている自分が違う実感がある.だからといって,僕は自分では基本的にブランドイメージがノンマネージメントの人間なので,キャラ作りとか立ち位置の明確化みたいなことはしない.単純に媒体特性に合わせて,自分にストレスなく話せることを社会科見学のように話している.受信できない人がいてもいい.メッセージが届くべき相手は,受け取ろうとしている相手だけでいいし,わざわざ無関心な人に届ける必要もないと思いながら,存在だけはお知らせしていこうというスタイルで日々を生きている.今日はそんな話.そういえばtwitterをやめて4ヶ月がたったと思いながら.

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から2年以上経ち,購読すると読める過去記事も800本を越え(1記事あたり5円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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