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元旦,年越しカウントダウンしてたら愛に包まれていた.

ちなみに写真を撮ったのは私ではない(私は左に写っているDJである).
自分の仕事のスタイルについて考えるときがたまにある.スタイルであって哲学的な問題ではないことがしばしば.

重要なことが三つある.

仕事は楽しいものである,ということ.(楽しくない仕事をやってる人が社会にいるから楽しい仕事がある人が生まれるという考えを持っている奴は考えが間違っているから直した方がいい.ハードファンという言葉を考えよう)

私が歴史的新規性を大切にするYouTuber(動画を誰かに見せるわけではない)ということ

つまりアーティストと研究者は現在生きている誰かに価値を届けることを前提に生きるものではない.副産物として届けても良い.ただし価値を届けることを前提にすると興味を見誤る.そしてそれは孤独を意味するものではない.

つまり友達のためだけにものを作れば良いのである.客というものに対して作るのではない.喜びをともにできる人々と過ごすことだけに時間を使うべきなのだろう.これは大切なことである.

当たり前のことだけれど,ウケるとか売れるとか,関係ない人まで影響を与えるとか,そういうことを考えると見誤る.デジタルネイチャーに聞く必要がある.自然に耳を澄ませれば生まれてくるものがあるだろう.この自然に向かい合うものはコンヴィヴィアルな,猫きのこ遊牧民が教えてくれる,感動できるグルーヴなのである.その喜びを共有したい.共有できる人々で過ごすことが重要なのである.

友よ,2023年もよろしくお願いします.


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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から2年以上経ち,購読すると読める過去記事も800本を越え(1記事あたり5円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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