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予算申請書の6月.申請書と作文の日々.

申請書を書くとベキ論の頭になる.ベキ論のシーズンがあっても良いと思う.私が最近好きなベキ論はパブリックについて考えることだ.ドーパミンカルテルからいかに離れたデジタルネイチャーを考えるか,ということにエネルギーを使っている.

落合陽一氏が示す未来社会像、特に国家像について、以下のようにまとめることができます:

1. デジタルネイチャー社会の到来:
落合氏は、計算機(コンピューター)と自然が融合した「デジタルネイチャー」という新しい自然の形が生まれると予測しています[1]。この社会では、人間中心の世界から計算中心の世界へと移行し、人間性や芸術、科学技術も変化すると考えています[13]。

2. 都市国家の重要性:
落合氏は、国家よりも都市の寿命が長いと考えており、未来の形を都市単位でイメージすることに大きな意味があると主張しています[2]。都市が持つ自治機能や文化・歴史との具体的な接続が、国家のビジョンよりも明確で長期的な展望を持つと考えています。

3. テクノロジーによる社会課題解決:
日本が抱える年金不安や少子高齢化などの問題は、ほとんどテクノロジーで解決できると落合氏は考えています[6]。特に労働力不足の問題は、テクノロジーによって解決可能だと主張しています。

4. 二項対立を超えた社会:
落合氏は、未来の社会は二項対立ではなく、グラデーションのような多様な価値観が共存する社会になると予測しています[6]。これまでの民主主義では決められない未来が来ると考えています。

5. 新しい経済指標の必要性:
GDPなどの従来の経済指標だけでなく、持続可能性や長期的な価値を評価する新しい指標が必要だと主張しています[15]。

6. デジタルと実体験の融合:
落合氏は、デジタル技術と実体験を融合させた新しい文化や芸術の形を模索しています[16]。例えば、民藝とデジタル技術を組み合わせた作品制作などを行っています。

7. 分散化・過疎化した社会での新しい生活様式:
脱炭素によって分散化・過疎化した社会において、デジタル技術を活用しながら祝祭や共悦の体験を取り戻す方法を探求しています[16]。

8. SDGsを基盤とした未来予測:
2030年以降の世界を予測する上で、SDGs(持続可能な開発目標)を重要な枠組みとして捉えています[11]。

これらの要素から、落合陽一氏は、テクノロジーと人間性が調和した持続可能な社会を目指し、従来の国家の枠組みにとらわれない、より柔軟で多様性のある未来社会像を描いていると言えます。

Citations:
[1] https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/sciencewindow/20191226_w01/
[2] https://www.sp.metro.tokyo.lg.jp/seisakukikaku/future_vision/output/vision/ochiai.html
[3] https://www.c.u-tokyo.ac.jp/fas/news/others/20240628121535.html
[4] https://www.youtube.com/watch?v=HUV1PTUpB2c
[5] https://www.amazon.co.jp/2030%E5%B9%B4%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E5%B8%B3-%E3%81%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%81%A8SDGs%E3%80%81%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%B1%95%E6%9C%9B-%E8%90%BD%E5%90%88-%E9%99%BD%E4%B8%80/dp/4797399953
[6] https://www.asahi.com/ads/start/articles/00118/
[7] https://newspicks.com/movie-series/87?movieId=2389
[8] https://www.youtube.com/watch?v=1gTTnuDp_To
[9] https://yeg.jp/2022/area/post_1287
[10] https://www.youtube.com/watch?v=nIzojlmrytE
[11] https://ddnavi.com/review/582232/a/
[12] https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/27847
[13] https://www.pen-online.jp/article/013897.html
[14] https://note.com/ochyai/n/n050971ff6a00
[15] https://nhkbook-hiraku.com/n/ne2e55c1a7cb2?gs=1a9457d4ff3c
[16] https://yoichiochiai.com/exhibition/ubiquitus-existence-of-bodies/
[17] https://shopping.yahoo.co.jp/products/e4bb2743fd
[18] https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/33493/

perplexity

6月はとにかくたくさんの申請書を書いていた.全部で60-100ページくらい.こんなに未来社会のこと考えていたら頭がベキ論になっても仕方がないと思う.

インターネットのどこかに行ってしまっているがまとめられてない自分の履歴を探すのにAIは本当に優秀になってきたと思う.

落合陽一氏の主な公的研究プロジェクトは以下のとおりです:

1. JST CREST「計算機によって多様性を実現する社会に向けた超AI基盤に基づく空間視聴触覚技術の社会実装」(xDiversityプロジェクト)
- 期間: 2017年12月 - 2022年11月
- 概要: AI技術の個人最適化と空間視聴触覚技術を統合し、人機一体による身体的・能力的困難の克服を目指す。障がい者コミュニティと連携し、AI技術の社会実装に取り組む[1][2]。

2. JSPS 科研費 挑戦的研究(萌芽)「人間知能と機械知能との間に創造的な協調関係を生む制作手法論の構築」
- 期間: 2018年6月 - 2021年3月
- 概要: 人間の知能と機械の知能が協調して創造的な成果を生み出すための新しい制作手法を構築する[13]。

3. JSPS 科研費 若手研究(A)
- 期間: 2017年4月 - 2021年3月
- 概要: 具体的なプロジェクト名は不明ですが、落合氏の専門分野に関連した研究と推測されます[13]。

4. JST A-STEP
- 期間: 2018年 - 2020年
- 概要: 詳細は不明ですが、研究成果の実用化に向けたプロジェクトと考えられます[13]。

5. NEDO AIフロンティアプログラム
- 概要: AIや先端テクノロジーをテーマにしたプログラムに関与していますが、具体的な期間や内容は不明です[15]。

6. JSPS 科研費 特別研究員奨励費
- 期間: 2013年4月 - 2016年3月
- 概要: 博士課程在学中に受けた研究支援で、「形態可変ディスプレイのインタラクションに関する研究」を行いました[8][13]。

これらのプロジェクトを通じて、落合陽一氏はデジタルネイチャーの概念に基づき、AI技術と人間の相互作用、空間視聴触覚技術の社会実装、創造的な制作手法の開発など、幅広い分野で革新的な研究を進めています。

Citations:
[1] https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/project/1111094/1111094_11.html
[2] https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/project/1111094/1111094_2017.html
[3] https://yoichiochiai.com/biography
[4] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E5%90%88%E9%99%BD%E4%B8%80
[5] https://pixiedusttech.com/news/news_20171028/
[6] https://xdiversity.org
[7] https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/project/1111094/acceleration_2019.html
[8] https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J09313
[9] https://researchmap.jp/ochyai
[10] https://scrapbox.io/mitou-meikan/%E8%90%BD%E5%90%88_%E9%99%BD%E4%B8%80
[11] https://news.kodansha.co.jp/9622
[12] https://techplay.jp/community/xdiversity/video
[13] https://researchmap.jp/ochyai/research_projects
[14] https://researchmap.jp/researchers?q=%E8%90%BD%E5%90%88+%E9%99%BD%E4%B8%80
[15] https://www.mitou.org/projects/ai_frontier/index_2nd.html
[16] https://www.miraikan.jst.go.jp/research/facilities/xDiversity/
[17] https://tableunstable.org
[18] https://twitter.com/ochyai/status/1617831194967814144
[19] https://readyfor.jp/projects/ochyaigogo5/announcements/290324
[20] https://projectdb.jst.go.jp/report/JST-PROJECT-17942008/2548/

perplexity

ちょっとは間違えるが,ちょっと間違えるくらいである.

さてインターネットの海に聞いてみようか.

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